MVPについてのお知らせ

こんばんは、唯です。
いつもブログを読んで下さり、本当にありがとうございます。

かなり以前から考えていた事なのですが、今後のMVPについてはブログ記事とせず、音声でのダウンロード配信とさせて頂く事をお知らせいたします。




MVPという位置付けは、私のわかりにくい記事の解説であると同時に、SMについて貴方達と真面目に考えたいという私の個人的な願いから作ったものです。

しかしその論点の奥深さから、なかなか一筋縄では行かず。
いつもの倍近くの時間を要しながら、毎月頭を抱えて書いていたというのも事実。
まあそれすらも、私の愉しみの一つでしかなかったのですが。

今回、ファンクラブやダウンロードなどのコンテンツを増設した事により、ブログに掛ける時間が多少削られています。
その上で更に時間の掛かるMVPを設ける事は得策ではないと考え、このような判断に至った次第です。




他の音声配信と同様、シナリオなどは設けておりませんので、文章よりは砕けた表現でお伝えできるのではないかと思っています。

もちろん語り手のプロではありませんので、余計にわかりにくくなってしまう可能性もありますが(笑)
そこはご愛嬌という事で、楽しんで頂けますと幸いです。

また今までと同じく、記事内に登場する貴方の個人情報･プレイ内容などを詳しく説明する事はありませんのでご安心下さい。

貴方のプレイを通してSMを考える機会を与えて頂ける事を、深く感謝いたします。




今後はブログトップページ上部にある｢♥ダウンロード｣というリンクに更新日を設けますので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。




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2月のMVP

こんばんは、唯です。
皆さん、体調の方はいかがでしょうか？
毎日暗いニュース ばかりを見ていると、何だか気持ちまでがしんどくなってしまいますね。

私もまずは、自分にできる範囲の事をするように心がけています。
かかりつけの薬剤師さんから頂いたチラシには、手洗いが最も重要であると書かれていましたよ。


あまり過敏にならず、美味しい食事とたっぷりの睡眠を。
そして手洗い・うがいに、｢いつもより疲れているかもしれない｣。

そんな自分の小さな変化に気付いてあげる事が、体調管理の第一歩となりますから。




春の優しい風に、貴方達の笑顔が見られますように。
3月になりましたので、先月のMVPをお知らせします。

2月のMVPは｢浄化のM男｣。
先月、最も多く読んで頂いた記事でした。




『貴方にとって、SMとはどんな位置付けにありますか？』
時折、プレイの中でそんな問いを投げかける事があります。

何故なら貴方と私の価値観は違っていて当然で。
貴方が何を大切にしているのか、何処を目指そうとしているのか。
SとMが同じ方向を向いていなければ、その関係性は成り立たず。

そこから先への成長が望めないばかりか、お互いの違和感が次第に溝を深めてしまう事にもなりかねません。
私は今までに、その違和感を貴方達と同じ側で感じてきたものですから。

できる事なら取り除きたい。
できる事なら、1mmでも貴方の傍に寄り添いたい。

私が放つ言葉の裏には、そんな複雑な感情が所狭しと並べられていて。
貴方をぐずぐずに解きほぐそうと、いつでも目を光らせているのです。



ですからHさんの言葉を聞いた時、ばらばらだった彼の欠片達が一瞬で1つの線へと繋がりました。
私が驚いたのは、彼が未経験でそれを見出していたという事。

まるで銀河鉄道の光のように、彼という線路は真っ直ぐに闇の中を貫き。
その行く先は、まだぼんやりとした未来を温かく照らしているように感じたのです。



最初にお話したように、貴方と私は別の人間ですから、その価値観は違っていて当たり前。
その中で歩み寄り、試行錯誤し、時間を重ねながら関係性を構築していく。

それは日常の人間関係と何も違わず。
寧ろ、それよりも明白だとは思いませんか？

だって私達はSMという同じ場所にいて。
嗜好は違えど、それをぶつけ合い、確かめ合う事ができる。
同じ方向を向いて、同じ目線で愉しむ事ができる。

貴方が否定されない場所。
自分が赦されるという安心感は、やがて貴方を解放する事ができるのですから。



プレイのもっとずっと先へ行こう。
彼が唱えてくれたカタルシスは、SとMの水平線。

いつかそこに辿り着いた時に。
私は貴方と一緒に笑い合いたいだけなのです。




さあ、明日も12:00よりお待ちしています。
お部屋に入られたら、まずは手洗い・うがいをしましょうね。


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色違いで全部真っ黒。
こちらもリクエスト可能です。

1月のMVP

こんばんは、唯です。
2月に入って少しだけ冬の寒さが顔を覗かせるようになりましたが、そんなのお構いなし。
目に映る景色は、柔らかな緑達に覆われています。

けれどそれとは逆に、世間はウイルスの話題ばかりですから。
まずは自分の身体に耳を傾けるところから始めてみましょう。


睡眠や栄養は足りていますか？
疲れる事に慣れてしまって、無理をしている事に鈍感になっていませんか？
手洗いとうがい、可能であるなら人混みを避けてマスクをする。

自分を心配してあげるだけでも、予防につながる事はたくさんありますから。
元気な貴方達のお顔が曇ってしまう事のないよう、自分にしっかりと休息を与えてあげて下さいね。




一日も早くこの事態が終息しますように。
始まったばかりの今年、最初のMVPをお知らせします。

1月のMVPは｢亀頭戯び｣。
先月、最も多く読んで頂いた記事でした。




プレイ前。
プレイの最中。
プレイの後。

それらの重要性にもし順番を付けるとするならば。
貴方はこの中からどれを選択しますか？
きっと大半の人が、｢プレイの最中｣と答えるのではないでしょうか。

もちろんそれを求めているのだから当然の事ですし、その重要性は誰が見ても明らかです。
ですので今日は、また違った視点からお話をしていく事としましょう。




｢ふりかえり｣。
前職に就く為に学んだのは、とある出来事を科学的に分析するという作業。
以前もお話したように、それが骨の髄まで染み付いている私は、それらを無意識に行いながら思考をする癖がついています。

ですからこのブログもそう。
私が他の女王様方と違う書き方をするのは、これが｢ふりかえり｣だから。

楽しいプレイの記録置き場ではなく、ここは私自身の思考を振り返り、昇華する場所なのです。



FさんはSM歴の長い方で、その責めも生半可なものではありませんでした。
掲載していた写真は私の責め具ですが、Fさんが持参していたのは文房具の小さなクリップ。

それを鞭で打たれ、外してはまた挟まれ。
仕上げに高温の蝋燭を垂らされたとなれば、その苦しみは容易に想像できますね？

けれど彼は笑っていた。
拷問のような苦しみから解放された事も手伝っていたのかもしれませんが、その笑顔があまりにも満たされたもので。

ああ、彼は飛んだのだと。
彼がその景色に辿り着けた事実が、私の泉を豊かな水源で満たすように。
形容できない美しさは、彼の瞳に無限に広がる真っ青な空だったのです。



プレイが終わった後。
貴方はどんな姿をしていますか？
開放感、満足感、喜び、恍惚、解放、赦し。
それらに反する不服、不満、反省と後悔。

一人一人、一回一回のプレイの後。
そこに見える貴方は、より本質に近い貴方だと私は思っていて。

プレイの後にプレイをしたくなる。
終わったけれど、また終わりを始めたくなる。
それはまるで、貴方という物語をめくるように。

私のプレイは途切れない。
終わりは始まりで、始まりがまた貴方を開く事。
重ねても重ねても、あの高い空に手が届く事はきっとないけれど。



それでも同じ青を見たい。
ページをめくりながら、同じ高さで手を伸ばしたい。

貴方と私が同じ空の下で戯ぶ時。
そこに広がる泉には、見上げた空さえ堕とす事ができるのです。




さあ、明日も12:00よりお待ちしています。
貴方の元気なお顔が見られるのを楽しみにしていますよ。


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12月のMVP

こんばんは、唯です。
お正月の雰囲気はどこへやら。
今日はスーパーで節分の豆が売っているのを見かけました。

私も行き当たりばったりは好きではないので、しっかり準備をしたい方なのですが。
あまりにも先走り過ぎている世の中に、少し世知辛さを感じます。

もう少し丁寧に。
お祭り騒ぎもいいけれど、大事に噛み締めていきたい。
そんな事を思いながら、ゆっくりと今日の食材を選びました。




今年のプレイもより素晴らしくなるように。
昨年最後のMVPをお知らせします。

昨年12月のMVPは「克服のM男」。
先月、最も多く読んで頂いた記事でした。




「楽しかったです！」とか「来て良かったです！」とか。
その時の想いを言葉にして伝えてくれる事は非常に嬉しい事であるし、何より貴方が喜んでくれる事が私は嬉しい。

けれど勘違いをして欲しくないのは、それが私だけの力ではない事。
貴方からの賛辞は光栄であるけれど、それがどちらか一方だけでは成し得ないものである事を知っておいて欲しいのです。




Nさんがあの日もし、アナルを克服したいと思わなかったならば。
あの時もし、私にそれを伝えてくれていなかったならば。

彼は今も苦手意識を持っていて、克服するチャンスを窺(うかが)っていたのかもしれない。
新しい悦びに、心の底からの笑顔を見る事はなかったかもしれません。

人はそれを必然と呼ぶのかもしれないけれど。
私はそうは思わない。

全ては小さな偶然の集まりで、その積み重ねの上に人々は息をしている事。
私がこうして文字を綴っている事すらも、何か一つが違えば存在しなかったかもしれないのです。



あの日、あの時。
違う人生を生きている貴方と私が、SMという同じ世界で偶然に出逢った。

それぞれの性癖、それぞれの嗜好。
それぞれの経験に、それぞれの想い。
性格、価値観、環境、過去…

数えきれない要素が偶然に絡み合って、この瞬間が存在している事。
私はそれを、多分、人より貴方に近い場所で感じた事があるから。

できる限り寄り添いたい。
その想いを共有したい。
小さく伸ばされた手を、確実に掴んであげたい。

それに呼応するように、貴方が私と真剣に向き合ってくれた時。
プレイは思わぬ展開と成長を見せる。

それは貴方の想いが私に届いた証拠。
彼がアナルを克服できたのは、私をそう動かした、彼の自身の想いだったのです。




SMという小さな世界。
そこに住まう人々はそれぞれに自分の意志を持っていて。

私はそれをとても素晴らしい事だと思っています。
「好きな事を好きだと言うのは、とても勇気のいる事」ですから。

これは、過去の私へのメッセージ。
SMが好きだと言えなかった、4年前の自分へ。

立派な経験も素晴らしい知識も必要ありません。
今のありのままの貴方でいい。
貴方のSMは、これから創られていくのですから。

たくさんの偶然を貴方と私で積み重ねていけたならば。
いつかそれが必然だったと。
笑い合える時が訪れるように。




さあ、明日もいつもの時間にお待ちしています。
まずは貴方のお話を聞かせて下さいね。




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11月のMVP

こんばんは、唯です。
冷たい夜空に大きなオリオン座が輝き、星よりも眩しいイルミネーションの街並みが、人々を優しく包んでくれている今日この頃。

意味もなく心が踊るクリスマスは、大人になってもやっぱり大好きなイベントの1つで。
今年はどこのケーキにしようかと、母と相談している最中です。

12月24日は丁度お休みになっていますし、ゆっくりとお料理をしながら、両親と過ごそうかと思っているところ。

寒さも人混みもストレスの元凶でしかない私にとっては、穏やかな聖夜がプレゼントの代わりかもしれません。




さて、今年ももう残りわずか。
12月となりましたので、先月のMVPをお知らせします。

11月のMVPは｢新たなる奴隷志願｣。
先月、最も多く読んで頂いた記事でした。




私が｢奴隷｣というものを軽視していない事は、皆さん既にうんざりする程にご存知だと思います。
そしてそれは、その前段階の奴隷見習いも同じ事で。

奴隷見習いとして、奴隷を目指せるかどうか。
そこまでの考慮をした上で、彼等の調教を改めて追求していきます。

けれども｢奴隷見習い｣という位置付けは、実は設けようとしてできたものではなく。
プレイ中に私が口走った、何でもない言葉の一部でした。



まだ私が奴隷にこだわっていなかった頃。
｢奴隷になりたいです｣
そんな申し出が相次いで。

そう思ってくれる事自体は本当にありがたいですし、私自身とても嬉しかったのですが...
彼等は｢私｣をみていなかった。
そんな子達からの申し出は、｢奴隷｣というステータスに酔っているだけに見えて。

何も響かないないし、何も伝わってこない。
それでは何も生まれない。
その憤りと虚無感に、強く撥ね付けた子達がいたのも事実です。



それでも私は、どうしてもそこを見逃す訳にはいきませんでした。
以前にもお話させて頂きましたが、それは非常に責任の重いもので。
軽く受け入れる事は簡単だけれど、私はそうはしたくない。

SMの世界で生きる私だからこそ。
彼等が｢私｣に訴えてくれているからこそ。
彼等の真剣な想いを軽々しく受け入れる事はできない。

私と向き合う覚悟があるのかどうか、奴隷になる覚悟があるのかどうか。
それが本当に貴方の為であるのか。
それを確認する為に、｢奴隷見習い｣というものを設ける事にしたのです。



ですから新人の頃からプレイを共にしてきてくれたTさんが、思い付きで奴隷志願をした訳ではない事はもちろんわかっていました。

けれどブログから伝えられる事が、ほんの僅かである事も私は認識していて。

長いプレイ経験のある彼だからこそ、そこをきちんと確認しておかなければならなかった。
私がそう理解していたように、私が手加減をしていた事を、彼は認識していませんでしたから。



だから私は敢えて彼に考える時間を与え、自分と対話をするよう促したのです。
それが彼の為であり、ひいては私の為でもある事。

例えその答えが｢否｣だとしても、重要なのはそこではない事。
様々な彼等の想いに対して、どんな場合でも誠実で在る事。

貴方と私。
そこに意味がある事以外に、重要な事は何もないのですから。



貴方達の形が様々であるように、奴隷の在り方もまた様々。
奴隷のその先へ進める仔に出逢えると嬉しいと、また新たな野望を抱いている私です。




さあ、明日も12:00よりお待ちしています。
冷えた大気に熱いプレイを展開しましょう。


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