2015年12月09日

冬の木漏れ日

IMG_0771久しぶりに、
本当に久しぶりに暇がある。
もちろん、やろうと思えば無限に仕事は残っているのだけれど
今日のところはまあ大丈夫といった感じ。

今年一年、どれだけ時間に追われて過ごしてきたんだろう。
なんか怖いな。

宮益坂の木々は紅葉して、風が吹くたびに黄色い落ち葉が舞う。
それは冷たく澄んで清々しい。
この季節、好きだな。
あわただしい師走の雰囲気は苦手だけれど、
冬という季節は昔から好きなんだ。
じっとふてぶてしく強い。そんな感じ。

たくさんの人と出会い、
怒り泣いて過ごしているけれど、
結局、私は私で生きてこれたと思う。
それは当たり前のようで、
実はとても大事なことかもしれない。
人のおかげ。私を見守ってくれている人たちのおかげ。
小さな一歩一歩が力になり、今は自分を支えてくれている。
おばあちゃんになるころには、それは杖となり、
雨の日や風の日の石段を上るのを助けてくれるだろう。

冬のように、しぶとくいこう。
まあ、なんとかなる。
乾いた空気を突き破って射す木漏れ日のように、
潔くいよう。





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2015年08月12日

勇気の祈り

IMG_0466広島と長崎に原爆がおとされ
15日に終戦というタイミングで
川内原発が再稼働してしまう
日本の中で、
みなさん元気にお過ごしですか〜?

ニュースを見てむかつきながら気持ち悪くなった。
気持ち悪いけど、いろいろと頑張らなくてはいけない。
目下のことに。
仕事をしゃきしゃき終わらせて、
週末は広島へ行こうと思う。

口を閉ざしていた、被爆者の方たちが
私たちのために、未来のために
語りはじめている。

わからないことばかり。計り知れない痛み。
だからって、目をつぶるのは違う。
ちゃんと聞かなきゃ。ちゃんと考えなきゃ。

忙しい毎日に忙殺されて、日々に流されているだけなんて、
いろんなことがどうでもいいくらい日常に押し寄せられちゃうなんて、
奴隷と一緒。

できること、できないことがある。
でも、感じることなしに、考えることなしに、
自分の手でなにかを触って掴んで育てないことなしに
生きるなんてありえない。

私のこころ。
見えなくても、ここにある。
それと同じ。
祖先の、日本人の、賢者たちのこころも近くにある。
私と同じ、凡人たちの勇気と祈りも。





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2015年07月28日

夏バテですか〜

022夏バテだと言い切ってしまうには
疲れすぎている、今日この頃。

うまく眠れない。

うまく起きれない。

いろんなことに昔から不器用だ。

けれど、開き直るのだけは得意かもしれない。

清々しく過ごしたい。涼やかな人でいたい。
心に不の渦をぐるぐる抱えていると
それは顔に雰囲気に出る。
人をいい気分にさせないし、近寄りたくない人になってしまう。

もし、悲しいことがあっても、むかつくことがあっても、
前向きでいよう。
そして、時には無責任なくらいの明るさで
楽しいことへ歩み寄ろう。

自分の味方は自分。
なかなか忙しくて相手にできないけれど、
隙を見て優しくしてあげよう。

寝る子は育つ。

今日は楽天で注文した扇風機が届くから、
ゆっくり眠れるかな〜

いい夢を見て、現実だって夢に叶わないくらい幸せでいよう。


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2015年07月14日

真珠

003昨日は飲み過ぎた。
いつもだけど。

おいしいものを食べながら好きな友達と話して
ついつい飲む。
なんかおっさんみたいだな。

毎日毎日、いろんなことが起り、
いろんなことを考える。
目黒川の桜はついこの前までは初々しい新緑だったが
今は深い緑を茂らせて堂々としたものだ。
日々の移ろいの中、とどまりたいと足掻く。
強く正しくありたいと意気込み悩む。
その大半はどうにもならないことばかり。
でも、中には思うように進んで行けることもある。

諦め悪く行きたい。
手に入れたいものを手に入れよう。

それは目には見えない優しいものだったりするから
どこにあるのかはいつも難しいけれど
小さな真珠みたいに
私の掌の中で、育ち続けている気もしてきた。




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2015年07月08日

梅雨が明ければ

016雨降りが続いてる。
気が滅入るけど、どこかの緑が潤ってると思えば
まあ、いいか。

この半年、本当にいろんなことがあった。
私の人生。
いつもいろんなことがあるんだけれど、
上半期、大変だった。

あっという間に7月。
心静かに過ごしたい。
悲しいこともつらいことも、雨に打たれるアジサイみたいに、
受け止めて優しく微笑んで。

梅雨が明ければ
ギラギラとした夏が待っている。
東京の夏は大の苦手だから、
地方へ逃げよう。

なるべく自分に正直になるべく隙をみて甘やかして
好きなように過ごしたい。
そうすることが痛みからの再生になる。

いろんなことがありすぎて、
整理できない心も、
時と自然と気ままな性格を味方につけて
少しずつ治癒されて行くだろう。

擦りむいた膝小僧も、気付けば治ってる。
傷跡は残っても元気に走れるようになるんだ。





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2014年11月14日

時間って大事よね

009人生ってそんなに長くないから、
時間って大事よね。
本当にやりたいことをやらないと
勿体ない。

私は好奇心が旺盛なので何にでもすぐ手を出してしまう。
そして、忙しくなってきて自分がひどく面倒くさがりだったことを思い出す。
大変でもいい。楽しければ。
つらいときがあってもいい。何かの役に経てば。
でも、そうじゃないなら意味がないよね。
やりたいことかなと思って初めてみても、
違うかもと思ったら軌道修正。
やめる勇気はいつだって必要だ。

人ってそんなに大きくないから、
いろんなことはできないよね。
本当にするべきことを決めたいな。
心血を注ぐことは少ない方がいい。

私はどうやら血が濃いようで、どちらかというと情熱的だ。
中途半端やあやふやは苦手。
やるならとことんやりたいし、頑張るなら最後まで頑張りたい。
でも、冷酷なほど合理的なので、
頑張っても実らないことは絶対嫌。

こうして覚悟を決めながら、自分の居場所を確かめながら、
私は人々の中で振り回されたり振り回したり
ちょっとしたトラブルメーカー的な要素を持ったまま
成長し続けていくのだろうな。

何事も挑戦だ。
そこには気付きが必ずあるから。
はじめることはいつだって素敵だ。

これから先どうなるかわからない。
なにをしてでも生きていけるし、
なにをしたいかも変わるだろう。

私は私。

だから、自信を持って、時間と自分と愛する者を
大事にしていきたいと改めて強く思った。





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2014年10月22日

時間よ、とまれ

IMG_0832もう10月末、すっかり寒くなってきた。
冬ものの布団をクリーニングに出したっきり取って来ていないので、
寒い寒いと夏掛けに包まっている。

飲みかけのペットボトルをそのままにしておきたいような
気分の時がある。
このままでいたいのだ。
過ぎて行く時へのささやかな抵抗。
時間よ止まれと呪いをかける。

でも、それはただの物臭に限りなく近く映り、
誰かの潔い手で連れ去られる。
または自分自身でも嫌になって片づける。

今日こそは、羽毛布団を取って来ようか。
それとも、明日でいいのか。

あったかいほうがいいに決まってる。
でも、やわらかな寒さに耐えていたい、そんな心境なんだ。

次から次へと世界は進んで行ってしまうから、
止まったままでいる、もう動き出さない、
あなたのことを想う時間くらいくれたっていいじゃない。



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2014年08月28日

夏の終わり

073涼しいというか、寒いくらい。
もう夏が終わっちゃうね。

寂しいのは季節のせいなのか、
自分のせいなのか、
季節はいつも速足でわたしはのんびり。

なんとなく心もとなく、今日も日が暮れて行くよ。

不安だから、誰かの手を繋いでいたい。
未来は不明だから、たくさん約束したい。

少しでも心安らかに過ごせるように、
私は小さな策略を練って、明日に備える。

泣かないように、やきもきしないように、
笑顔で過ごすべく自分を守る。

友達の少ない私は、
なんだかんだ言って恋人に依存しがちだけれど、
あなたの負担ではなく肩の力が抜ける存在でいたい。
間が抜けていて思わず笑ってしまう、
ブスキャラくらいが調度いい。

忙しいなんて、言いたくないけれど、
実際忙しい毎日の中で、
どれだけ大切なもの抱きしめて増やして行けるか、
きっとここからが勝負だ。




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2014年07月10日

もう一日

012オランダは負けちゃうし、
台風の影響か低気圧で頭も痛いし、
まいったな〜

でも、今日ちょっと素敵な詩を書きあげた。
美しい曲に詩を付けるお仕事。
幸せ。
歌い手さんが息吹を吹き込んでくれたら
みなさんにもご紹介しますね。

ただ詩を書くのもいいけれど
曲に詩を付ける作業はまた格別な楽しさがある。
美しい曲なら尚更。
会ったことのない作曲家との見えない糸。
歌う人へつなぐ心の手紙。
それはひとりで書く詩の孤独さとは無縁の
心躍る作業。
音符と一緒にいつまでも遊んでいたい。

以前、リュシウォンさんの流れ星という詩を書いた。
ファンにとっても人気の曲でカラオケでは今でも流行ってるとのこと。
嬉しいよね。

別れた女を忘れられない女々しい男の詩。

今回は別れた男を支えに生きる健気な女の詩。

誰だって愛する人がいて愛されたことがたぶんある。
それを支えにやって行くしかないのよね。

頑張った先に愛してくれた人の笑顔をあると信じながら
もう一日やって行こう。



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2014年07月09日

聖域

041時間が経つのが早いな。

先月はクロネコちゃんという音楽童話の吹奏楽とのコンサート、
そしてRAINをテーマにしたピアノとギターとのライブがあった。

そして、今月はちょっとのんびりかなと思っていたのも束の間、
慌ただしくなってきた。

こうして時が過ぎてしまうのは怖いねえ。
実感があんまりないんだよな。

生きてるような頑張ってるような気はするんだけど、
実感が足りないんだ。

そもそも自分の歳とか、自分の仕事とか、
ぜんぶそうなんだよな。
愛とか夢とかもそうだし。

子供の頃、胸の辺りがスースーして手足が浮いて
落ち着かない感じで居た堪れない感じで過ごしていて、
大人になって少しおさまったかと思ったけど、
変わっていない。

実体がない、存在が危うい。
そう思ってしまう、感じてしまう。

詩でも書くのがいいな。
文字は文字。
言葉にしたことで安心する、私の聖域。



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2014年05月20日

信じたいな

004誰かと一緒に素敵な時間を積もらせていくと
その人と離れるのが怖くなっていく。

好きな人との時間は宝物で、
それが増えていくのが嬉しくて
一瞬一瞬を瞳に肌に刻みつける。

一緒に出かけた場所、食べたもの、感じたこと、
それがもうふたりでひとつになっていて
切り離しては考えられない。
ぴったり対になっていて、分けては思い出せない。

それでも、別れはやってくる。

お腹を大きな爆弾が通過して、
すかすかして自分じゃない気がして、
不安で苦しくていたたまれなくて、
生きてるのかどうなのかもわからなくなってくる。

それでも死ぬことはないと知っているけれど、
できるなら同じ想いはしたくない。
あれ以上の痛みは耐えられないと思ってしまう。

知っているから受けて立つ勇気が持てるのか、
知っているからこそ二度と繰り返したくないと思うのか。

痛みを乗り越えて、
私は強くなったのか弱くなったのか・・
どっちもなのかもしれない。

手放すことが愛することにつながるときもある。
自分の我だけで推し進めるほど、わがままにはなりたくない。

誰かの幸せを心から願うこと、
それはきっと自分の幸せになるのだと信じたいな。



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2014年05月14日

風の電話

006岩手県大槌町にある「風の電話」
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105120083.html
震災で亡くなった方と残された人が
電話で繋がることができる場所。
庭師の佐々木格さんが私たちのために作ってくれた。

なんて素敵な発想だろう。

私も亡くした人を想って、何度も手紙を書いた。
風が届けてくれるようにと声に出して呟いた。
それは今も続いているのだけれど、
風の音や浪の音が聞こえる場所で自然に囲まれながら受話器を握ったら、
涙もこぼれるだろうが心も救われる気がする。

私たちはどうにもならないことを抱えて生きている。
生まれも死も、どうすることもできないし、
自分の気持ちさえ、ましてや人の気持ちなんて
コントロールすることは不可能だ。

その中で、なにが出来るか。
愛する人ひとり大事にしたいと切望する。
つかまえた手を離さないと誓い合う。

突然、その人の命さえ、
夕暮れの太陽のようにあっという間に見えなくなってしまうことがある。
残された空を染める赤い光を呆然と眺めながら、
暗闇へと身を沈めて行くしかない。

けれど、太陽はまた昇ってくれるんだよね。

どうにもならないことを痛いほど感じながら、
それでも笑顔で生きて行きたいな。

風の電話に入ったら、
きっと下ではなく上を向くような気がする。

風の向こう、空の向こうにあなたがいるような気がして、
自然と顔をあげるよ。





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2014年04月21日

日々のできごと

003日々のできごと。
なんでもないようで、抱きしめたくなる一日。

朝起きて、カーテンを開けて、まずは軽い日光浴。
機嫌がよければコーヒーを入れてお風呂を入れて、
スマホを見ながらのだらだらタイム。
鉢植えの花の様子をチェックして、必要だったらお水をあげる。

至福の日曜日。
そして、今日は月曜日。

掃除をして熱いシャワーを浴びて、
家を出ると雨が降っていた。
マンションの前の一軒家の庭に藤の花が咲いている。
ここ数日綺麗だなと気にしていたのだけど、
今日は雨に濡れてよりいっそう美しかった。
バスに乗って渋谷駅。
いつもの宮益坂へあがると、並木道のなんでもなさそうな木が
新緑を迎えわさわさと風に揺れていた。
雨をうけて元気そう。
足元には踏まれても負けないタンポポ。

都会の毎日。コーヒーを片手に出社。
ビックカメラのポイントで新しいマウスを買ってきてもらった。
コードレスでストレスフリー。
かわいい。
仕事も捗りそうな予感。

さあ、今週もはりきって頑張りましょう。

私は毎日を愛してる。




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2014年04月15日

詩は生まれ続けるということ

077悲しいからこそ、思い浮かぶ歌がある。
寂しいからこそ、感じる人の心がある。

すべてがとても満ち足りていたなら、
私は詩を書かないかもしれないな。

けれど、そんなことが永遠に続くことはないから、
いつだって詩を書くだろう。

満ち足りる永遠と不安がる一瞬を繰り返して、
いつだって詩を書くだろう。

誰かに何かを求める心。
ひとりだと頼りないと手を伸ばす素直さ。
好きな人には何処までも貪欲で、
それ以外を極端に遠ざけてしまう強情さ。

変わらない。
変わらないながらも、少しずつ進んできた。

人には性がある。
自分の望む望まないにかかわらず、
起こる運命に振り回されながら、書くことを支えに乗り越えてきた。

そして、そこにはいつも誰かが傍にいてくれた。

それでも、悲しいのだから、
それでも、寂しいのだから、

詩は生まれ続けるということ。





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2014年04月14日

色即是空

064美しい季節。
なので悲しいことは
なにも考えないことにする。
こんなにも木漏れ日は優しくて
植物は育とうと素直に空に枝を伸ばし、
花はただいつか実を結ぶため
いい香りをさせて咲き誇るのだから。

私は生き物が好き。
花や木や草や石、森や川や海や水たまりが好き。
ただそこにいることに迷いはなく、
生き延びることにひたむきな姿を見ていると落ち着く。

人間はいろんなことを考え過ぎる。
考えて、間違いをたくさん犯す。

ただ、生きる。
ただ、死ぬ。
ただ、愛す。

そんな風にいきたい。
そのままの姿を受け入れたい。
人を自分を、
流れる風のように、降り続く雨のように、すべてを癒す光のように、
感じたい。

執着、そんなことばかりの人間だからこそ、願うことかも。
色即是空。

桜は散ってしまったけれど、
また来年会える。

その当り前の奇跡に喜びながら、春を通り過ぎよう。



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2014年04月02日

春ですね〜

044春ですね〜

なんにもいいことがなくても
楽しくなるのが春の摩訶不思議なところ。

嬉しいな〜、幸せだな〜と、
タッタッタ、ランランランと旅に出たくなるね。

写真は先日TVKの撮影でお世話になった
元NHKアナウンサーの村上信夫さん。
言葉の達人、とても聴きやすい声で
詩の朗読をして下さいました。

いろんな人との出会いがまだまだありそうで
心躍る今日この頃。

ご縁を大切に言葉の世界を広げて行きたいです!



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2014年03月17日

藤原新也さんのイベント

d420f08be1707f3a9e3eaf5a4cf323ae昨日は藤原新也さんのイベントで
ポエトリーリーディングのライブをして来ました。

藤原さんの大ファンの方たちの
あたたかいムードに包まれて幸せな時間でした。

バンドのメンバーも演奏頑張ってくれました。

いろんな人と出会い、今までの出会いに支えられて、
なにかを伝えていけること。
とても恵まれている環境に胡坐をかくことなく
楽しんで続けて行きたいです。

次のライブはどんなふうになるかしら。
応援よろしくお願い致します!



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2014年03月12日

恩返し

出来ることをやろうと思う。
それはほとんどないのかもしれないけれど、
家族のため自分のために、頑張らないと。

人は心に闇を持っているから、
心に弱さを持っているから、
わかっていてもできないこともあれば、
よくない方向へ逃げてしまうこともある。

悲しみは自分だけのもの。相手だけのもの。
誰も助けてはくれない。
それがたとえ家族でも心の中はわからない。

けれど、だからこそ寄り添う気持ちを大切にしなくちゃいけない。
できることは少ないけれど、
少しでもいいから気持ちを楽にしたいと願う。

私は家族に愛され家族に支えられ大切に守られ続けてきた。
今もそう。

恩返し、足りるはずもないけれど、
したいと思う。

人生は苦しみの連続と、
スマイルを作ったチャップリンが言っていた。
だからこその笑顔なのだろう。

だけどやっぱり悲しみは苦しすぎるから、
もうこれ以上愛する人たちにふりかかりませんように。


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2014年03月11日

タンポポ

110527_121758震災から三年。
怒るだけじゃ、違う。
悲しむだけじゃ、違う。
励ますだけじゃ、違う。
諦めるだけじゃ、違う。
開き直るだけじゃ、違う。
忘れるだけじゃ、ぜんぜん違う。

命を捧げても進まない復興。
命を脅かしながら進む政治。

私が人に大事にされたように
人を大事にしたい。
大人たちに守られたように
子供たちを守りたい。
ひとつひとつしっかり考えて
行動を起こさなきゃ。

写真は2年10カ月前、
南三陸の伊里前小学校の校庭の隅に
寄り添うにように咲いていたタンポポ。


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2014年03月07日

信じたい

ニュースを見て腹が立ち、
FBに書き込みをしたりしなかったり。

集団的自衛権の行使とかあり得ない。
狂った方向へ進み始めている政治を
止めないといけないと焦りがつのる。
同じ想いを抱えて悶々としている人も多いはず。

みんな、恐がってるよね。
脱原発とか原発推進とか、
憲法9条についてとか、
意見が違う人に糾弾されるのを恐れてる。
恐れて口を閉ざしてる。

それって、どうなのよ?

大人だったら思想を待たないと。
それをきちんと口にしないと。
それが人間としての役割。
祖先や子孫に対して顔向けできない。

事なかれ主義を決め込んでいる場合ではない。

このままじゃ、本当に自国で戦争だった起きかねない。
世界的にみても緊迫している状況だ。

私たちはどう生きたいのか?
どう生きるべきなのか。

人間は利己的な生き物だ。
自分だけよければそれでいいという気持ちもある。
人に残虐にふるまったり、見殺しにすることだってできる。

けれど、隣人を助けようとする本能も、
共に協力して困難を乗り越える知能も、持っているんだ。

今まで、そして今でも、たくさんの人たちが殺し合っている。
宗教の違い、政治の違い、家族を亡くした悲しみ、故郷を追われた怒り、
さまざまな感情が長年ぐるぐると渦のように回り続け、血みどろになっている。

けれど、混迷に陥ることもあれば、
終息に向かい、平和を誓い合うことだってできる。

人は人を殺しもすれば
人を助けたりもする。
どちらも同じ血の通った手だ。

どうか後者のほうへ人々の心が向かいますように。

誰だって国を愛し家族を愛し食べ眠り生きている小さな存在。
隣の人も私も同じ。
切られれば痛いし、家族を失えば絶望もする。
背負った悲しみも憎しみも同じだと気づくことができれば、
許すこともできると信じたい。

幸せが無垢な心に宿る。
忘却は許すこと。
太陽の光に導かれ、穢れなき祈りは運命を動かす。

アレキサンダー・ポープ


信じたい。
そのために、ひたむきに生き続けていきたい。








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