Count.55 「HBK入場テーマを和訳してみた」

ショーン・マイケルズをカッコイイと思うか?  ……思う!
彼のテーマソング「Sexy Boy」を聞くと興奮するか? ……する!
では「Sexy Boy」はカッコイイ楽曲か? ……えっ? いや好きだけど、うーん。。。

ショーン・マイケルズが最高にカッコイイスターの一人であることは言うまでもないことだ。
彼のテーマソング「Sexy Boy」は、一瞬で会場を興奮のるつぼと化すことができる神曲だ。

しかし曲そのものは、どちらかというとコミカルなものだ。
歌モノだけど、歌ってるのはショーン本人だし、歌詞もなかなかすごい。
Aメロを和訳してみた。

I think I'm cute,俺ってカワイイだろ
I know I'm sexy.それでもってセクシーじゃん
I got the looks,この持ち前のルックスで
That drive the girls wild.オンナたちをワイルドに乗りこなしちゃうぜ(性的な意味で)
I got the moves,テクもすごいんだぜ(いろんな意味で)
That really move 'em.マジすげえ動きで
I Send chills up and down their spine.みんなの脊髄をシビレさせちゃうぜ
I'm just a sexy boy.俺はセクシーボーイだぜ
(Sexy Boy)(セクシーボーイ)
I'm not your boy toyでも俺はあんたのショタっ子じゃねえぜ
(Boy Toy)(ショタっ子)
I'm just a sexy boy.俺はセクシーボーイだぜ
(Sexy Boy)(セクシーボーイ)
I'm not your boy toyでも俺はあんたのショタっ子じゃねえぜ
(Boy Toy)(ショタっ子)
※和訳は筆者によるもので、多少の意訳を含みます。

業界歴20年以上の大ベテランで子持ちなのに、自分のことをショタっ子呼ばわりですよ。
でもこれこそがHBK! って感じ。
HBKはイケメンだと思うけど、それだけじゃなくて彼のキャラクターと曲がマッチしている。
HBKといえばこの歌。他の歌では彼を連想できない。
歌詞はアレだけど、HBKが歌ってるからこそ、重みや歴史を感じる。
カッコイイ楽曲を自分のテーマソングとして選んだのではなく
この曲を観客が「カッコイイ」と感じるようになるまで、激闘やドラマを繰り広げてきたのだ。
Sexy Boyは最初から神曲だったのではなく、神曲になったのだ。
まあHBKが神だから、彼のテーマソングが神曲なのは当然なんだけど。
誰のテーマかわからない音楽では、この感覚は味わえないだろう。

WWEのスーパースターのテーマソングは、観客を興奮させる効果音としても絶大な効果がある。
ロイヤルランブルの30人目に、怪我しているはずのシナの曲
リング上でビンスが演説しているところに突然ガラスの割れる音
本人がエントランスに登場するより先に、テーマソングが僕らの血液を一瞬で沸点に到達させる。

6月末のRAWで、久しぶりにSexy Boyが流れた。やっぱりこれを聴くと血がたぎる
歌詞はアレだけど。

残念ながらスピーチだけで試合はなく、復帰のニュースでもなかった。
「レジェンドがRAWにやってきてゲスト・ホストする時は、決まってくだらない番宣ばっかりだ。
 だが俺は違う! 俺がみんなに言いたいことはひとつだけ!
 来週から俺のテレビ番組がスタートするよ。詳しくはTwitterみてね」
露骨な番宣だ。言ってること矛盾してるわ! 
これで大歓声なんだから凄まじいカリスマ性だ。(しかもプロレスの番組じゃなかった……)

そしてオタンガにスイート・チン炸裂! 久々にいいもん拝めた! ありがたや、ありがたや。
もう地球上のすべてのプロレスラーにとって
スイート・チン・ミュージックでノックダウンさせてもらえる機会はそんなに多くないぜ!?
極上のご褒美だろ?
僕くらいの信者ファンになると、もうそういう考え方になっちゃう。

神は言っている。「俺はセクシーボーイだぜ」と。
願わくはもう一度、歌詞がアレな神曲をバックに大舞台に立つところを観たい!