Count.103 「奇跡の大スクープ ウェイド・バレット選手インタビュー(前編)」


僕はこのしらせをネットで見ていた。
見に行きたいなぁ。雑誌社さんとかは取材するんだろうなぁ。
インターネットの隅っこで卑屈なコラムを書いてる僕には雲の上の存在だよなぁ。
なんて思いながらネットサーフィン記事の研究をしていたら上司からメールが。
「調子はどうだ? 今日もインターネットの隅っこでコソコソと卑屈なコラムを書いとるのか?
そんな貴様のためにバレット選手が時間を割いてくださることになったぞ!
男ならチャンスをつかんでこい!」

うおおおおマジかよ! サンキューボッス!
まさかの、お兄スーパースターへのインタビューが実現!

ウェイド・バレット選手へのインタビュー、今回から2回にわたってお送りします。


--はじめまして。Osamynと申します。本日はよろしくお願いします。

こちらこそよろしく。

--私は、WWEのテレビゲームを開発しています。それから、日本のWWEファン向けにブログでコラムを書いています。今日は、そのブログに載せるインタビューです。

ほう、それはクールだ。

--バレット選手は、フロリダに住んでらっしゃるんですよね?

そう、タンパだ。育成団体のFCWがタンパだったからね。
だから、FCWで一緒に修行したシェイマスやドリュー・マッキンタイアもタンパに住んでる。

--ははあ、なるほど。

でも、近いうちに育成機関がオーランドに移ることになってる。
だから新人たちは、オーランドに引っ越すことになるだろうな。

--ふむふむ。さて、時間が限られているので早速質問させていただきます。

OK、はじめよう。

--レッスルマニア29で、ミズにIC王座を奪われてしまいましたよね?

これまでの人生で一番悔しかったよ。

--そしてなんと、翌日のRAWで取り返しました。あの2日間の気持ちを伺いたいです。

よりによって8万人の前で、”あの”ミズに恥をかかされたんだからな。
キャリアの中でも大きな舞台だっただけにショックだったさ。
負けた夜は、悔しさで眠れなくて、チャンスが来たら絶対取り返そうと決めたんだ。
リベンジのチャンスは、早くも翌日のアイゾッド・アリーナでやってきた。
あの日の観客は異常な雰囲気で、すごい盛り上がりだったな。
舞台裏から入場してきて歓声を聞いたときには、
『今日俺は100%王座を取り返せる!』って確信があったよ。
そして、その通りになった。

--興奮しましたか?

もちろんいい気分だったが、それよりも、
”レッスルマニアでの間違いを正した”と思ってるんだ。

--王座を奪回したときのブル・ハンマーはすごかったですね! WWEでは、エルボーが必殺技というのは珍しいです。どうして、ブル・ハンマーを必殺技にしようと思ったのですか?

WWEに入ってから何度か必殺技を変えてる。
最初はウェイストランド。
大きくキャリアアップしたときの技だから思い入れがあるよ。
その後、ウィンズ・オブ・チェンジを使うようになった。ボスマン・スラムに似た技だな。
ところが昨年ケガをした。腕を脱臼しちまったんだ。
治るまで、長く欠場しなくてはならなかった。
そこで復帰に合わせて、これまでとは全く違う必殺技に変えることを思いついた。
ベアナックル・ブロウラーとしての俺の背景をより活かせる打撃技だ。
打撃の必殺技といえば、ビッグショーのパンチやシェイマスのブローグキックがあるだろ?
真似するのは嫌だから、エルボーを試すことにした。
肘ってのは、身体の中で最も骨が硬い部位だからな。
実際、あれこれやってみると予想以上に効果的な技だと気付いたんだ。
ブロウラーの俺にぴったりだから使いこなせるだろう。
気に入ってるよ。

--ううむ、なるほど。キャリアアップというのは、ネクサスのことですよね。ネクサスについても質問させてください。

もちろん、いいとも。

--ネクサスの登場は、日本のファンにも衝撃でした。

ハハハ、だろうな。

--まさにあの、ネクサスが誕生した日のことを知りたいんです。NXT一期生全員が、メイン戦に乱入してRAWの会場をめちゃくちゃにした。あの事件当日のメンバーの気持ちや舞台裏での様子は、あまり記事になっていません。よろしければ、ぜひそれを聞かせてください。

正直なところ、あの日、
メイン戦に乱入する前は、すごくナーバスだったよ。
俺たちはNXTの番組に出場していたが、まだファンにとって大きな存在ではなかった。
そんな俺たち8人のキャリアにとって、
これは大きなチャンスだとわかっていたし、最大限に活かしたかった。
ナーバスになったのは、失敗することを考えたからだ。
『じゃあな、NXTの練習生。もう会うことはないだろう』
そんなことを考えて、ますます緊張したよ。
それだけの大勝負だったんだ。
ところが、リングに上がった瞬間、
周りの全てがまったく気にならなくなった。
やるべきことを実行するだけだ、と腹が決まったんだ。
次はシナをぶん殴る。次はリングを破壊する。俺は、淡々と実行していった。
ガブリエルはガブリエルの仕事をした。
スレイターはスレイターがやるべきことを遂行した。
それぞれのメンバーが、与えられた仕事を確実に実行した。
そうやって、俺たちは完璧にやり遂げた。
無我夢中だったから、その場では観客のことなんか全く見えてなかった。
観客の反応は、後でビデオを見て知ったんだ。
観客は、驚きのあまり口を開けて立ちつくし、
今目の前で起きていることが信じられないという様子だった。
それを見て、本当に最高の気分だったぜ。
WWEに衝撃を与えることに成功したんだからな。

--すごい・・・。臨場感が伝わってきます。

衝撃を与える行動こそ、この業界で重要なことだ。
いつもそうありたいと思っているよ。
-- 後編に続きます!


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