March 2013
March 10, 2013
香港マカオ旅行 with LEAVES
【注意】 内輪ネタがそれなりにあります。
初めてのLEAVES(※1)旅行から10年以上が経過。
当時は中3だった我々も今では社会人(※2)である。
そして、社会人になって初めてのLEAVES旅行が先日行われた。
今回の旅行参加者は私とBoss氏の2名のみ。
過去最低人数(※3)での旅行実施となった。
行き先はタイトルにもあるように香港とマカオ。
それでは旅の思い出を振り返ってみよう。
※1 中学生時代の友人グループ
※2 社会人とは言え定職者は現状私のみである
※3 5人中3名以上の参加は欲しいところである
■1日目 3/6 Wed
(1) 集合は羽田空港
集合場所は羽田空港。
私とBossは上京組(※4)であるため羽田空港へは1時間もかからずに行ける。
早々にチェックインし、ラウンジにて雑談。ここで重大な事実が判明。
なんと宿を一切確保していないのだという。
しかし、ある程度の見積もりはしているらしく特に問題は無いもよう。
そうこうしているうちに時間になったので飛行機(※5)に乗り込み香港国際空港へ。
※4 J氏とGatioは京都残留。Hossoは各地を飛び回っている。
※5 隣の席のお兄ちゃんがずっと酒を飲んでいた
(2) 重慶大厦の洗礼
空港到着後、本日宿泊予定の重慶大厦(チョンキンマンション)(※6)へと目指す。
バスへ乗り込み都心部を目指す。香港の町並みに興奮を隠せない我々であった。
クロスシート形式の座席の足部分のマージンの無さにビビる。
そして、重慶大厦前のバス停に到着。
重慶大厦の入口。
入り口を塞ぐように立っている人達は全て客引きであり相手にしてはいけない。
また、入口は複数有り、この入口は我々が目指している所とは違った(後に判明)。
ここでトラブルが発生。執拗な客引きに会ってしまった。
少し相手にしてしまったがために、向こうはイケると判断したのか、逃げても逃げてもついてくる。10分以上も付きまとわれ、最終的には逆ギレされるという有様。
恐怖さえ覚えた瞬間であった。日本(※7)とは比べ物にならない。
無言で拒絶の意を示さなければいけないということを身をもって教えられた。
※6 香港・尖沙咀(チムサーチョイ)にある有名な雑居ビル。中には様々な店や宿がある。
※7 比較対象は新宿歌舞伎町、大阪アメ村など
(3) 重慶大厦は迷宮ダンジョン
内装はこんな感じ。
複数の区画にわかれており、かなり入り組んだ構造になっている。
ここをくまなく探索するだけで1日が終わりそうな勢いである。
宿泊する宿は重慶招待所。重慶大厦でも一番ポピュラーな宿である。
ダブルルームで450HKD。一人あたり225HKDと考えれば、そこそこ安い。
入口すぐそばのエレベータから直通しており初心者向けの宿である。
客引きが「重慶招待所へ連れて行ってあげるよ」と言ってきても信じてはダメである。
似たような名前(もしくは全く違う名前)の別の宿に連れて行かれるので注意。
(4) 気づいたら終点だったでござるの巻
晩飯は九龍城近辺で食べようということでバス亭へ移動。
夕焼けの尖沙咀。そんな中バスに乗り込んで九龍城へ。
と思ったら、ここはどこなんですか状態。
バス停に九龍っていう漢字が入ってるんでしょ?知ってるよ私
↓
けっこう長い時間乗ってるけど、全然到着しないな・・・
↓
あれ・・・終点・・・
予想外の事態に沈黙する我々。
あまりにも空腹だったので、ショッピングモールのレストランでとりあえず腹ごしらえ(※8)。
その後、ウェイトレスに"Where is here?"と頭の悪い質問をしてしまう。
さらに、ショッピングモールの係員やバスターミナルの駅長などに話を聞くも、明確な回答は得られず。
我々の英語力の無さに絶望した瞬間であった。
仕方なく引き返そうということになり、反対方向のバスに乗り込む。
一応バスの運転手にも聞いてみる。
そして、雑談しながらバスに乗っていると・・・
バスの運転手が"Kowloon City!"と声をかけて教えてくれた。
あまりの優しさに感動する我々。車内に一つのドラマが生まれた瞬間であった。
後々分かった話だが、九龍と言ってもかなり範囲が広いらしい。
事前調査不足が仇となってしまった。
※8 チャーハンとスープをいただく。なかなかボリューミー。
(5) 九龍城近辺探索からの尖沙咀凱旋
九龍城近辺にたどり着いた時には夜だったので活気は無く静かな雰囲気である。
バスケ広場では多くの少年達がスポーツに勤しんでいた。
適当に近辺を探索することに。
香港にもKUMONがあるらしい。
ホラー風のフォントを使用するのはいかがなものか。
と、実は大して見るものも無かったという話。
再びバスに乗り尖沙咀を目指す。
そこには素晴らしい夜景が。海を挟んで香港島があります。
その綺麗さに疲れが吹き飛ぶ。テンションも上がり男人街へ。
(6) 男人街でフィニッシュ
尖沙咀から地下鉄で佐敦(ジョーダン)駅(※9)へ。
少し歩き、男人街に到着。早い話がナイトマーケットである。
ここでは値引き交渉は当たり前。言い値で買ってはいけない。
電卓を駆使して、店主の出してくる数字をどんどん減らしていこう。
ある程度ショッピングを楽しんだところで重慶大厦へ戻り1日目が終了。
※9 一駅しか離れていない。徒歩でも行ける。
■2日目 3/7 Thu
(1) まさかの自由行動日
前日の夜、Bossは行った。
「明日は夜まで自由行動。好きにしていいよ。」
グループで旅行しているにも関わらず単独行動である。
各々のプライベートを尊重した措置である。
決して仲が悪いというわけでがない。
メンバー同士の信頼が厚いからこそ可能な事である。
(2) ネイザンロード北上計画
朝マックをした後、Bossと別れる。
彼は中国本土(深セン)へと独りで旅立っていった。
自分はネイザンロードを北上することに。
前々から興味があった信和中心(※10)がネイザンロード沿いにあるためである。
ということでトボトボと歩き始める。
※10 香港のオタクスポット。シノセンターと読む。
(3) 癒しの公園、九龍公園
九龍公園というものを発見。入ってみることに。
天気が良いのも相まって、かなり長閑な雰囲気である。
ベンチで寝る人、新聞を読む人、瞑想する人、それぞれが思い思いに過ごしている。
平日の朝とは思えない雰囲気である。自分もかなり清々しい気持ちになることができた。
(4) ゲームセンター発見
遊戯機という看板を見て「ん?」と思ったらゲーセンだった。
これは入らなければと思い、入ってみる。
そしてDiva(※11)発見。しっかり最新版である。
1クレなんと4HKD。日本円にすると48円である。
あまりの安さに連コしてしまった。並んでる人もいなかったし。
※11 初音ミクの音ゲー
(5) 信和中心徘徊話
香港のオタクが集まるビル、信和中心へと到着。
こんな感じのビル。
本屋、円盤屋、アイドル屋、フィギュア屋などが固まっている。エロゲ屋もある。
値段は普通ぐらい。だが、フィギュアは高い。
日本では18禁じゃないゲームが18禁で売られてたりして国の違いを感じる。
記念にラノベ(※12)を1冊購入。
ラノベがコミックぐらいのサイズあってでかい。
いつか中国語をマスターしたら読みたい。
※12 変猫。2013年4月からアニメ放送開始。
(6) メイド喫茶探索
近くにメイド喫茶があるということで探す。
歩きまわるも見つからない。
ガンショップや模型屋、野菜マーケットなど寄り道をしまくる。
そして、ようやく看板を発見。
実は本来行く予定の場所では無いのだが。
地図の載ってることだし、行き先を変更。
そして到着。
ビルの19Fにあるのだが、他フロアの客引きが面倒だった。
平日ということもあってか、けっこう空いてる。
日本語ができるメイドさんもいたので話も弾む。
なかなか楽しい時間を過ごせた。
・・・のだが、ここで急に寒気が。
熱があるんじゃないかというぐらいしんどくなってきたので引き上げることに。
行きは徒歩で来たのだが、帰りは地下鉄でサッサと帰った。
駅へ行く途中、ミクさんのTシャツを来た少年とすれ違った。世界的ですね。
(7) Boss帰還〜女人街
2日目の宿も1日目と同じ重慶招待所(※13)。
特に迷うこともなく部屋へたどり着きベッドに倒れ込む。
しばらく寝ると体調が復活。
ちょうどBossも帰ってきたので晩飯へ繰り出すことに。
※13 1日目とは別の受付だったのだが、1日目以上の料金をボラれる所だった。危ない。
というわけで、重慶大厦近所の中華屋で晩飯。
適当に入ったわりには有名店らしく絶品中華を頂く。
未知の食感や味を体験し満腹。
時間もあることなので女人街へと向かう。
女人街は1日目に行った男人街の女性版である。
衣服など女性物が比較的多いが、あまり男人街と変わらない。
何やらストリートパフォーマンスが行われている。
ギャラリーが車道までおもいっきりはみ出ているが、車は普通に通っている。
行った時間が遅かったのか、閉店作業を始めている店が多かった。
くっそでかいリヤカー引いてて大変そうだった。
フラフラするレベルで疲れてきたので宿へ退散。2日目が終わる。
■3日目 3/8 Fri
(1) いざマカオへ
地下鉄を乗り継ぎ、フェリーターミナルへ移動。
ターミナル内の案内所(意味深)
この時点でマカオが異質な国であることが分かる。
そして、フェリーへ乗り込み、マカオへ移動。
フェリーで酔うかと思ったが、普通に大丈夫だった。
あまり揺れないフェリーをチョイスしたもの原因か。
(2) 宿探しの旅
フェリー乗り場から各ホテルへ向かうバス(無料)に乗り込み移動。
ホテルに泊まるつもりがなくても乗れます。素晴らしい。
リスボアホテル前に到着し、そこからは徒歩。
マカオの街を探索。
バブリーな建物が多くてビビる。
宿はどこも満員で4件目ぐらいでようやく空き部屋を発見。
ダブルで780HKDと少し高めだったが仕方ない。
(3) 昼カジノ
ホテルに荷物を置いて、ホテル近辺のカレー屋で飯。
そして、いざカジノへ!
本番は夜ということで、軽くスロットをプレイ。
たった数分で150HKDが蒸発。
悲しみに包まれながらホテル内を探索。
全体的に黄金な感じで凄い。ブルジョア感がやばい。
あと、きらびやかな感じの女性が同じ場所を行ったり来たりするエリアがあったんですけど、アレは一体何だったんですかね(棒)
(4) 史跡巡り
マカオはカジノだけではない。史跡も充実している。
というわけで、セナド広場を目指す。
西洋風の町並みが素晴らしい。教会もある。
広場では反体制活動をしている人がいる。
爆音で垂れ流されたBGMが全く風景と合ってなくて笑う。
そして、さらに奥地を目指す。
こういう路地大好き。
けっこう上の方までやって来た。
大砲が置いてあったので、FPS視点でホテルリスボアを狙ってみた。
世界遺産である聖ポール天主堂跡へ到着。
正面の外壁のみ残された教会である。
ここらで暫く休憩。かなり足が疲れる。
おやつにエッグタルトを頂いた。美味しい。
休憩後、再度セナド広場へ向かうことに。
道中でビーフジャーキーを食べる。
普通に試食できる上に、いろんな店で売られているので、つまみまくった。
日が暮れてきたセナド広場。
ライトアップも始まり、雰囲気が少し変わってきた。
反体制おじさんも撤収作業を始めている。
セナド広場向かいにある政府建物跡の庭園の雰囲気が良かった。
ベンチでおじさんがお弁当食べてた。
あと、反体制おじさんがトイレに入っていた。着替えるためですかね。
(5) 夜カジノ
史跡巡りを堪能したところで、いざカジノへ。
夜になるとガラッと雰囲気が変わり本格的なカジノモードへ。
我々もドリームを掴むためにカジノへ乗り込む。
そして1時間後、日本円にして1万円以上の損害を出した俺がいた。
やっぱり引き際は大切。今回のでそれがよく分かった。
(6) 風呂場(意味深)
心身ともに疲れ果てた我々はお風呂に入ることに。
とあるホテルにある風呂場へとやって来た。
過剰なサービスを受けることができて凄かったです。
Boss氏は大変満足していたもよう。
マカオの表の顔から裏の顔まで堪能した3日目はこれにて終了。
■4日目 3/9 Sat
(1) マカオに別れを告げる日
この香港マカオ旅行も4日目で終わりである。
昼過ぎには空港に到着しないといけないため、早々にマカオを立ち去ることに。
タクシーでフェリー乗り場へ行き、フェリーで香港へと戻った。
(2) スカイ100登頂
午前中は少しだけ時間があるということでスカイ100というタワーへ。
北側と西側を貸し切ってる人がいて見れなかった。どこのブルジョアや。
(3) 帰還
スカイ100最寄り駅である九龍から空港直通の快速へ乗り込み空港へ。
無事日本へ戻り、今回の旅は幕を閉じた。
■総評
3日ちょいじゃ完全には堪能できないので、また来たい。
特にマカオ。カジノリベンジは勿論、マカオタワーでバンジージャンプしたい。
あと、風呂場(小声)
単独行動日の導入は成功だと思った。
今後の旅行でも積極的に導入していくと思われる。
PS. そろそろLEAVESでアメリカ(東海岸)行きたい
初めてのLEAVES(※1)旅行から10年以上が経過。
当時は中3だった我々も今では社会人(※2)である。
そして、社会人になって初めてのLEAVES旅行が先日行われた。
今回の旅行参加者は私とBoss氏の2名のみ。
過去最低人数(※3)での旅行実施となった。
行き先はタイトルにもあるように香港とマカオ。
それでは旅の思い出を振り返ってみよう。
※1 中学生時代の友人グループ
※2 社会人とは言え定職者は現状私のみである
※3 5人中3名以上の参加は欲しいところである
■1日目 3/6 Wed
(1) 集合は羽田空港
集合場所は羽田空港。
私とBossは上京組(※4)であるため羽田空港へは1時間もかからずに行ける。
早々にチェックインし、ラウンジにて雑談。ここで重大な事実が判明。
なんと宿を一切確保していないのだという。
しかし、ある程度の見積もりはしているらしく特に問題は無いもよう。
そうこうしているうちに時間になったので飛行機(※5)に乗り込み香港国際空港へ。
※4 J氏とGatioは京都残留。Hossoは各地を飛び回っている。
※5 隣の席のお兄ちゃんがずっと酒を飲んでいた
(2) 重慶大厦の洗礼
空港到着後、本日宿泊予定の重慶大厦(チョンキンマンション)(※6)へと目指す。
バスへ乗り込み都心部を目指す。香港の町並みに興奮を隠せない我々であった。
クロスシート形式の座席の足部分のマージンの無さにビビる。
そして、重慶大厦前のバス停に到着。
重慶大厦の入口。
入り口を塞ぐように立っている人達は全て客引きであり相手にしてはいけない。
また、入口は複数有り、この入口は我々が目指している所とは違った(後に判明)。
ここでトラブルが発生。執拗な客引きに会ってしまった。
少し相手にしてしまったがために、向こうはイケると判断したのか、逃げても逃げてもついてくる。10分以上も付きまとわれ、最終的には逆ギレされるという有様。
恐怖さえ覚えた瞬間であった。日本(※7)とは比べ物にならない。
無言で拒絶の意を示さなければいけないということを身をもって教えられた。
※6 香港・尖沙咀(チムサーチョイ)にある有名な雑居ビル。中には様々な店や宿がある。
※7 比較対象は新宿歌舞伎町、大阪アメ村など
(3) 重慶大厦は迷宮ダンジョン
内装はこんな感じ。
複数の区画にわかれており、かなり入り組んだ構造になっている。
ここをくまなく探索するだけで1日が終わりそうな勢いである。
宿泊する宿は重慶招待所。重慶大厦でも一番ポピュラーな宿である。
ダブルルームで450HKD。一人あたり225HKDと考えれば、そこそこ安い。
入口すぐそばのエレベータから直通しており初心者向けの宿である。
客引きが「重慶招待所へ連れて行ってあげるよ」と言ってきても信じてはダメである。
似たような名前(もしくは全く違う名前)の別の宿に連れて行かれるので注意。
(4) 気づいたら終点だったでござるの巻
晩飯は九龍城近辺で食べようということでバス亭へ移動。
夕焼けの尖沙咀。そんな中バスに乗り込んで九龍城へ。
と思ったら、ここはどこなんですか状態。
バス停に九龍っていう漢字が入ってるんでしょ?知ってるよ私
↓
けっこう長い時間乗ってるけど、全然到着しないな・・・
↓
あれ・・・終点・・・
予想外の事態に沈黙する我々。
あまりにも空腹だったので、ショッピングモールのレストランでとりあえず腹ごしらえ(※8)。
その後、ウェイトレスに"Where is here?"と頭の悪い質問をしてしまう。
さらに、ショッピングモールの係員やバスターミナルの駅長などに話を聞くも、明確な回答は得られず。
我々の英語力の無さに絶望した瞬間であった。
仕方なく引き返そうということになり、反対方向のバスに乗り込む。
一応バスの運転手にも聞いてみる。
そして、雑談しながらバスに乗っていると・・・
バスの運転手が"Kowloon City!"と声をかけて教えてくれた。
あまりの優しさに感動する我々。車内に一つのドラマが生まれた瞬間であった。
後々分かった話だが、九龍と言ってもかなり範囲が広いらしい。
事前調査不足が仇となってしまった。
※8 チャーハンとスープをいただく。なかなかボリューミー。
(5) 九龍城近辺探索からの尖沙咀凱旋
九龍城近辺にたどり着いた時には夜だったので活気は無く静かな雰囲気である。
バスケ広場では多くの少年達がスポーツに勤しんでいた。
適当に近辺を探索することに。
香港にもKUMONがあるらしい。
ホラー風のフォントを使用するのはいかがなものか。
と、実は大して見るものも無かったという話。
再びバスに乗り尖沙咀を目指す。
そこには素晴らしい夜景が。海を挟んで香港島があります。
その綺麗さに疲れが吹き飛ぶ。テンションも上がり男人街へ。
(6) 男人街でフィニッシュ
尖沙咀から地下鉄で佐敦(ジョーダン)駅(※9)へ。
少し歩き、男人街に到着。早い話がナイトマーケットである。
ここでは値引き交渉は当たり前。言い値で買ってはいけない。
電卓を駆使して、店主の出してくる数字をどんどん減らしていこう。
ある程度ショッピングを楽しんだところで重慶大厦へ戻り1日目が終了。
※9 一駅しか離れていない。徒歩でも行ける。
■2日目 3/7 Thu
(1) まさかの自由行動日
前日の夜、Bossは行った。
「明日は夜まで自由行動。好きにしていいよ。」
グループで旅行しているにも関わらず単独行動である。
各々のプライベートを尊重した措置である。
決して仲が悪いというわけでがない。
メンバー同士の信頼が厚いからこそ可能な事である。
(2) ネイザンロード北上計画
朝マックをした後、Bossと別れる。
彼は中国本土(深セン)へと独りで旅立っていった。
自分はネイザンロードを北上することに。
前々から興味があった信和中心(※10)がネイザンロード沿いにあるためである。
ということでトボトボと歩き始める。
※10 香港のオタクスポット。シノセンターと読む。
(3) 癒しの公園、九龍公園
九龍公園というものを発見。入ってみることに。
天気が良いのも相まって、かなり長閑な雰囲気である。
ベンチで寝る人、新聞を読む人、瞑想する人、それぞれが思い思いに過ごしている。
平日の朝とは思えない雰囲気である。自分もかなり清々しい気持ちになることができた。
(4) ゲームセンター発見
遊戯機という看板を見て「ん?」と思ったらゲーセンだった。
これは入らなければと思い、入ってみる。
そしてDiva(※11)発見。しっかり最新版である。
1クレなんと4HKD。日本円にすると48円である。
あまりの安さに連コしてしまった。並んでる人もいなかったし。
※11 初音ミクの音ゲー
(5) 信和中心徘徊話
香港のオタクが集まるビル、信和中心へと到着。
こんな感じのビル。
本屋、円盤屋、アイドル屋、フィギュア屋などが固まっている。エロゲ屋もある。
値段は普通ぐらい。だが、フィギュアは高い。
日本では18禁じゃないゲームが18禁で売られてたりして国の違いを感じる。
記念にラノベ(※12)を1冊購入。
ラノベがコミックぐらいのサイズあってでかい。
いつか中国語をマスターしたら読みたい。
※12 変猫。2013年4月からアニメ放送開始。
(6) メイド喫茶探索
近くにメイド喫茶があるということで探す。
歩きまわるも見つからない。
ガンショップや模型屋、野菜マーケットなど寄り道をしまくる。
そして、ようやく看板を発見。
実は本来行く予定の場所では無いのだが。
地図の載ってることだし、行き先を変更。
そして到着。
ビルの19Fにあるのだが、他フロアの客引きが面倒だった。
平日ということもあってか、けっこう空いてる。
日本語ができるメイドさんもいたので話も弾む。
なかなか楽しい時間を過ごせた。
・・・のだが、ここで急に寒気が。
熱があるんじゃないかというぐらいしんどくなってきたので引き上げることに。
行きは徒歩で来たのだが、帰りは地下鉄でサッサと帰った。
駅へ行く途中、ミクさんのTシャツを来た少年とすれ違った。世界的ですね。
(7) Boss帰還〜女人街
2日目の宿も1日目と同じ重慶招待所(※13)。
特に迷うこともなく部屋へたどり着きベッドに倒れ込む。
しばらく寝ると体調が復活。
ちょうどBossも帰ってきたので晩飯へ繰り出すことに。
※13 1日目とは別の受付だったのだが、1日目以上の料金をボラれる所だった。危ない。
というわけで、重慶大厦近所の中華屋で晩飯。
適当に入ったわりには有名店らしく絶品中華を頂く。
未知の食感や味を体験し満腹。
時間もあることなので女人街へと向かう。
女人街は1日目に行った男人街の女性版である。
衣服など女性物が比較的多いが、あまり男人街と変わらない。
何やらストリートパフォーマンスが行われている。
ギャラリーが車道までおもいっきりはみ出ているが、車は普通に通っている。
行った時間が遅かったのか、閉店作業を始めている店が多かった。
くっそでかいリヤカー引いてて大変そうだった。
フラフラするレベルで疲れてきたので宿へ退散。2日目が終わる。
■3日目 3/8 Fri
(1) いざマカオへ
地下鉄を乗り継ぎ、フェリーターミナルへ移動。
ターミナル内の案内所(意味深)
この時点でマカオが異質な国であることが分かる。
そして、フェリーへ乗り込み、マカオへ移動。
フェリーで酔うかと思ったが、普通に大丈夫だった。
あまり揺れないフェリーをチョイスしたもの原因か。
(2) 宿探しの旅
フェリー乗り場から各ホテルへ向かうバス(無料)に乗り込み移動。
ホテルに泊まるつもりがなくても乗れます。素晴らしい。
リスボアホテル前に到着し、そこからは徒歩。
マカオの街を探索。
バブリーな建物が多くてビビる。
宿はどこも満員で4件目ぐらいでようやく空き部屋を発見。
ダブルで780HKDと少し高めだったが仕方ない。
(3) 昼カジノ
ホテルに荷物を置いて、ホテル近辺のカレー屋で飯。
そして、いざカジノへ!
本番は夜ということで、軽くスロットをプレイ。
たった数分で150HKDが蒸発。
悲しみに包まれながらホテル内を探索。
全体的に黄金な感じで凄い。ブルジョア感がやばい。
あと、きらびやかな感じの女性が同じ場所を行ったり来たりするエリアがあったんですけど、アレは一体何だったんですかね(棒)
(4) 史跡巡り
マカオはカジノだけではない。史跡も充実している。
というわけで、セナド広場を目指す。
西洋風の町並みが素晴らしい。教会もある。
広場では反体制活動をしている人がいる。
爆音で垂れ流されたBGMが全く風景と合ってなくて笑う。
そして、さらに奥地を目指す。
こういう路地大好き。
けっこう上の方までやって来た。
大砲が置いてあったので、FPS視点でホテルリスボアを狙ってみた。
世界遺産である聖ポール天主堂跡へ到着。
正面の外壁のみ残された教会である。
ここらで暫く休憩。かなり足が疲れる。
おやつにエッグタルトを頂いた。美味しい。
休憩後、再度セナド広場へ向かうことに。
道中でビーフジャーキーを食べる。
普通に試食できる上に、いろんな店で売られているので、つまみまくった。
日が暮れてきたセナド広場。
ライトアップも始まり、雰囲気が少し変わってきた。
反体制おじさんも撤収作業を始めている。
セナド広場向かいにある政府建物跡の庭園の雰囲気が良かった。
ベンチでおじさんがお弁当食べてた。
あと、反体制おじさんがトイレに入っていた。着替えるためですかね。
(5) 夜カジノ
史跡巡りを堪能したところで、いざカジノへ。
夜になるとガラッと雰囲気が変わり本格的なカジノモードへ。
我々もドリームを掴むためにカジノへ乗り込む。
そして1時間後、日本円にして1万円以上の損害を出した俺がいた。
やっぱり引き際は大切。今回のでそれがよく分かった。
(6) 風呂場(意味深)
心身ともに疲れ果てた我々はお風呂に入ることに。
とあるホテルにある風呂場へとやって来た。
過剰なサービスを受けることができて凄かったです。
Boss氏は大変満足していたもよう。
マカオの表の顔から裏の顔まで堪能した3日目はこれにて終了。
■4日目 3/9 Sat
(1) マカオに別れを告げる日
この香港マカオ旅行も4日目で終わりである。
昼過ぎには空港に到着しないといけないため、早々にマカオを立ち去ることに。
タクシーでフェリー乗り場へ行き、フェリーで香港へと戻った。
(2) スカイ100登頂
午前中は少しだけ時間があるということでスカイ100というタワーへ。
北側と西側を貸し切ってる人がいて見れなかった。どこのブルジョアや。
(3) 帰還
スカイ100最寄り駅である九龍から空港直通の快速へ乗り込み空港へ。
無事日本へ戻り、今回の旅は幕を閉じた。
■総評
3日ちょいじゃ完全には堪能できないので、また来たい。
特にマカオ。カジノリベンジは勿論、マカオタワーでバンジージャンプしたい。
あと、風呂場(小声)
単独行動日の導入は成功だと思った。
今後の旅行でも積極的に導入していくと思われる。
PS. そろそろLEAVESでアメリカ(東海岸)行きたい