この記事の要点を先に言うと、
エステ小姐と付きあったとき、仮につきあうために金がかかったとしても、
『これだったら、店に行ったほうが安い』などとは、けして考えてはいけない、
というものだ。

では、以下、本文。

【「エステでは抜きを買うな、時間を買え」の意味】
昔の記事(すでに削除)で、俺は、
「エステでは抜きを買うな、時間を買え」という、格言めいた言葉を書いたことがある。


ただし、ここで言うエステとは、怪しげな健全店の場合だ。
つまり、表向きは抜きのないが、実際には、延長したり追加料金を払ったりすれば、嬢によって抜きがあったりなかったりするような半健全店に限定した話だ。
デフォルトで抜きがあるような店(コースによって確実に抜きのある店)はまた別で、対象としていない。


この『格言もどき』がどういう意味かというと。

抜きがあったりなかったりする半健全店は、風俗エステに比べれば、時間単価は安い。
しかし、いくら時間単価が安くても、長時間延長すれば、総額はかなりの額になってしまう。

なので、「抜いてほしいから延長」、「延長すると何かありそうだから延長」というのは、結果的に高くつく(コストパフォーマンスが悪い)。

なので、あるかどうかをわからないのに、何かを期待して延長するのはやめたほうがいい。
ただし、その嬢と、もっと長い時間一緒にいたい、とか、もっと今のまま施術を受けていたい、ということだったら、時間単価が安いのだから、いくら延長してもよい。
そういう意味だ。


もっと具体的には、抜きありと抜きなしの価格の差というのは、3000円~5000円くらいだから。
そのくらいの追加料金(または延長)で確実に抜きがあるなら、それは応じても損はない。
しかし、1万も2万も延長(追加)して、単に手で抜いてもらうのであれば。
それは、損だ、ということ。

以上が、「エステでは抜きを買うな、時間を買え」の趣旨だ。
こんなこと、改めて言わなくても、皆様は、重々ご承知かもしれないが。


で、以上の話は、すべて、普通の客がふつうに施術を受ける場合の金銭的な損得(コストパフォーマンス)に限定した話だ。
嬢と仲良くなるとか、プライベートで付き合うとか、特別な関係になるとか、そういう状況は考慮していない。
あくまでも、客として施術を受ける、という状況に限定している。
極めて細かい損得に限定した話である。せこい話だ。


我々のように、嬢とプライベートで付き合うことを目的にエステに行く場合、話はまったく違う。
もちろん、ときと場合によるが、基本的な考え方として、料金の時間単価は気にしてはいけないのだ。



【エステ嬢と付き合う場合に発生する経費(モデルケース)】
では、エステ嬢と仲良くなって、付き合うとしたとき、いくらぐらいお金がかかるだろうか。
いろいろな場合はあるけれど、「やや多め」の場合を想定して具体的に書くと。


エステ嬢の多くは、彼氏も店に呼ぶから、毎週1回店に行くとする。
1回1万でも、月4万だ。 
 ※もちろん、店に呼ばれない場合もある。あくまで、多めに算出している。

そして、外でも会う。
デート代(食事代とかホテル代とかもろもろ)はピンキリだけれど、少なくとも1回平均1万くらいかかる。
小姐は贅沢だから、ね。
これで、6回会えば、6万だ。


2か月に1回は、なんだかんだでプレゼントや援助をねだられる。
誕生日、バレンタイン、クリスマス。
学費が足らない、家賃が足らない、ノルマがたらない。
帰国ための航空チケットが買えない・・・。
そんなこんなが日常茶飯事あり、これが、1回6万として。


さて。月になんぼかかる?
平均すれば、13万円だね。


もちろん、デート代の半分は自分も楽しんでいるのだから、イーブンだし。
合計の13万といっても、これがすべて嬢の収入になるわけでもないのだが。
また、すべてのエステ小姐が、こんなに金がかかるつきあいになるとは限らないわけだけれど。
でも、このくらいの出費は普通によくある話で、何も特別例をお話ししているわけじゃあない。
逆にもっとかかる場合もあるだろうし。
いろいろなケースはあるにしても、一応、これくらいは覚悟して、もっと安く済んだらラッキーと思うべき、と理解いただきたい。



【小姐とのプライベートの付き合いの損得勘定】
で、月に13万円かけて、何回エッチするかというと。
これもいろいろだけれど。
嬢の皆さんはとても忙しいので、せいぜい、時間がとれるのは2回くらい、ということもよくある話だ。

月2回エッチしたとして・・・1回あたりのエッチの費用は、6万5千円、となる。

エッチのことだけを考えたら、とうてい割にあわない。

だって、そうだよね。
若くてかわいい子がいるかどうかは別にしても、チャイエス本番店に行けば、1回1万程度でエッチできるからねえ。

エッチ1回あたりで考えなくても、月13万自体、多額の出費だ。
そのエステ嬢にカモの客がいたとしても、そこまで入れ込んでいる客は、そうそう何人もいないだろう。
ということは、客でいるよりも多額の費用がかかるということになる。
そう考えると、まるでコストパフォーマンスが悪いということになる。



【小姐とのプライベートの付き合を損得勘定で考えるべきでない?】
小姐とのプライベートの付き合いというのは(全部が全部じゃないが)こういうものだ。
自分の恋人なのに、ただの客でいるよりもお金がかかる。
そして、こういう付き合いをしていると、自分が本当に恋人なのか、ただのカモなんだか、わからなくなってしまうよね。

エステ小姐とのつきあいで難しいのは、こういうところだよね。
日本人の素人さんと付き合う場合と比べて難しいのはもちろんのこと。
日本の風俗嬢と付き合うのよりも、場合によってはずっと難しいと俺は思う。


これなら、ただの客のほうがずっとましじゃないか、嬢とプライベートになっても、何も得しないじゃないか、と思う。
そうでしょう?そう思うでしょう?

ただし。
この考え方は、おそらく間違いなんだろう。
普通の客、ただの客と、プライベートで付き合っている自分を比べることがそもそもの間違いだ。



【おさらい・・・目的に応じた嬢との付き合い方】
論を進める前に、少し話を戻して。

嬢とプライベートで付き合うといっても、その目的は一通りではない、という話を前回の記事でした。
目的は、荒っぽく分ければ、以下の2つになる。


A① 本気で付き合いたい。心の交流をしたい。
A② 遊び。(たとえば、ただやりたいだけ)


もしも、嬢とプライベートで付き合う目的が、安くやりたいだけ(A②)、というならば、金のかかる小姐には深入りするべきじゃない。
金のかかる小姐とは、即、縁を切るべきだ。
貴方が、金などいくらがかかってもいいというお金もちなら別だけれどね。

そうでないなら、やめたほうがいい。

一方。
エステ嬢と本気で付き合いたいとか、心の交流をしたい、というのならば(A①)。
通常の客のエステ料金と比較して、金がかかるとか、かからないとかいう考え方は、すべきじゃないと思うのだ。



【本気で付き合うということ】
プライベートで付き合う以上、相手がエステ嬢かどうかなんて関係ないわけだ。
もはや、相手は一人の女性だ。たまたま職業がエステ嬢なだけだ。
たまたま出会ったところがエステ店であるだけだ。


普通の客が1回マッサを受けるのにいくらかかるとか、本番するのにいくらかかる、というのは我々と彼女との間には関係ない。
それよりも高かろうが安かろうか、関係ない。
自分と相手の嬢の1対1の特別な関係なのだから。


なぜなら、もはや我々は、相手嬢の身体や時間を金で買っているわけじゃない。
買っているとするならば、それは相手の心だ。
かかっている費用は、言ってみれば、嬢の心を買うお金なのだ。
極論すれば、身体(セックス)は、心のおまけとして、ついてくるにすぎない。
本気で付き合うというのはそういうことだ。


そして、人間の心は、時間での切り売りはしない。
丸ごと全部買うか、全部買わないか。2つにひとつだ。


そう考えれば、つきあうための費用が月10万かかろうが、100万かかろうが、ちっとも高くないだろう。
相手にそれだけの価値があるならば。
そして、嬢が、こちらのことを本気で好きで、心を投げ出してくれているのであるならば。
金がいくらかかるかは重要ではないはず。


もしも高いと感じるならば、それは貴方が彼女を本気で好きでないからだ。
全力で彼女をものにしようとは思ってないからだ。
もしくは、相手にそれほどの価値を認めていないからだ。


つきあっているなら、会っている時間がたとえ短くても、エッチをする回数が少なくても、その割に出費が多かったとしても、そんなことは、関係ないはずだ。
会っていなくても、彼女のことを24時間独占しているのだ。

エッチ1回いくらとか、1回会うのにいくらとか、そんな計算は意味がない。

ましてや、普通の客と比べて高いか安いかなんて考えるのはナンセンスなのだ。
いくらお金がかかろうとも、それでカモにされている、と思うのは、ナンセンスだ。


意味があるとしたら、それは、嬢を本当に独占できているか。
心をものにできているのか。
そっちのほうがずっとずっと重要だろう。


そんなこと、当たり前なんだけれど。
素人さんとのつきあいなら、文章にしなくてもだれでもわかっているはずなのだが。
エステ嬢が相手だと、そんな当たり前のことも見えなくなってしまう。


客は1回1万でエッチしているのに、恋人の俺は1回6万かかるとか。
客は2時間1万でマッサしてもらっているのに、俺は、食事するだけで、1回2万かかるとか。
そんな考えをしてしまうものなのだ。
相手とプライベートな関係になったにもかかわらず、エステ嬢であるとの見方から離れられない。
これではいけないよねえ。

【理屈ではわかっていても】
考え方は、以上のとおりなのだが。

以上をすべて理解すれば、エステ嬢との付き合いに何も問題ないか、というと、全然そうでない。
理屈と実践はまったく違う。


実践上は、大きな問題がふたつある。


①相手の嬢の心を完全に落とす前の段階、すなわち、口説いている最中であっても、出費がかかる場合が多い。

なので、もしも口説き落とせなかったら、ムダ金を使うことになる。
だから、エステ小姐を口説く場合、よほど本気でないと、リスクが大きいのだ。
逆に言えば本当にマジぼれだったら、こんなリスクはものともしないわけだけれどね。
通常、リスクは嫌だよね。


なので、エステ小姐に手を出すとしたら。
本当にマジぼれしているか、そうでなければ、落とせるという見通しがあるか。
そのどちらかの場合に限るべきだろう。

本気でなければ、エステ小姐には手を出さないほうが無難だし、リスクを感じたら、早めに手をひくべきだ。



②落とせたと思った嬢(落とせるという見通しがついた嬢)でも、なかなか相手の本心がわからない。

相手の嬢が、本気でこちらを求めているかどうかは、なかなかはっきりしない。
そうこうしている間にも、とにかく、どんどん出費はかさむ。
心を買っているのだから、それは仕方ないことなのだが、本当に相手は、自分に対して、心を売ってくれているのか。本気でこちらを思っているのか。それがなかなかわからない。信じられない。


後者の問題は、簡単に解決できるわけではないから、しっかりと心しておくべきだろう。
手前味噌で申し訳ないが、俺のブログに書いてあることを、はじからはじまでしっかり理解して、今自分がどういう状況にあるかを見極めないといけないだろう。



【最後に】
エステ嬢と本気で付き合いたいならば。


付き合いたいと思ったのは、我々の事情だ。
俺たちが、好き好んで嬢と親しくなりたいと思ったわけだ。
そうであるなら・・・エステ嬢をエステ嬢と見るのではなく、ひとりの女性としてみてあげよう。

もはや彼女を、1時間6000円でマッサージしてくれる女と見るのはよそう。
1回1万円でエッチできる女と考えるのもよそう。


我々は、彼女の心を買っている。心を独占している。
心の値段は、金額で計れるものではない。もしくは、少なくとも、エステ代金とは料金体系が違う。


【まとめ】
普通の客で施術を受けるだけならば、
「エステでは抜きを買うな。時間を買え。」

嬢と本気で付き合うならば、
「我々は、嬢の時間を買っているのではなく、心を買っているのだ。」


【この記事のポイント(オリジナリティー)】
・エステ小姐とプライベートで付き合う場合、客でいる場合よりも金がかかることがあるが、
だからといって、カモにされているわけではけっしてないことを指摘。
・エステ小姐とプライベートで付き合うとき、どのくらい費用がかかるのかを例示。