今年のオペラの演目ヴェルディのファルスタッフの稽古は大詰めに入ったが今までの過程を見て、出来栄えは素晴らしく多くの人に鑑賞してもらいたい気持ちで一杯だ。私は2012年12月、指揮者のファビオ・ルイージに指揮懇願のあいさつのためニューヨークのメトロポリタン歌劇場に向かった。ルイージはオペラ「アイーダ」を公演中でこれを鑑賞したが秀逸、壮大のものだった。この人が2014年に松本に来てくれると胸が騒ぐ思いだった。

そのルイージが今まつもと市民芸術館で110余人のサイトウ・キネン・オーケストラと世界の一流歌手で稽古をしている。

特にオーケストラの演奏が素晴らしいので歌手の声が引き立つ。ルイージはこれを見事に引っ張っている。こんなことが信州山国の一角松本市民劇場で起こっているとはまさに夢を見ているようだ。小澤さんも健康を取り戻し稽古に密着してこれを包んでいる。今年は小澤さんはオペラを振らないがまさにこれはルイージとの共同制作だ。サイトウ・キネン・オーケストラというここまでクォリティの高くなったオーケストラでオペラをやりたいと云った小澤さんの気持ちが良くわかる。これ当代世界の名指揮者ファビオ・ルイージでファルスタッフが実現するとは、SKF松本の名前での最後の年のフェスティバルの名演となるので是非みなさんに鑑賞していただきたい。公演は8/20、22、24、26と4公演となるが席に余裕があるのでこのことをみなさんにお伝えする。チケットの問い合わせは実行委員会事務局0263-39-0001まで。