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福岡×京都(Jリーグ.jp)

2連勝やー!まだまだ満足せんよー!

3月も半ばになりましたが、未だ花粉が猛威をふるっております。

今年もこの3月中旬ごろで一旦スギの飛散が終わるようですが、それと入れ替わるようにヒノキの飛散が始まります。
そうこうする内に桜が咲いて、お花見となるんでしょうから、もう春って感じですね。
この日も日陰だとだいぶ寒かったですが、日なただとうっすら汗ばむ様な陽気でした。

さて、世間ではカズの50歳ゴールやら、ロスタイムでのGKによるゴールやら、何かと騒がしかった今節のJ2ですから、アビスパの連勝など見向きもされませんが、我々はしっかり地に足を着けて戦ってまいりましょう。
連勝はしたものの、良くなかった部分もいっぱいありましたので、そういう部分の改善はしながら、チームの雰囲気は落としてほしくないというところで、次節以降にも期待したいですね。

何やら、ユニフォームが似通っているということで、ホームである対戦相手に前後半でユニフォームを着替えさせるという珍事を起こしたチームの監督さんが、アビスパと対戦する時も心配と何故かウチのチームだけ名指しで仰ったそうなので、そういうよく分からない熱視線も含めて注目度をもっと上げていけるような結果を残し続けていかなければなりません。



アビスパの狙い、京都の狙いは?


この日は、前節の殊勲の決勝点を叩き出した闘莉王と、2戦とも途中出場で結果を出しているケヴィン・オリスが共に怪我のために欠場と、スタメン、ベンチのメンバーの入れ替えを余儀なくされた京都でしたが、当初の予想通り3バックで試合に入りましたね。

アビスパとしては、この日はようやく神山がベンチに戻ってきましたが、スタメンは前節と同じ形。

京都は3バックなので、WBの裏のスペースが空いてくるとの読みから、そのスペースをどうやって使うかというところがこの日のアビスパのテーマだったと思います。
また、シーズン始めには「いかに自分たちがボールを動かして試合の主導権を握るか」というところを今季の戦い方としていたと思いますが、早くも3節目から「ある程度相手に持たせて奪ったら出来るだけ早くスペースに出してカウンター」という戦い方を選択してきました。

どちらかと言えば、京都の方がボールをこねくり回している時間は長く、現時点で支配率などの正確なデータはわからないのですが、恐らく京都の方が高かったんじゃないかと思います。
京都としては、DFラインとボランチでボールを回しながら、大黒の動き出しに合わせてのスルーパスと、エスクデロ、小屋松のキープ力、クイックネスなどを活かしたゴール前の仕掛けでうまくバイタルを使っていくという様なことを考えていたと思います。

本来ならボランチが出来るだけ前線に近い位置で前を向いてボールを受けられるような形であれば、もっとアビスパのDFラインを脅かす攻撃は出来たと思いますが、前半はアビスパの切替が早くてプレッシャーがキツかったことと、セカンドボールをアビスパに取られることが多かったために、エスクデロ、小屋松の単発の突破でチャンスを作り出すというところが精一杯でしたね。

後半はアビスパのペースが落ちたこともあって、若干ボールを良い形で動かすことが出来るようにはなりましたが、前半からこの状態であれば、今季の京都も苦しむかもしれませんね。

ここ2戦とも闘莉王からのロングボールという武器もあったんですが、これを失った替わりにDFラインを押し上げることが出来て、全体をコンパクトに出来ていたということで、闘莉王の起用も一長一短あるなと言うところですね。

アビスパは、先述の様に狙いをWBの裏のスペースに置いていたので、早速前半開始早々にそこを使ってチャンスが訪れます。

この日の2トップの一角である松田が試合中再三に渡ってこのスペースに侵入し、ここでボールを受けてくれたんですが、最初のプレーでWBの裏のスペースに抜け出した松田が相手陣内深くでスローインを得ます。
このスローインから、ウェリントン→山瀬と繋いで先制点が生まれました。

ウェリントンを使うと言うのは単純な放り込みサッカーに終始すると言うことにならなければOKなわけで、この日の先制点の様な連携からの攻撃は、最もウェリントンを効果的に使う方法の一つだと思いますし、あれだけゴールに近い位置で相手を背負ってボールをキープしてくれて、走り込んでくる山瀬に落としてくれるようなFWは、J2でも、むしろJ1でも中々いないと思います。

この日も確かに相手を背負ってプレーすることが多かったウェリントンですが、ボールを持たないプレーでもチームを助けていて、前線からのプレスバックでボールを奪うシーン、相手を引き連れてサイドに流れることで石津が侵入するスペースを空ける動き、こういうところで非常に効いていました。
もちろん、決勝点となった後半のゴールも秀逸ですが、それら全ての動きがハイクオリティーで、日本人の一試合を通しての献身性とはまた違った形での貢献をチームにしてくれていると思いますね。


また、今季のアビスパはセットプレーからの得点が多いと言いますが、セットプレーの回数が多いと言うのが得点数を上げている要因だと思います。

この日の松田もそうでしたが、出来るだけ相手陣内深いところで受けて、最悪CKかスローインで終わろうと言う意識が非常に高いですね。
基本的にはどのチームの選手もこういうことは狙っていると思いますが、無理に突破するよりも相手に当ててCKにした方がチャンスが広がると言う考え方が透けて見えますので、無理にキープや突破をせずに、簡単にクロスをあげると言うシーンが多いと思います。

この日はその跳ね返りが自分に当たって出ると言うシーンが多くて、うまくCKは取れませんでしたが、3試合終わって平均4本程度のCKが取れていますし、実際にここから点も取っていますので、確実にプラスにはなっていますね。
もちろん、ウェリントン込みでの考え方だと思いますけどね。

それと同時に上がったのがシュートの意識ですね。

結局、セットプレーを取りに行くというのもそうですが、シュートも打っているのでセットプレーになると言うこともあると思います。
この日も開始早々ダニルソンがロングシュートに行きましたし、外れはしましたが石津も枠内シュートを何本も放ちましたしね。


京都はこの開始早々の失点で浮足立ったのか、その後バタバタする時間を迎えます。
アビスパも、この機に乗じて追加点を奪おうと京都ゴールを急襲しますが、菅野を前に追加点が奪えません。
いくつか決定機も迎えましたが、京都DF陣も体を張って守っていたので点になることはありませんでした。

そうこうする内に膠着状態を迎えて前半を終えますが、追加点は奪えなかったものの、前半京都に何もさせなかったアビスパの集中力の高さ、寄せの早さ、切替の早さは見事でした。

これが90分続けば何も問題はないわけですが、中々そうはうまく行かないのがアビスパ。
ただ、大黒をどう生かすか、エスクデロ、小屋松を有機的に連携させて攻撃を構築したいと考える京都の狙いは全く機能せず、京都のWBの裏のスペースを使ってそこを起点として攻め込みたいとの狙いを的中させて先制点を挙げたアビスパの、完成度の違いが見えた前半でした。


前節までの課題はクリアできたか?


予想外だったのが、京都が動いてこなかったこと。

あれだけやりたいことがやれなかった前半を、確かに早々に失点してもその後は拮抗を守っていたので良しとしたのかもしれませんが、何の活路を見出して後半に入ったのかは分かりませんでした。

山口にしても、大分にしても、後半からアビスパの急所を突くべく戦い方を変えてきましたし、アビスパがその変化について行けず戦い方が後手を踏んでしまったことで、調子を狂わせてしまったと言うことはありましたので、後半の京都の戦い方はちょっと驚きでした。
個人的には、あれだけフィットしていなかった大黒を変えてみても良いのかなと思いましたが、大黒と言うキャラクターを考えると難しかったのかもしれませんね。

結局その後10分ぐらいを京都は無益に過ごし、ようやく残り35分のところでその大黒に代えて岩崎の投入と言う最初の交代を行います。
この交代から若干京都が息を吹き返してきた印象がありましたね。

アビスパとしては、前半に1点を先制したものの、山口戦のことを考えれば1点はセイフティリードではありませんので、当然もう1点を狙いに行きます。

ただ、この2戦の課題としてあったのが、後半足が止まってしまうと言うところ、それによってDFラインを下げてしまい、全体が間延びしてしまってプレスがかからなくなり、バイタルが空いてしまうと言うところが挙げられます。
ボールを奪って繋いでいこうとしてもサポートがないため、石津のところで潰されてまたカウンターを受けると言うこともありますし、間延びしてからの攻撃が成り立たないのは、ウェリントンを目掛けたロングボールのみになってしまうからですね。

この日は、後半に入っても集中力高く、出足の良さでの早い寄せ、ダニ、三門を中心とした幅広いカバーで中盤の自由を与えませんでしたので、京都の攻勢に対してアビスパのチャンスこそ多くは作り出せませんでしたが、一方的に押し込まれることもなく、拮抗した展開を続けます。

井原監督としては、このままではいつか崩れるという危機感もあったと思いますので、次の手を打つタイミングを考えたと思いますが、今日の山瀬は疲れてはいるものの、カウンターにおいては効果的な配球で効いていましたしので、受け手である松田を代えることで、より前への推進力を高めたいと言うところだったかもしれません。

松田に代えて2トップの一角にポッピが入ると、そこから待望の追加点が生まれます。

徐々に京都がWBを中心にワイドにピッチを使って攻撃をしてくることでアビスパのゴール前に迫りつつありましたので、その出鼻をくじくゴールになりました。

ただ、残念なのがせっかくの追加点の後にすぐ京都に1点を与えてしまったことでしょうか。

DFラインとボランチの間のボール回しの中で、相手のプレッシャーが早く慌てたところをダニルソンがファール気味に高い位置で奪われてしまいます。

その切替のところが遅く、周りも一瞬ファールかな?と言うセルフジャッジもあったとは思いますが、奪った吉野からエスクデロに展開、そのエスクデロが簡単に中に折り返すと、それに対して全く準備が出来ていなかったアビスパDF陣は後ろから走り込んできた仙頭をフリーにしてしまいました。

この日のダニルソンは、攻守に非常に効いていて、セカンドボールへの反応、読みも的確、前に出て奪う体の強さ、寄せの早さなどを見ても非常にコンディションが良いのが分かりましたし、アビスパに来てこの1年ちょっとの中ではベストと言えるパフォーマンスだったと思いますが、この失点シーンに限らずボールを失う機会が非常に多かったですね。

これは、名古屋時代もそういう選手でしたので、今日の試合だけのことではありません。
何ならダニルソンがそういう選手だと分かった上で周りのサポートを早くして行かなければならないと言うことだと思いますが、あのタイミングでダニルソンに狙われやすいパスを出した亀川にも責任があると言うことかもしれませんね。

あとは、ファールっぽい取られ方だったので、不運な部分もあると思いますが、そういうシーンでいかに早く切り替えるか、と言うところでは、この試合のそれ以外のシーンではほとんど集中を切らすことがなかったアビスパが唯一集中を切らしたシーンで失点したと言う、サッカーの厳しさを改めて思い知らされる1点だったと言えると思います。


その後、井原監督は、城後、實藤と交代カードを切り、相手の3バックに対してミラー的に5バックにしてリードを守りきりました。

大分戦の時は、相手のワイドの選手の対応に苦労し、マークの受け渡しが曖昧になったことでバイタルエリアを使われるという場面がありましたので、相手の攻勢に対してシステムを揃えることでマークの相手を明確にし、守備を強固にすると言う采配は、事前に準備されていたこととは言えさすがだったと思います。

城後が準備していた時はまだ2-0だったため、ポッピとの2トップで考えていたと思いますが、しっかり前から追って欲しいと言うところでトップの位置に、その後は山瀬と實藤との交代で5バックになってからはシャドーの位置で走り回りました。

後半に失点はしてしまったものの、システム変更と先を見据えた選手交代で足が止まると言うこともなく2-1でゲームを終わらせることが出来ましたので、過去2試合の反省が行きたゲームだったと思いますね。


ポッピ使える?


この日、ウェリントンのゴールをアシストしたポッピ。

山口戦に続いての2試合連続途中出場で、アシストと言う結果を残しましたが、ファンが期待するのは彼のゴールでしょうね。

この日も、石津のクロスからどフリーのヘディングをバーの上にふかしてしまいましたが、徐々にその時は近づいていると思いますね。

井原監督はこの日、交代のファーストチョイスとしてポッピを選択。
状況としては1-0でリードしている段階でしたが、このまま逃げ切るのは難しく、追加点がどうしても欲しいと言うことで、疲れの見える松田との交代でウェリントンと2トップにしました。

前節の山口戦でも途中出場しましたが、この時は一方的に押される展開を何とか押し上げたい、チーム全体を前に向かせてくれる推進力としての投入も、うまくボールに絡むことが出来ずに貢献したとは言い難い出来でした。

ですが、この日は、若干オープンな展開になりかけていたことと、京都がリスクを冒して前にシフトしていたためDFラインの裏にスペースがあったと言うことで、ポッピの良さが生きやすい状況だったとも言えますね。

カウンター気味に奪ったボールを山瀬がスペースに流し込み、そこに走り込んで受けたポッピがゆっくり中央を伺って、ウェリントンに緩いクロス。
ウェリントンは相手DFの視界から逃れる動きでマークを外し、フリーになったところにドンピシャのクロスが来ましたので、DFの寄せを気にすることなくゴール。

中をしっかり見ながらプレーする時間がありましたので、ウェリントンの動きと特性を理解してのクロスだったと思いますが、こういうアシストと、カットインしてのシュートと、良さをもっともっと出して行ってほしいですね。

ただ、後半30分ぐらいプレー時間があった中で見せ場はこことどフリーのシュートを外したところぐらいで、後はアビスパが守備をする時間が長かったのもあって、そこまで良さを出すシーンは見られませんでした。

何しろ、彼にはまだまだ時間が必要でしょうね。

ウェリントンは日本の笛の基準を分かっていますが、ポッピがまだそれが分かりませんので、ファールをもらいに行って吹いてもらえずカウンター、みたいなシーンを作ってしまいました。
また、守備においては、頑張って戻ってくる方ではありますが、約束事を完全に理解しているとは思えず、サイドの守備に入った時には簡単にフリーにさせてしまったりと言うシーンが目立ちましたので、この状態でスタメンから使うのはちょっと怖いな、と言う印象ですね。

終盤は5バックになりましたので、5-4-1の1トップを務めましたが、このポジションの選手は体を張ってボールをキープしてくれないと守備が終わらないので周りがキツいんですが、ロングボールにも競ってくれないシーンもありましたので、ウェリントンの代役みたいな使い方は無理ですしね。

ここらへんがクリアになるまでは、当分ベンチスタートが続くんじゃないかなぁと思います。

ですが、攻撃におけるプレーの正確性や、ゴール前でのアイデアみたいなものは豊富ですので、逆にポッピがウェリントンの相方として定着できるときがきたら、かなり強力な2トップになることは間違いないと思います。

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嬉しい連勝


ホームで久々の勝利です。

しかもその相手が苦手京都と言うのは更にうれしい。
これで昨年7月のFC東京戦以来のホームでの勝利です。

何か久しぶりすぎて逆にそんなに久しぶりの感覚がなかったですね。

ですが、まだまだ始まったばかりですし、他のカードを見れば、遥かにアビスパよりも完成度が高いチームはいくつもあります。

この勝利で得たものは勝点3だけではないはず。

この試合、2得点ともにウェリントンが絡んだ形でしたが、どちらもロングボールからの攻撃と言うわけではありませんでした。
もちろん、試合の中でそういう形は何度もありましたが、それ一辺倒と言うことでもありませんし、試合を通してチーム全体が切替を早く、出足の良さで相手に早く寄せる、1対1の局面で負けないと言うことを徹底できていたと思います。

少なくとも、個人能力に長ける選手は揃っているんですから、そういう選手が切替を早くして集中して試合をこなすことが出来れば、そうそう点は取られないし、得点機は必ずやってくると言うことだと思います。

アビスパに一番大切なのは、自信を持って試合に臨むことと、点を取られても下を向かないで一つ一つ返していくことでしょうかね。

この京都戦は、それを思い出した一戦だったと思います。


去年はJ1で戦ってたんよ!

驕ることはいけませんが、その自信まで捨てることはありません。
ひたむきですが、卑屈にならずに、堂々と戦っていきましょう!

一つ、一つ。

ゆう

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