阪神タイガースは来春から、本拠地の阪神甲子園球場と2軍の日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎に打撃練習マシンの「トラジェクトアーク」を導入するという。
最新鋭のバーチャル機能により前面スクリーンに等身大の投手映像が映し出され、球速や球筋など、本物さながらの対戦が実現可能となる。
技術の発展が目覚ましい打撃マシンだが、わが国での先駆けは「坂上式バッティングマシン」と言われている。
1952〜1957年に西鉄ライオンズ(現在の埼玉西武ライオンズ)や大映スターズで活躍した投手の坂上惇が考案。マシンはもちろん、専属の打撃投手すら存在しなかった当時、現役の投手が野手の打撃練習に駆り出されていた自身の経験から開発した。
コンパクトな仕様で、トスバッティングの際にはボールの上げる方向や距離も任意に調整できるマシンは、選手1人でも屋内練習場で使用できることもあり古巣のライオンズや読売ジャイアンツなど8球団が相次いで採用した。
手応えを感じた坂上はその後、マシンを200台増産。売り込みをかけていた選手個人には売れなかったものの、遊園地やデパートの屋上など民間の娯楽施設には好評だった。
「高給取りの選手ならマシンを買うと目論んだが、家に帰ってまで真面目に練習する選手はいなかった」と苦笑する坂上。
だが、彼の考案したマシンがライオンズの黄金時代やジャイアンツのV9時代を下支えしたことは間違いないだろう。

最新鋭のバーチャル機能により前面スクリーンに等身大の投手映像が映し出され、球速や球筋など、本物さながらの対戦が実現可能となる。
技術の発展が目覚ましい打撃マシンだが、わが国での先駆けは「坂上式バッティングマシン」と言われている。
1952〜1957年に西鉄ライオンズ(現在の埼玉西武ライオンズ)や大映スターズで活躍した投手の坂上惇が考案。マシンはもちろん、専属の打撃投手すら存在しなかった当時、現役の投手が野手の打撃練習に駆り出されていた自身の経験から開発した。
コンパクトな仕様で、トスバッティングの際にはボールの上げる方向や距離も任意に調整できるマシンは、選手1人でも屋内練習場で使用できることもあり古巣のライオンズや読売ジャイアンツなど8球団が相次いで採用した。
手応えを感じた坂上はその後、マシンを200台増産。売り込みをかけていた選手個人には売れなかったものの、遊園地やデパートの屋上など民間の娯楽施設には好評だった。
「高給取りの選手ならマシンを買うと目論んだが、家に帰ってまで真面目に練習する選手はいなかった」と苦笑する坂上。
だが、彼の考案したマシンがライオンズの黄金時代やジャイアンツのV9時代を下支えしたことは間違いないだろう。
