元シアトル・マリナーズイチローが先月30日、東京競馬場で行われた第45回ジャパンカップの表彰式にプレゼンターとして登場した。

 野球界には競馬と縁の深い人物は多いが、元埼玉西武ライオンズ戸川大輔北海道にある競走馬生産牧場の戸川牧場出身。父が牧場の代表を務めている。
 戸川牧場ではダイシンオレンジサムライジャパンといった競走馬を輩出してきたが、モーリスが2015年の安田記念を制した際は戸川は誰よりも歓喜。中学生時代にはモーリスの出産を手伝い、その後もともに戸川牧場で育ってきただけに喜びもひとしおだった。
 一方、戸川は2014年のドラフト会議で育成1位でライオンズに入団。プロとして半歩スタートを切ったばかりだったこともあり、「僕も負けられない」と早期の支配下登録を誓った。
 戸川は2015年オフに支配下登録されるも、思うような結果を残せず、2022年限りで引退。その後、球団が運営する野球スクールであるライオンズアカデミーでコーチを務めた後、今年1月、北海道にある生産牧場のノーザンファームに入社。第2の人生を歩んでいる。