Mへの展望

決してそんな嗜好ではない彼が、予想だにせず鞭を受けてみたいと言うのでその真意を確認する。

心意気は立派だが時期尚早。
初めからそうわかってはいたけれど、
彼の真剣さに免じて一旦はその願いを叶える事にした。




痛みも苦しみも傷痕も、
SがMに与える物は全てが愛撫。
それを知らずしてエスカレートする行為は、
いつしか虚しさに辿り着く。

そんなSMはして欲しくない。
誰かと比べる必要は無い。
君は君のペースで育んで。
一つ一つを大事にして。

そしていつか気が付いてくれたなら。
Mが受けるべきなのは責めではなく、
そこに込められたSの想いである事を。
君を取り巻く世界の美しさを知った時、
痛みはその形を変えられる。








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肌を滑る

彼曰く、私はじっとりと責めるのが得意らしい。

だがその半分は正解で、その半分は不正解。
何故ならば私にそんな高尚な意図はなく。
その日その時その瞬間、彼をどう扱いたいかという衝動に身を任せているだけだからだ。




彼のスイッチは知っている。
だけど簡単に押してしまっては意味が無い。
わざと。より繊細に。
張り付けられた体の上で羽のように振る舞えば、

敏感な触覚を極限まで高める事が出来る。
透明な産毛でさえ性感帯に変えられる。
彼を堕とす為だけに仕掛けた罠。
私の目的はいつも単純明快で。

ただ、
ただ、君が欲しい。








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誰も知らない

SMの意味を理解し始めた事で、私生活にも良い影響が出ているのだと嬉しそうに語るその瞳が嫌だった。

誰もが羨む充実した日常。
どこからどう見ても希望に満ち溢れた青年。
だけど私が見たいのはそれじゃない。
私の君はそうじゃない。

お気に入りのオモチャを奪い返すように、
綺麗な体を床に引き倒す。
組み敷かれた上半身は、その圧力に呼吸を忘れ、弄ばれた口内は、見た事もない彼を私の前に連れて来ていた。




形容するならば、野生。
光を失った瞳は吸い込まれそうな程に暗く、
醜い願いを口にしながら無様に精を吐き出している。

可哀想で、可愛い仔。
全てを捨てた体はゆっくりとシーツへ沈み、
優しく頭を撫でられている彼は、
安心しきった子供のような寝顔をしていた。








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