今回は僕が大好きな声優の小倉唯ちゃん(20歳)について記事にしようと思います。
僕が小倉唯ちゃんを知ったのは2011年からなんですが、唯ちゃん自身は子役の時から芸能活動をしていて芸歴は10年以上です。まだ20歳なのに長いキャリアですね。
まずはそんな小倉唯ちゃんが子役時代はどのような活動をしていたのか?という情報をまとめていきます。
ネット上を探しても唯ちゃんの子役時代の情報を網羅しているサイトがないので自分用的な記事でもあります。
あくまで僕がインターネットその他を駆使して調べた情報なので誤りがあるかもしれません。また、画像を確保できたものだけ載せています。(2017年5月に内容を補足・画像追加)
【芸能界入りしたきっかけ】
小倉唯ちゃんが幼稚園生の頃にテレビを見ていて「唯もテレビに出たーい!」と言ったのを親が真に受けてしまい、オーデションに応募して受かったのが芸能界入りしたきっかけだそうです。
実際、幼稚園の年中組の頃に後述する劇団東俳に入って小学1年生からお仕事を始めたそうです。
その劇団で演技や歌やダンスのレッスンを受けたのが歌い始めたきっかけであり、芸能界に入ったきっかけだとも語っています。
以下に唯ちゃんのインタビュー記事を引用します。
──だから弱冠18歳にして、実はキャリア十分の歌い手さんなんですよね。それだけにボーカリスト小倉唯のキャリアがすごく気になったんです。もともと歌い始めたきっかけって?幼稚園の年中さんの頃、ある劇団に入って、小学校1年生から子役をやってたんです。その劇団で演技や歌やダンスのレッスンを受けたのが、歌い始めたきっかけであり、芸能界に入ったきっかけって感じですね。──なぜ芸能界に入ろうと?子供って「テレビ出たい」とか、思ったことをそのまま口にしがちじゃないですか。私も幼稚園の頃、テレビを観ていて「唯もテレビ出たーい!」って言ったらしいんですけど、それを親が真に受けちゃって(笑)。──芸能界入りの理由はご両親のせい(笑)。でも幼稚園の頃の話ですし、私自身はホントに全然覚えてないんですよ(笑)。ただそのひと言がきっかけでオーディションに応募したら受かって、小学校1年生の頃から映画とかCMとかテレビ番組とか、いろんなお仕事をやらせてもらってました。小さい頃のことだったので、芸能界入りのきっかけと同じ。今、当時の映像とか写真を見てもあんまり実感がないんですけどね。「ホントにこれ、私かな?」って(笑)。──ただ、その頃からプロフェッショナルとしてボーカルやダンスの訓練を受けてはいた、と。でも歌はすごく苦手でした。だから今、こうやって歌わせていただいてるのがちょっと不思議だったりします(笑)。舞台のオーディションを受けてもダンス審査は受かるんですけど、そのあとに歌の審査があるとよく落ちてました(笑)
小倉唯「Tinkling Smile」インタビュー(音楽ナタリー)
【子役時代】
小倉唯ちゃんは小学校入学前から卒業直前の約6年間、子役タレントとして劇団東俳に所属していたそうです。
劇団東俳は中学生時代の佐倉綾音さんが中3で日ナレに入所する前に入っていたことでも声優オタク的には有名な子役劇団です。
劇団東俳時代の小倉唯さんのプロフィール写真はこちら。
2003年頃は児童部、2005年頃にはT-ホープという部署に所属し活動していたようです。
劇団東俳の小倉唯プロフィール跡地
そして劇団東俳創立50周年には唯ちゃんからのメッセージがHPに掲載されました。
代表としてコメントが載るということは所属していた人の中でも出世頭なのかもしれませんね。
そして、お知らせが遅くなってしまいましたが私が小学生時代にお世話になっていた劇団東俳さんの創立50周年を記念して、劇団東俳公式HPの50周年特設ページにお祝いメッセージを載せていただいています~子役時代には大変お世話になったので、代表としてコメント依頼をいただけて、とても嬉しかったです東俳50周年にあたっての小倉唯ちゃんのブログ
次は小倉唯ちゃんの出演作をキャプ画像とともに振り返ります。
○2003年
・『わたしのグランパ』(2003年公開)―川で溺れる少女
小倉唯ちゃんの最古の子役時代の活動は2003年の映画『わたしのグランパ』です。菅原文太演じる主人公のお爺さんに川で溺れているところを助けられる女の子役で出演しています。なんとなく顔に面影がありますね!
初仕事である『わたしのグランパ』に出演した時の思い出について「夕刊 桐生タイムス」(2011年1月1日発行)のインタビューで次のように語っています。初めてのお仕事は映画「わたしのグランパ」(東陽一監督)。川でおぼれて主演の菅原文太さんに助けられる女の子の役だったのですが、オーディションで「泳げる人!」って聞かれ、自信満々で手を挙げていました。オーディションに受かったのは初めてだったので、決まったときは家族みんなで大喜び。いますごい女優さんになった石原さとみさんのデビュー作で共演できたのもうれしい思い出です。
・テレビドラマ『最後の弁護人』第10話(2003年1月~3月、日本テレビ)―みどり(遺体)役
床に横たわっている女の子(吉野みどり)の遺体役で小倉唯。包丁で刺されたのか額とお腹から出血しています。5枚目の家族写真では佐野史郎演じる父親と一緒に写っています。遺体役なのでセリフはありません。エンディングクレジットに名前は載っていませんが「劇団東俳」という形で確認できます。
子役でドラマなどに唯ちゃんが出ていたのは知っていましたが、まさか死体役もやっていたとは思わなくて、映像を見た時はつい笑ってしまいました。唯ちゃんは血を流して倒れていてもかわいいですね。
・CM「真・女神転生デビルチルドレン 光の書・闇の書」(2003年、アトラス)―少女
https://youtu.be/wMixlBd9_ZY
唯ちゃんのセリフは一言「そんなに甘くないの」と言っているだけです。
舌足らずで幼女っぽい声が特徴的です。
補足ですが、当時所属していた劇団東俳のHPでは「真・女神転生III-NOCTURNE」や2004年と誤記されていますが、実際のCM映像も見て総合的に判断するとこのCMの少女が小倉唯さんということになります。
またYouTubeには「~炎の書・氷の書」のCMに出ているのが唯ちゃんだとしている動画もありますが、あれは上坂すみれさんですので注意しましょう。
・桐生警察署の一日警察署長(2003年9月21日)
2003年9月21日には唯ちゃんの地元群馬県桐生市で一日警察署長の経験もしているそうです。
声優で一日警察署長経験者はかなり少ないのですごいですね!
2016年5月には出身地である群馬県みどり市でトークショー、8月には桐生市でライブをやるので1日署長の話が出てくるかもしれませんね。
写真は桐生市発行の『広報きりゅう』(平成15年10月1日号11ページ)に載っています。
「広報きりゅう」平成15年10月1日号
そして13年後にもう一度同じ地元で一日署長を務めました!
アイドル声優として凱旋を果たすとはすごいですね。
・『ケータイ刑事 銭形舞』第8話(2003年10月、BS-i)―車にひかれそうになる女の子役
当時中学生だった堀北真希が主演をやってたドラマです。
小倉唯ちゃんはボールを追いかけて車道に出て危うく軽トラに轢かれそうになる女の子の役で出演しています。
轢かれそうになり唯ちゃんが「あー!」と叫んでいるところを三船美佳に助けられて「はい!」「ありがとう!」というセリフを言っています。
小倉唯と堀北真希が一緒に映るという貴重なシーンですので、ぜひYouTube配信で見てみてください。
○2004年
・『隙魔』(2004年公開)―ゆき役
B級ホラー映画で登場。セリフも結構あります。某動画サイトには全編あがっています。
ちなみにあらすじはHPに書いてあるので気になる方はこちら。
・テレビドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』第8話(2004年1月~3月、フジテレビ)―凛のクラスメイト役
椅子に座って手さげバッグを自慢している女の子役で小倉唯ちゃん。
手さげバッグに嫉妬した凛(美山加恋)がバッグを取り上げて床にぶん投げるのですが、それに怒って唯ちゃんが立ち上がりながら「何すんのよ!」と言っています。
エンディングクレジットでは「会社員・児童 劇団東俳」という形で確認できます。
手さげバッグに嫉妬した凛(美山加恋)がバッグを取り上げて床にぶん投げるのですが、それに怒って唯ちゃんが立ち上がりながら「何すんのよ!」と言っています。
エンディングクレジットでは「会社員・児童 劇団東俳」という形で確認できます。
このドラマは平均視聴率20.8%という超人気作だったようです。
あと全く関係ないですが、このドラマでメイン級で出ていた天才子役・美山加恋さんは2016年春放送開始のアニメで声優デビューするようです。子役だった人が声優始めるのはもう当たり前の時代なんですかね。
CAST&STAFF|アニメ『エンドライド』 ・『御宿かわせみ 第二章』第11話「夕涼みの女」(2004年7月~9月、NHK総合)―おりき幼少役
時代劇特有の衣装と髪型なのでわかりにくいですが今よりもずっと幼い感じが出ています。
ちなみに唯ちゃんのセリフは
(幼馴染の男の子をいじめる子どもたちに向かって)「なにやってんだよ!」
「もう泣かないの」
「泣いちゃダメ、坊っちゃん」
(お前、おいらが大きくなったらお嫁さんになるかと言われ)「うん!」
です。
○2005年
・『不機嫌なジーン』第8話「キケンなオス」(2005年3月7日放送、フジテレビ)―博士に質問をする子供
竹内結子ちゃんが演じる、主人公蒼井仁子が、動物園で虫博士として子供たちにお話をしていて、そこで、博士に質問する子どもの役として小倉唯ちゃん。2005年は、小倉唯ちゃんは、10歳の小学四年生。
C級hack(シクハック)様より画像と文章を引用
・『マクドナルドハッピーセット(チキンリトル編)CM』(2005年11月~12月、マクドナルド)―少女
レンジャー部隊風の格好をした小倉唯さんたち3人の女の子が少年野球をする友達をハッピーセットのおもちゃで驚かすというストーリーのCMです。
ロリ唯ちゃんのツインテール姿はかわいいので必見。
詳細はこちらの記事を参照してください。
○2006年
・『元気に再チャレンジ!~キラキラしている女性たち~』(2006年、内閣府男女共同参画局)―山田未来
内閣府が制作した女性の再チャレンジを支援するビデオに一人娘の役として出演しています。詳しくはこちらの記事をチェックしてください。
・lecca 「Dear」(2006年『URBAN PIRATES』収録)
leccaという歌手の曲のIVに少女役で出演しています。こちらはYouTubeで今でも動画で見ることができます。また、歌手の人のブログには当時の唯ちゃんの様子が書かれています。
子役は小倉 唯ちゃんといいまして ちょーーー かわいいんだ!やばかった。ちゅーしたいくらいだった。でも おねえさん 変なトラウマ与えちゃうとかわいそうだから 我慢したわよ。演技もねー 上手なのねー プロよ プロ!わたしとは月とスッポン ほんと、尊敬しました…。待ち時間も長かったのに、天真爛漫で すれてなくて 無邪気で でもちょっとおませさん。むうちゃんとのシーンとか、はたから見てても 本当に仲良さそうだったしなー。ありがとうね 唯ちゃん!すてきな 役者さんになってねー!応援してる!
leccaさんのブログ
・『めちゃイケ フジテレビ警察24時』(2006年12月9日放送/未公開編は2007年1月20日放送、フジテレビ)―めちゃイケキグルミ隊の一人
この情報は元ハピスタルーキーズ 「小倉唯ちゃん」の応援 サイト様に唯一掲載されてた情報です(そちらだと放送日が間違えているので注意)。
エンディングのクレジットに子役の名前が流れないので確定はできませんが、映像を見る限りほぼ小倉唯ちゃんと言って間違いないでしょう。
あの加藤浩次に頭につけた着ぐるみをぶつけているのには笑いました。
他の子役の子と比べると加藤に対してかなり好戦的に蹴ったり押したりしていて、唯ちゃんの無邪気な一面を見ることができました。
子役時代の小倉唯さん(右)のつまらなそうな顔の演技は矢部に「4人目(唯ちゃんのこと)見てください!」と言われるくらい完成度が高いものでした。当時から唯ちゃんがスゴイ子だとわかります(笑)
・DVD『セサミでドレミ』「もっと好きになるピアノのお話」(2006年~配布、ローランド)―ゆい役
ピアノメーカーのローランドが販促のために無料配布していたDVD収録のミニドラマ内で小倉唯ちゃん。
将来グラドピアノでコンサートをしたいゆいちゃんがエルモと一緒に、怪しげな音楽家風のおっさんからピアノの仕組みや弾き方を教わるという約30分の内容です。
大人でもへえーと勉強になります。
○2007年
・DVD『失敗しないための面接シミュレーション 中学校受験版』(2007年7月発売、日経出版)―受験生の少女(鈴木七海)
中学受験の面接練習シミュレーション用DVDで受験生の少女役で登場。当時11歳の唯ちゃんのかわいい姿が見られます。
詳しくはこちらの記事をチェックしてください。
YouTubeにも一部動画を投稿しています。
当ブログで扱う小倉唯さんや石原夏織さんについての動画を投稿していくのでよろしければチャンネル登録をお願いします。
・『受験の神様』 第4話(2007年8月、日本テレビ)―夏期合宿に参加している塾生の1人
左から2人目のピンクの服の女の子です。これはすぐわかりますね!
「なんか美味しいそうな匂いがする」というセリフもあります。
(キャスト画像はにてんごってすばらしい!!~実写声役者観察日記~様より)
以上の他にもWikipediaにあるように様々なドラマや舞台に出演していますが、当時の画像を確保できたものだけこの記事にまとめました。
映像を確認できたら随時記事を更新しようと思います。
その他の子役時代の活動は下にまとめました。
いろいろ映像を探して見たら、やっぱり小倉唯ちゃんは小学生の時からかわいい!という結論に至りました。子供らしい無邪気な一面をめちゃイケ着ぐるみ隊の動画で見れたのは収穫でした。子役から声優になるパターンが最近多いですけど唯ちゃんもその典型例ですね。【テレビ】2003年「運命のダダダダーン『人食いバクテリア』」(テレ朝)―淀水葵役
2004年大河ドラマ「新選組」(NHK)―おきく役火曜サスペンス劇場「軽井沢ミステリー6」(日テレ)―田辺亜季幼少時代役日本の歴史「大化の改新」(フジテレビ)―芸人少女役
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-38589月曜ミステリー劇場「窓際太郎の事件簿11」(TBS)
2005年愛の劇場「コスメの魔法2」(TBS)―エリカ幼少時代役
http://d.hatena.ne.jp/girlness/20050620/1119254428
http://d.hatena.ne.jp/girlness/20050624/1119602439謎を解け!まさかのミステリー「野菜が好きになった方法」(日テレ、9月放送)
2006年2007年Dのゲキジョー「運命のジャッジ」(フジテレビ)―高部知子幼少時代役岡本太郎特番「明日の神話奇跡の再生」(日テレ)―壁面の紹介【CM】2003年「セザールマンション千歳船橋」(セザール)
【舞台】
2003年
新・美空ひばり物語―ダンサー
2005年
コシノものがたり―ジュンコ幼少役
2006年
夢芝居一座―さくら幼少役
新章・美空ひばり不死鳥伝説―はる幼少役【VP】2004年「東京書籍」「小児喘息の薬物管理」2005年「東芝テック」(小倉唯ニュース様・wikipediaより作成)
最後に、小倉唯ちゃんの小学校の卒業アルバムがこちら。
こんなかわいい子が小学校の同級生にいたら最高ですね!
2008年4月?(中学1年生)からは芸能事務所アップフロントスタイル所属の研修生グループ「HAPPY! STYLE Rookies」に加入してアニソンやハロプロ系の曲を歌うアイドル活動を開始しています。小学生までは子役、中学生からはアイドルへと路線変更をしたみたいですね。
この時期は複雑なので、小倉唯ちゃんのはぴすたルーキーズ時代はよく調べてから次の記事で書こうと思います。
子役時代の話を唯ちゃんがしているのを聞いたことはあまりなかったのですが、2016年1月のゆいかおりLIVE TOUR「RAINBOW CANARY!!」横浜公演2日目で美空ひばりの舞台に出た時のカッパダンスを披露したのでとても驚きました!
今回はここまでです。
参考
「小倉唯」Wikipedia(2015年5月16日閲覧)
「元ハピスタルーキーズ 「小倉唯ちゃん」の応援 サイト」(2015年5月15日閲覧)
「小倉唯ニュース」(2015年5月16日閲覧)
※リンクに問題があればご一報いただければ対応します
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