皆さんは「痛み止め」の薬を飲んだことがありますでしょうか??

僕はあります!

しかし「痛みを止める」薬というのは「痛みの原因となる症状を抑える事で、痛みを止めている」訳です。

リハビリテーションの現場でも

「痛み止めがよく効いているわ!」

「薬を飲んでも飲まなくても変わらんな・・・」

など様々な声を聞きます。

今回はよく患者さんにも説明する痛みの事について!!

【痛みの種類】


よく僕は現場で「痛みはいくつか種類があります」と説明します。

ざっくり分けて4つあります。

1、炎症性の痛み


これがいわゆる皆さんの言う「痛み止めの薬」に代表する抑えておきたい大きな痛みの部分です。

ケガなどにもよく使われます。
打撲・切り傷・骨折などのケガの痛みは「侵害受容性疼痛」と言われています。

整形外科でも内服や湿布などでよく処方されますが、これに対して出されます。

医師でも便宜上「痛み止め」と言う先生もいますし、「あくまで炎症を止めます」とキチッと説明する先生もいます。

どちらがいいと言う話ではなく「炎症に対して使用する薬ですよ」と言う把握が必要です。

何が言いたいのかと言うと、

炎症以外の部分の痛みに対しては効果が乏しい

と言う事です。

これが薬の「効く」「効かない」と言う話に発展します。炎症止めの薬が効かない場合は次にあげる痛みの種類が関係します。

2、神経性の痛み

正確には「神経障害性疼痛」と言うもので、いわゆるケガ(打撲・切り傷・骨折など)の痛みとは違う痛みです。(怪我は「侵害受容性疼痛」でしたね。)

慢性的であったり、痛みの範囲が広い、神経の流れに沿っている などの症状で、

「何かしらの原因で神経がダメージを負っているために生じている」痛みです。

この痛みに対して「炎症止め」薬の効果は少ないです。

3、痛みを感知する脳の誤作動由来の痛み

たとえば「転倒し、膝をすりむいちゃいました」

この時、神経と脳との間では・・・

痛みの感覚を脳に伝えます:「おい、こけたで!すりむいたで!」と。

次に脳は痛みを抑制しようとします:「大丈夫大丈夫!そんな痛くないよ!」と。

この、①が上行性疼痛伝道系、②が下降性疼痛抑制系と言われています。

どうして脳は②のように痛みを抑制する必要があるのか?

それは、ただの擦り傷が「この世の終わりのように」痛みを感じてしまうと、脳も自分自身も大パニックを引き起こしてしまいます。

そもそも脳は「痛い」「効率悪い」などのネガティブ要素は嫌いな訳です。

しかし、痛みが慢性的であったり、うつの症状があれば②の抑制機能が低下してしまいます。

この②の機能を元気にする(賦活する)薬があります。

これも一種の「痛み止め」の薬となる訳です。

4、拘縮性の痛み

ここがやはり、僕ら施術者(セラピスト)のフィールドです。

人は「身体が硬いと痛みが出やすい」です。

いわゆるストレッチで伸ばされる筋肉、様々な手技で緩められる関節包などの組織、筋膜リリースやブロック注射などで緩められる筋膜であったり身体ではたくさんの組織が存在し、これが原因で痛みが出ます。

【まとめ】

よく患者さんの話で聞くのが「勝手に薬を使うのをやめる」と言う方がいらっしゃいます。

正直な話、施術者も薬の効きで症状を判断している事があります。

大事な部分では「炎症性の痛みがあるのかないのか」が最も重要です。

と、言うのも「炎症」に対しては施術者はやれる事がないです。むしろ触る方が「炎症性の痛み」に対しては毒です。

しかし、炎症性の症状があっても手技を行うこともあり、それが痛みの軽減に繋がることもあります。

それは「炎症性の痛み」ではなく「拘縮性の痛み」に作用していたりする訳です。

ですので勝手に薬の使用をやめたり、薬の効きをあんまり意識していなかったりすると症状の照準合わせがブレる訳です。

ですので、処方された薬はしっかり使用し、使用の中止は医師の判断に委ねるのが最もベストです。
下記もチェックして頂ければ嬉しすぎて泣きます。

Yuプロフィール

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