文教経済委員会に付託された案件の審査の経過並びに結果報告住民協議会

2012年03月17日

建設水道委員会に付託された案件の審査経過並びに結果報告

委員会報告の続き
議案第1号 平成24年度 松阪市一般会計予算のうち歳入関係特定財源、歳出第4款衛生費第1項第12目水道費、同第8款土木費、同第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費、債務負担行為、地方債について

Q:「雪寒対策道路維持事業費について、当初予算計上額が平成22、23年度最終補正額に対して少ないがその理由は。また、発注方法は」
A:「降雪量の予測は難しく、実績が基準となることから最終的に補正対応となっている。また、発注について、本庁管内は6地区に分け、それぞれ指名入札により業者委託を行っているが、その選定については冬季限定ということもあり大変苦労している。飯南・飯高管内はそれぞれの振興局に確認のもと、幹線道路については主に県道・国道であるため県・国の道路管理者により対応、生活道路については通常地域でできることは自治会で対応し、緊急時は業者により対応している」
意見:「委託業者の受け手がないのが現状であると思うが、今後の課題として、工事を受けた業者に対し優遇措置を考えていただきたい」
Q:「橋りょう長寿命化修繕計画策定事業費について、211橋に選定した理由は。また、23年度は192橋で600万円、24年度は211橋で3000万円であり、比較すると数値的な根拠に疑問があるがどういうことか」
A:「国の交付金事業であり、対象となる橋のうち重要度の高い路線、用途を考慮して、211橋を選定した。また、23年度の192橋については、既に橋りょうの点検、健全度評価を行っており、修繕計画策定予算である。今回計上分は橋りょうの点検、健全度評価を行っていないため、その分の費用が増額となった」
Q:「洪水ハザードマップ作成事業費について、作成に当たっての安全防災課との協力は。また、印刷枚数及び配布方法は」
A:「国が一級河川の櫛田川と雲出川の洪水氾濫シミュレーションを見直したため、ハザードマップを作成するもので、安全防災課と協議の中で、24年度に避難所等の見直しが行われることから、ハザードマップに反映していく。配布については、櫛田川と雲出川の洪水氾濫シミュレーションに影響する地域の世帯で、櫛田川についての配布部数は7800部、作成部数は8200部、雲出川についての配布部数は1万300部、作成部数は1万1800部、合計2万部と考えている」
Q:「屋外広告物事業費について、違反屋外広告物の撤去については行政が行うのか」
A:「違反屋外広告物の簡易除去については、公共の施設内でのパトロールや市民からの通報で適宜撤去している」
Q:「県施行街路事業負担金について、予算額が23年度より倍増しているが、その事業内容は。また、松阪公園大口線の開通時期は」
A:「鎌田踏切アンダーパス化のJR・近鉄への委託工事の関係で、函体の工事と国道42号側から鎌田栄町の新設の交差点までの電線共同溝工事及び取り付け部分の道路改良工事を24年度に予定している。あと、用地買収が本線で1件、支線で4件ほど残っている。また、完成時期は26年度の予定である」
Q:「総合運動公園について、芝生公園が24年度、多目的グラウンドが25年度から供用開始ということだが、多目的グラウンドの用途は」
A:「多目的グラウンドについては、市民の意見交換会等の中でも人工芝でといった要望があり、またサッカー等関係者からも要望等いただいている。今のところ人工芝で整備をしていく考えであり、サッカーに限らずラグビー、ゲートボール、グラウンドゴルフ等に利用できる」
Q:「多目的グラウンドが全面人工芝になれば、野球やソフトボールには使い勝手が非常に悪いが、どう考えるのか」
A:「現実に使えない状況であり、人工芝での野球、ソフトボールの供用は考えていない。整備は遅れるが遊具広場予定地で利用できるよう考えている。時期については多目的グラウンドの供用開始後、整備に入っていく予定である。」
意見:人工芝でほぼ決定との理解はしておくが、市民への対応をしっかりしてほしい」
Q:高須町公園多目的広場施設整備事業費についての内訳は」
A:「ソフトボール2面の整地と暗渠排水溝とフェンスの改修等である」
採決の結果
挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定

議案第11号 平成24年度松阪市水道事業会計予算について
Q:給水量の予定量が23年度に比べ減少している理由は」
A:給水量は年々減っており、23年度については、当初に比べて約27万トンの減が見込まれており、これを勘案し予算計上した。給水量が減少した原因としては、事業所の景気低迷や一般家庭での節水意識の定着が考えられる。」
意見:「使用量も減っているので、もう少し料金面においても県との折衝を行い、改善していくようこれからも努力していただきたい」
Q:国庫補助金返還金の詳細は」
A:「平成22年度から行っている下水道事業に伴う水道管移設工事において、水道事業会計から下水道事業会計へ予算の組み替えを行った結果、水道事業会計で計上した受託工事収益がなくなり、特定収入割合が23年度見込みで4パーセントとなった。特定収入割合が5パーセント未満だとその分を返還しなければならず、24年度において23年度消費税相当分を返還金として予算計上した」
採決の結果
挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定

議案第12号 平成24年度松阪市公共下水道事業会計予算について
Q:「マンホールの液状化対策について、詳細な事業内容と具体的な工法は」
A:「液状化対策として、中越地震・中越沖地震を受けて指針を作成し、19年度以降の施工は液状化対策を行っているが、18年度以前の施工分である約1万3000基については今後行う必要がある。そのうち緊急度の高い、第1次緊急輸送道路等にある約350基から行う。また、具体的な対策としては、まわりに穴を掘り掘削し砕石を入れるなどの工法を考えている。費用は1基当たり30万〜50万円程度である」
Q:「24年度の事業完了時の普及率は」
A:「普及率は約45%を予定している」
Q:「大口ポンプ場増設設計業務委託について、詳細な内容は」
A:「建屋と流入渠、放流渠、ポンプ2200ミリ1台と1200ミリ1台の実施設計業務である」
採決の結果
 挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定

 最後までご覧いただき、ありがとうございました。


yuji_matsusaka at 20:30│Comments(0)TrackBack(0)

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