【衆議院予算委員会】なっちゃいないぜ、菅直人【雑感】育児や命を大切に考えるってこと・・・

2010年08月04日

【日米同盟】冷戦後の安保戦略を議論し、国民の理解を求めるべきではないか・・

20100524日の拙エントリ「【普天間基地移転問題】安全保障戦略と向きあわないと、沖縄の負担軽減はできないのではないか」で主張したことだが、普天間基地移設問題を解決するためには「日本の安全保障戦略」と向き合わって、議論しなきゃいけないと考えています。

 

日米関係:「同盟深化」協議の成果発表 外相が先送り示唆」(毎日.jpより)

「日米安保条約改定50周年を機に両国で進めている「同盟深化」協議の成果として出す予定の共同宣言」を「96年の日米安保再定義に代わるようなもの」にしたいという岡田外相の意気込みは買う。しかし、「何故同盟深化が必要なのか」「普天間基地の移設や沖縄の状況はどうあるべきなのか」等の話を整理するためには、日本の安全保障戦略が明らかにならねばならない。

 

安保戦略上、明らかにできるところとできないところはあるだろうが、全体像が判らないままで沖縄に納得しろと言っても納得などしない。そもそも抑止力は、石破自民党議員が述べていたように、仮想敵国へ知らしめてこそ抑止力となる。だから、専守防衛を旨とする、抑止力を見せつけることが大事な日本ですから、明らかにしてこそ力となるものは多いのではないかと思う。日本の安全保障戦略を議論し、整備していく中で、日本の抑止力を国内外に示していくことが必要だと思います。

 

「戦争論」(カール・フォン・クラウゼヴィッツ著)の中で、「戦争は政治の延長だ。手段が変わっただけである。」と述べられていて、「戦争は、政治的意図という目的を達成するための手段のひとつだ」というのは世界的共通認識の下にあることだ。

 

つまり日本の安全保障戦略が専守防衛に傾いたものであれ、どのような政治的意図を達成するための手段であるのか、手段を達成するためには何がどこにどれだけ必要なのかを整理しなくちゃならない。そしてその議論を国民に明らかにし、避けられない負担は負担してもらうようにしなければならないのではないかと思う。

 

戦略上の具体的な作戦プランなどでは、国民に明らかにできるものもあればできないものもあるだろうが、それは瑣末なことだ。

 

大事なのは、日本の安全保障戦略の政治的意図がどのようなものであって、意図を達成するために必要なものは何なんだ?ということです。

 

議論を突き詰めたら、実は核配備が日本には必要だってことになるかもしれない。核配備は要らないけど、更なる通常兵器が必要ってことになるかもしれない。普天間基地移設や沖縄の負担軽減のためには、日米安保を改定し、自衛隊が普天間在留海兵隊の代替機能を持たなきゃならないって話になるかもしれない。

 

どのような話になるかは判らないが、日本の安全保障戦略がどういったものであるのかを国民に理解して貰う必要があると思います。

 

日本が、日本自身の話は当然として、極東アジア地域の安全保障戦略にもコミットしなくちゃならない中で、沖縄の負担軽減をも達成するためには何が必要なのかを真剣に議論すべきではないかと思うのです。

 

まぁ・・民主党政権にできる類の話だとは思わないが、冷戦後、日本の安全保障戦略が不明確なまま、安全保障問題でアメリカと協議し、普天間基地移転問題を代表とする沖縄の負担軽減を考え、施策しようとしたところで、国民、特に沖縄県民からの納得は得られないのではないだろうか・・・。

 

私は以上のように考えるのですが、皆様はどのようにお考えになるのでしょうか・・・。



yukemuriippai at 06:06│Comments(2)TrackBack(2)

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「日米同盟を深化させる」に関するブロガーの意見で、みんなの参考になりそうなブログ記事を集めています。自薦による投稿も受け付けているので、オリジナルな意見のブログ記事があったら、どしどし投稿してください。

この記事へのコメント

1. Posted by 故郷求めて   2010年08月04日 15:29
戦争に負けたからって「戦争はあってはならないこと」という前提を作ってそこで思考停止しちゃってるから、安全保障戦略なんて全く考えないで政治家になれるんですよ。普通の国なら軍事音痴は政治家として致命傷なんでしょうけど、日本はそれをむしろ売りにしてきた人までいるんですから呆れます。

もっとも、戦前の威勢の良かった人々だって、近代戦の何たるかも知らないで「百人斬り競争」報道に浮かれたりしていたんですから、日本人とはおめでたい民族なのかもしれないですね。
2. Posted by 湯煙   2010年08月04日 19:28
故郷求めてさん、こんばんは~

 政治の延長線上、もしくは手段に「戦争」がある。とするならば、安全保障戦略とは、軍事上の戦略だけではなく、我が国の政治(経済戦略や外交方針)にも関わる話です。つまりは、「日本はどのように国益を追求していくのか」こそが安全保障戦略の根幹だろうと思うのです。国家像と進み方を明確にし、達成するための手段・守るための手段としての安全保障戦略ではないかと思うんですよね。

 軍事面に偏った話で安全保障戦略を見るから、国民には不透明なことも多くなるし、納得できないことも生じる。日本の基本的なあり方を議論し、提示し、国民が共有できるようにならねば、いつまで経っても9条教信者のような夢の世界の住人が減らないし、社民党のような政党が連立政権に参画することすら不思議に感じる有権者が増えないのではないかと思うのですよねぇ・・。

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