ワールドシリーズでは惜しくも涙をのんだトロント・ブルージェイズだが、ファンの怒りの矛先はカナダ出身の男性ラッパー、ドレイクに向けられている。
 応援したチームには不幸が訪れるというジンクスを持つドレイクは、ブルージェイズが王手をかけた第5戦後、自身のインスタグラムで無安打に終わったロサンゼルス・ドジャース大谷翔平を挑発していた。

 冷静に考えれば言い掛かりにすぎないだろうが、冷静に考えられないのが敗者だ。
 そんなドレイクと対照的にチームやファンから愛されているのはジェームス・テイラーだ。
 マサチューセッツ州ボストン出身のシンガーソングライターは、地元のボストン・レッドソックスがワールドシリーズに出場すると国歌を斉唱。86年ぶりのシリーズ制覇でバンビーノの呪いを解いた2004年を皮切りに2007年2013年2018年と国歌斉唱を任され、歌で地元チームを後押しした。
 そんなテイラーは、「ニューイングランド人にとって、メープルシロップ、ロブスター、紅葉、ボストン茶会事件、そしてレッドソックスは『血』の一部なんだ」と地元愛を語っている。