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9月9日朝7時大部分のオーケストラメンバー役割を終えて空港に向けて出発。 また来年よろしくと手を振って送る。何時も印象的な光景だ。日本に帰る人、アメリカに帰る人、ヨーロッパに帰る人いったんここで別れる。名残り惜しい気持ちもする。私はこれをSKF松本以前の89年から23年間続けてきた。無事にオーケストラコンサートまでやり遂げホットした気分になる。ゼルキン、武満メモリアルや小澤塾オーケストラのメンバーはさらに11日まで残る。

 9時に朝食を済ませてしばし部屋で雑務、今日はコンサート準備まで時間があるのでホテル周辺を視察、上海は超近代的なビルがあると思えば、すこし入ると雑多な住居、商店、食堂がたむろしている。そこには独特の味がある。昨日チェロの岩崎さんに聞いた小龍包(しょうろんぽう)のうまいという店に入ってみる。昼に来たら大変な行列だったので時間をおいて来てみた。12個の包みでたったの30元(400円)だ。たしかにはやっている店だけあってうまい。そして近くのデパートも覗いてみる。巨大なデパートだ。シャネルとか欧米の高級化粧品、イタリアのスーパーカーなども展示してある。矢張り婦人ものの衣料コーナーが圧倒的に多いのは日本と同じ。我々のホテルは全くの繁華街にあることに気がつく。まさしく市の中心だ。

 ホテルに戻ってメールで日本との連絡の仕事を行い一休みして劇院へ。演奏者は午後は本番の前にリハーサルに入り緊張が続くが特に裏方はステージ設定、楽器の運搬含めて休む暇がない。また演奏が終わったあとも次の設定で夜遅くまでホテルに戻れない。この下積み支えがあって華やかなフェスティバルが成り立っている。広報担当、演奏家対応、楽屋見張り、ぎりぎりまでのチケット管理も我々の仕事。劇院は会場を提供してくれるがチケットもぎりと席案内のほか付帯雑務まではやってくれる訳でない。

 何時ものように18時受付準備開始、18時45分開場、続々と客集まる。やはり今晩も若い人目立つ。
 19時15分コンサート開始、モーツァルトのピアノ四重奏、プロコフィエフの五重奏、R・シュトラウスの金管五重奏、バルトークの2台のピアノと打楽器のためのソphoto_6
ナタそれぞれの名手に よる熱演に聴衆拍手喝采、多くの作曲家の演奏を一機に通して密度が高すぎ、果たして上海のお客さまどのように受けとめてくれたか気になる。
帰路カメラの大窪さんを昨晩と同じ店でしばし慰労してホテルへ。明日はピーター・ゼルキンのピアノリサイタル。