ロリクラ☆ほーるど!@ぶかつのじかん

原作:Chihaya 作画:KOMANDO-

プロレス部の女子高生たちが、
おしゃべりしたり、
たまにプロレスしたりするまんが。
2010年から、安定の不定期連載中。
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「悠遠のカーニバル」あとがき (2016/5/24)



プロレスとタイムスリップは相性がいいんですよ。プロレスは、技も演出もすごい勢いで進化してるからです。なにも100年前に遡らなくても、たった10年でもそのダイナミズムを感じることができます。10年前のRAWを見ると映像がHDじゃないし、画面比率も4:3だし。リング周りには、まだスチールカメラマンがウロウロしていて、もちろんエプロンに液晶ビジョンは無し。
日々の進化は少しずつでも、振り返ると野暮ったく見えるもんです。だから、タイムスリップして「未来のプロレスすげー!」というお話はとても作りやすい。

・・・と同時に10年前には、すでにドルフ・ジグラーがスピリット応援団として活躍しています。エッジがファイヤーテーブルに突っ込んだ10年前のレッスルマニアなんて、ほんのひと昔前のようにも感じます。その10年を10回も遡れば100年前です。そう考えると、歴史の教科書の出来事じゃない、我々と地続きの「人間」を感じて、親近感を覚えます。

「プロレスの進化で生まれるジェネレーションギャップと、100年前の人とだって生まれるプロレスを通じた友情のお話」をぼんやり思いついたのが4年くらい前です。「ハートダンジョン」や「刑事編」を公開した頃で、非日常シリーズの一環で「タイムスリップ編」をやろうと思ってました。もっと短い、軽いお話です。5人で昔に行って、騒ぎの中で未来のプロレス技を駆使して大立回り。ブレイク前の実在レスラーがそれを目撃して友達になり、未来の技を伝授してさようなら。あの技を教えたのはプロレス部だったのかー、みたいなプロットです。

でも「のんぢ先生の夏」を描いてて、ちょっと考えが変わりました。過去に行くのは、なるみ1人のほうがいいかもしれないなーと。なるみは、シンプルでポジティブで快活で物怖じせず、でも女性らしい子なので、100年前でもうまくやってくれそうな気がしました。こういう平気な子だと、お話のほうをどんどん進められてありがたいです。それでも31話もかかったけど・・・。たーにゃだったらいちいちアワアワするので50話くらいかかったかも。

もうひとつ長くなった理由が、昔のカーニバル・プロレスの情景を描くために、なんとなくチャップリンの「サーカス」を観直しまして。急にやってきてサーカス団を盛り上げてヒロインを救って去ってゆくチャップリンが格好よくて、わかりやすく影響され、ちょこちょこ盛り込んでしまいました。黒ナンシーの衣装は、ちょっぴりチャップリンオマージュです。

というわけで、ようやくタイムスリップ編を完成させることができました。何年も頭の中にあったお話が、ちゃんと形になってうれしいです。思いついたお話を、ぜんぶ形にしていくには、1日は、1週間は、1年は、なんと短いのでしょう。今後も、こつこつ形にしていきますので、のんびりお待ちくださいませ。

余談ですが、ジミーくんは来日したことがあると、ウィキペディアに書いてありました。日本でナンシーを探す図を妄想して勝手に萌えてます。
ジミーくん、もらったスマホはどうしたんですか?
ジミー『ずっとお守りにしてたんやけど、70年代くらいにサンフランシスコ行ったとき落としてもうた。頭いい奴が拾ったらやばいかもな。メンゴメンゴ』
なるみちゃん、スマホ無いのにどうやってカロリーに電話したの?
なるみ『え、そりゃ近くの酒場に入って「服と靴とスマホを寄越せ」みたいな』

ガガンガンガガン


「悠遠のカーニバル」まとめ読みはこちら



第264回 悠遠のカーニバル31(終) (2016/5/17)


悠遠のカーニバル31


第263回 悠遠のカーニバル30 (2016/5/10)


悠遠のカーニバル30


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