福岡×熊本(Jリーグ.jp)

見せかけだけの好調か、地力か、この試合でわかる!

さて、4節。

東北のクラブが雪で開催できないと言う事情があるため、九州のクラブが自然とこの時期のホーム戦が増えてしまうと言う事情が見え隠れしますが、4節にして早くもホーム3試合目と言うことで、ホームでの開催をこんなにバンバンやられてしまうと移動がない分コンディション的には楽ではあるものの、この先が怖いですね。

何せ開幕してからホーム→山口→ホームと、ここまで福岡と山口でしか試合をしていません。
まぁ、今回の対戦相手である熊本も、ホーム→岡山→ホーム→福岡なので、似たようなもんですけどね。

こと集客に関して言えば、開幕してから4試合中3試合がホームってことで、どれかに行きゃ良いか、とライト層はなりそうなので、心配です。

実際、前節の京都戦は7500人ですから、影響が全くなかったとも言い切れない数字ですね。

J2なのに7000人越えたことを喜ぶべきなのかもしれないけど、その内の一体何枚がタダ券なのかとか考えると複雑です。
タダ券で来てくれた人もスタジアムでお金を落としてくれさえすればマイナスではないわけで、そういう人が次回有料で来てくれればってことも含めてクラブはタダ券を撒いてるんでしょうから、タダ券がすなわち悪とは全く思いませんが、それを撒いてもこの数字ってところを、アパマン体制3年目の経営陣がどう評価するのかってことですね。

これは個人的な感覚ですけど、スタジアムイベントも徐々にJ2感漂うものになってますし、J1にいないから豪華に出来ないんだってことであれば、やはり結論は是が非でも今季1年で上に上がりましょう、ってことなのかもしれないです。

アパマン様が灯してくれた存続の火を絶対に消してはいけないってことを考えれば、チームはもちろん、関係者もファン・サポーターも、今季が正念場ですね。



上里に良い形でボールを持たさずに、最後の最後まで集中が必要


さて、今節の対戦相手である熊本ですが、今季未だ敗けがありません。

前節、スポーツニュースでの話題をさらったGKによるロスタイムの同点弾で追いついて勝点1を奪ったわけですが、その前の試合でもロスタイムのゴールで追いついているわけで、この終盤の粘り、諦めない気持ちと言うのは本物だと思います。

ちなみに、同じく話題をさらった松本山雅は急遽3rdユニを用意してこの窮地を乗り切りました。

岐阜方面への謝罪も済ませ、この問題の解決法としてはベストの選択だったと思いますし、監督のコメントを聞いた時にはちょっと耳を疑いましたが、クラブはまとも、いや、素晴らしい対応だったんじゃないかな、と思います。

こうなったらアビスパとの対戦まで3rdユニを温存してもらっておいて、41節で初お目見えってのに期待したいですね。

話が逸れましたね。

今季の熊本は、昨季までの攻撃の柱である清武功暉を放出し、守備に重点を置いて守り勝つサッカーを強いられるシーズンになりそうです。

また、ここ最近の怪我人の頻発でベストメンバーを組むことが難しくなっていますので、複数ポジションをこなせる選手のスクランブル出場と、スタメン当落線上の選手で試合に臨むと言うこともハンデとして抱えながらの4試合目と言うことですね。

怪我人に関しては、今週の練習から安柄俊、齋藤、植田らが戻ってきている様ですから、徐々に揃いつつあると言うことでしょうか。
前節また小谷と三鬼が離脱しましたので、まだまだ完全にとは行きませんが、まぁ、どのチームも怪我人を抱えながらのリーグ戦は当たり前ですので、手駒の中でどう選択してくるか、と言うところですね。

熊本のサッカーの特徴としては、基本的には状況を見ながらですが前からのプレッシャーを強めて、なるべく高い位置で奪うと言うことと、奪ったら素早くゴールに向かうと言うところ、遅攻に関してはしっかり後ろから繋いでと言うところが挙げられると思います。

キープレイヤーはボランチのコンビである上里と村上でしょうか。

前節、村上が負傷で途中交代しましたのでもしかしたらボランチのところは上村か上原になるかもしれませんが、このボランチのところが、いかに前でボールが奪えるかと言うところが鍵になると思われます。

前節でも、山形がちょっとボールを下げると、ボランチがFWを追い越してプレスに行っているシーンがありましたので、一旦行ったら行ききる、というのを約束事にしているのかもしれません。

そのボランチが前に出たことで空いたスペースは、サイドハーフが絞って埋める様になっていると思われますが、そのサイドハーフがスライドしたことで空いたサイドのスペースを山形に使われてシュートまで行ったシーンがありましたので、アビスパとしては、敢えて食いつかせてスペースを空けて、そこを使うと言うことも視野にいれると良いかもしれません。

もちろん、相手の前からのプレスをしっかり交わさなければそのチャンスは生まれませんけどね。

攻撃においては、このボランチのところの上里がどれだけ高い位置を取れるか、と言うのが熊本は鍵になってきますね。
上里が前を向いてFWに出すスルーパスはかなり精度が高いですし、そのスルーパスを受けられる選手も熊本にはいますので、この選手をゴール前でフリーにしてはいけません。

アビスパとしては、ここ何試合かの失点の形では決まってバイタルを使われていますので、ここを空けないで、ゴールまではしっかり寄せていくことが大事です。

また、熊本の期待の星である嶋田も要注意人物の一人ですね。

山形戦ではあまり持ち味を出せませんでしたが、彼の左サイドからの仕掛けは脅威ですので、しっかり二人がかりで対応すること。
熊本とはシステム的にかち合いますので、サイドハーフとボランチ、ボランチとSBなど、チャレンジ&カバーが成り立っていれば、そう難しい局面は迎えないとは思うものの、相手のSBも攻撃には積極的に上がってくるタイプですので、人数をかけられる攻撃に対応できるかが重要になります。

熊本はアビスパと同じく前線の顔ぶれが多彩で、FWに誰を起用してくるかで攻撃の仕方も変わってくるとは思いますが、安柄俊が出てくると怖いなと言うのはあります。

開幕戦で2ゴールしましたが、その後は怪我でプレーを見せられなかったものの、今週の練習には出ているようなので、アビスパとの試合には先発してくる可能性は高いと思われます。

とにかく怪我が多くて、プロのキャリアも怪我との戦いになっているのがかわいそうですが、怪我さえなければあの川崎でも多くのゴールを決めていたかもしれない逸材です。
熊本でも早速ゴールを決めていますし、怪我にも悩まされています。

印象としては泥臭いゴールが多い選手ですが、身体能力が高くてヘディングも強いと言うところでしょうか。
決して体が強いわけではないので、ポストプレーヤーと言うことではなく、ゴールまで体を張ってゴールを決められる選手ではあります。

熊本もセットプレーでの得点が多いですが、キッカーの上里も良いキックを持っていますし、中で合わせる選手も空中戦に強い選手が多いので、セットプレーの守備が弱点のアビスパも要注意ですね。

前節は巻が先発しましたが、相変わらず前線で起点になっていましたので、スタメンの可能性もあるかもしれません。
巻が出ると、若干長いボールでの攻撃が増える印象ですね。

前節は出場しませんでしたが、ベンチには平繁も控えていますし、誰が出ても違った形で高いクオリティの攻撃が成立するチームです。


また、先述の様に2試合続けてロスタイムのゴールで追いつくというサッカーをしている通り、もしアビスパがリードしている状態だったとしても試合終了の笛がなるまで気が抜けない相手と言うことで、いかに集中を切らさずに90分戦い抜けるかが重要と言うことが分かります。



ハイプレスをかいくぐってサイドを攻略!


守備は、ブロックを作っての守備と言うものがベースにあると思いますが、状況に応じて前からもプレスをかけますので、90分の中でバランスを取って来ると言う感じですね。

前から行くときは、前述の様にボランチまでがDFラインのボール回しに関与してきますので、そこを外せれば大きなチャンスになります。

熊本にとっての懸念としてはこちらも怪我人を多く抱えているということで、小谷が前節負傷交代、三鬼も離脱ということですので、DFラインは黒木、園田、植田、片山と言うメンバーになるでしょうかね。

前節は急遽光永がCBで出場し及第点のプレーを見せていましたので、スタメンはないと思いますが、ベンチに入る可能性は高いと思います。

もし出場すれば、2014年5月31日以来のレベスタでのプレーと言うことになります。

ユースケにしろ、惇にしろ、ユース出身でトップに昇格し、その後他チームに移ってレベスタに帰ってくる選手と言うのは感慨深いものがあります。
もちろん、過去所属選手は全てレベスタで見れれば嬉しいんですが、ユースの選手は福岡出身の選手が多いですから、余計に思い入れがありますよね。

個人的に和樹の後を継いで福岡市出身の選手としてアビスパの左サイドを疾走してくれる選手だと思っていただけに、武者修行の中で結果が出ずに今季完全移籍した熊本の地で出番を得たと言うのは少々複雑ですが、いつかまた一緒にプレー出来る選手に育って欲しいと言う意味でも、試合に出てくれるとうれしいですね。


熊本のハイプレスをかいくぐればチャンスがあると書きましたが、熊本が集中している時間帯は、ハイプレスに合わせてDFラインも上げてくるので、単純に放り込んでも跳ね返されるのがオチです。

井原アビスパが今季取り組んでいる、相手のプレスを交わしてサイドにつけて、そこから中との崩しでペナルティエリアの角を使うと言う考え方で行けば、大きなチャンスを作れると思いますので、安易に蹴り出さないことが大事ですね。

その意味では、岩下からの効果的なロングボールが左右にしっかり散らせれば、チャンスは作れると思います。

ここでは、亀川に期待したいですね。

山口戦でも京都戦でも惜しいシーンがありましたが、今季の亀川は例年になくゴールに近づいてきていると思います。
左サイドに石津が入り、石津が周りを効果的に使える選手であるため、左サイドでのパス交換の中から、亀川がゴール前に顔を出せる機会が増えています。

昨季までの金森とのコンビでは、結局ゴール前で金森にボールを出す役しか回ってこなかったため、ゴールを狙おうと思えばカットインしてシュートと言う形しかありませんでした。

しかし、今季は石津に一回当てて、自分自身がペナルティエリアに入っていくと言う動きも出来るようになってきているので、シュートを打つシーン、相手のゴール前の最深部からマイナスに折り返すシーンなど、得点というところにより近いプレーが増えましたよね。

この試合でも、相手のDFラインは高いですので、抜け出せば一気にチャンスになる可能性が高いです。

そこから得点を決めて、アビスパでリーグ戦68試合で縁のなかったゴールと言うものを掴んでほしいですね。


これは、アビスパも含めてJ2のチームに多く言えることですが、結局良い形は作るものの、最後のところの詰めや細かいところまでの気配りが足りないことで、得点に繋がらなかったり、思わぬカウンターを受けたりと言うことがあります。

J1チームにももちろんミスはありますが、一つ一つのプレーの正確性や判断のスピードの早さが違っていて、J2の中でもそのレベルにある選手を多く抱えるチームが、戦術や連携を越えた部分での力技で勝点を奪っているのを改めて実感しています。

そうやって上がったとて、J1で定着できるわけではなく、やはりチームとして成熟していく過程が必要なんだとは思いますが、それでもやはり、この力技で得点出来る部分があるチームであれば、最後の最後まで諦めるべきではないし、逆に相手にもそういうミスが必ず起きると思って試合をして行くことも大事なのかもしれないですね。

特にここまでの3試合、そういうミスに大いに助けられた部分がありましたし、これからもそういうことがあるかもしれないと思っておくことが、1点に繋がるかもしれません。



地力に勝るチームになれるか


早くもホームでの九州ダービー2試合目。

九州は、もうあと長崎しかいませんので、ホームには長崎が来るのみです。

個人的には九州ダービーと言っても、確かにお客さんは多く来ますが、あまりピンときません。
もう何年も一緒にやってきてますけど、熊本も長崎も大分も、あまり他のJ2クラブとの差は私の中ではなくて、決して九州ダービーを否定しているわけではないんですけど、そう気負いすることなく戦ってほしいなぁ、と言う程度ですね。

それよりも、旧知の選手が来てレベスタでプレーすることの方が、いろんな感情が湧き上がります。

特にアビスパ在籍時に好きだった選手は複雑な気分になりますし、出て行き方が悪かった選手なんかは、可愛さ余って憎さ百倍的なところもあるし、それはそれで試合を盛り上げる要素の一つとして楽しんでますけどね。

アビスパはJ2が長いってこともありますし、アビスパから移籍する選手はどちらかと言うと下位カテゴリーや格下チームに移籍する選手が多いので、J2だと頻繁にそういう選手との邂逅があるわけですが、そういう意味だとこの熊本戦、光永とともに、久藤コーチ、財前ヘッドコーチの凱旋も楽しみですね。

久藤コーチは育成年代の指導から熊本のトップチームのコーチに就任したわけですが、いずれはアビスパのベンチに戻ってきて欲しい人の一人ですよね。


チームはこの熊本戦に3連勝を賭けます。

J1の優勝戦線に残り続けるためには、3連勝以上の連勝を何回か経験しないといけません。
2015年の様な終盤の奇跡もありますが、そういうものは想定して出来るものではありませんし、確実に勝点を伸ばしていくためにも、ホームでいかに勝てるかが大事です。

2017年型のアビスパもまだ固まってるとは言えませんが、熊本も未だ前線を中心に骨子が固まっっていないとも言えるかもしれません。

そんな中でも、熊本、アビスパともに勝点をじわじわと積み上げており、一見すると好調の様に思えるわけですが、実態はどうなのか。
勝点的に好調同士の対戦となる今節で、どちらが化けの皮が剥がれるのか、決してアビスパが本調子ではないと言うことがポジティブな意味もあるとは言え、熊本に後れを取るわけにはいきませんよね。

地力があるチームは、苦境に立たされても何とかそれをひっくり返すチーム。
イーブンな展開でも、少しの綻びを見つけて相手のゴールを陥れることが出来るチームです。

そういう地力を付けていくことが、今季のアビスパのテーマの一つでもあると思いますので、この熊本との難しい試合の中でも、どうやって選手たちがそれを乗り越えていくのかが見たいですね。


だからって、城後のGKみたいな死闘は勘弁よ!

3試合連続のウェリントン砲と、亀川の初ゴールですっきり勝ちましょう!

ゆう

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