コラム:Kenzy & 九段下 絵:Tamayo

Kenzy:いつもの筆者

九段下:ユークスの新人


あけましておめでとう! 今年もスマコラをよろしくお願いしたい!

実際にはまだ2018年なんですけどね。

バラすなよ。まぁ、年始用に溜め録りしてる事を、番組中相方にバラされて焦るアニラジのパーソナリティ気分を味わえたから良しとしよう。

どんな気分ですか。バラしたのは年内中にどうしてもパイセンに伝えときたい事があったからでしてね。仕事が一段落して11月にお休み期間があったじゃないですか?

そうだな、中旬から下旬にかけてだったっけ? 家でゆっくりさせてもらったもんだ。

実はその時にですね、こんなトコ行って来ました。

一体何だよ……って、はいぃぃぃっ!?

そう、ロサンゼルスはステイプルズ・センター!

11月にロサンゼルスってまさかオマエ……。

会社のレッスルマニア観戦メンバーに漏れ続けて幾星霜。気付いたんです。「レッスルマニアが観れないならサバイバー・シリーズを観ればいいじゃない」と!

九段下アントワネット!?

ふっふっふ、天使の街に九段下降臨……初の現地観戦としてサバイバー・シリーズに行って来たのです!

な、何だってぇぇぇっ!?

正確にはNXT:TakeOver、RAW、SmackDown LIVEを含めた4大会にね!

うそぉぉぉんっ!? って言うか教えろよ、観に行ってたって!

狙ってたんですよ、パイセンを悔しがらせるタイミングを。さぁ、これからワタシの観戦記を前後編にてたっぷりと自慢、もとい紹介してあげます!

ぐぅぅぅっ、悔しいのに興味があってそれがまた悔しいっ。

んっん~、囀りが何とも心地良いです。ではまず初日のNXT TakeOver : War Games IIから。さっそく現地初観戦ならではの未知の体験がありましたよ。

と言うと?

チケットがデジチケ形式主流というのもさる事ながら、セキュリティチェックの厳重さですね。空港並に金属探知機でガッツリとチェックされました。

おや、おかしいな。セキュリティチェックがあるならオマエの様な人間が入れるハズないだろうに。

いいえ、来るべくして来た人間なのだとアリーナに入った瞬間に感じましたね。

あのリング、あの実況席、あの鉄柵をワタシは知っている。ようやく自分が完成した──そう、魂の半身を見つけた気分でした。

じゃあ俺は今まで誰と話してたんだよ……。

当然、第1試合からスーパースターの一挙手一投足に変な声出てたんですけど、ふと思ったんですよ。ひょっとしてワタシは現地初観戦の空気に酔っちゃってるのかなって。

あー、現地じゃないけど伝説の横アリ公演の空気みたいなもんか。

でも、この前スマコラで取り上げたベルベティーン・ドリームの入場の時にそれは間違いだと気付きました。初観戦の空気にではなく、モニター越しではない同じ空間にいるスーパースターのオーラに酔わされてたんだと。

俺も酔いたいーっ! 何なら2日酔いだって厭わないのに!

あと、これもいけないんですよ、これも。

何じゃこりゃ?

席に配布されてたリストバンドなのですがスーパースター入場時に自動制御で色が変わるんですよ。これのせいでワタシ達はイベントの一部なんだっていう一体感が出る出る

あ~、ワイアットの入場の時みたいに何か光るのが揺れてるなぁと思ったけどこいつかぁ。

ライブイベントでサイリウムの色が曲に合わせて勝手に変わるアレと同じですね。他のジャンルからも良いところを取り入れようって姿勢は正にNXTっぽかったです。

ブランド全体が改革、実験、進化の場ってワケか。

そんなワケでいきなり生のWWEに魅了されちゃいましたが、まだこんな日が3日も残ってるって事が嬉しくて嬉しくて。

くそ~、確か俺その日は単に家でゴロゴロしてただけだぞ……。

では追い討ちするかの様にサバイバー・シリーズについて語りましょう。会場は同じですがブランド対抗戦って事で空気がガラリと変わってたのが印象深いです。

具体的に言うと?

スマックダウン頑張れって空気ですね。思うにこれはスター性を増したベッキーの存在が理由かと。

欠場してたのに?

ええ、観に行った4日間一瞬たりとも登場しませんでしたが、チャントが起こったりして、いないハズなのに確かに存在を感じられるという不思議な感覚を味わいました。

RPGのエンディングで「泣かないで、私はずっとみんなと一緒だから」ヒロインが世界と同化する事で崩壊を阻止、主人公達を見守っていくみたいなノリだな。

そんな1人のスーパースターの誕生によってブランド人気のバランスが変わる端境期に立ち会った気分です。思わずTHE MANのTシャツ買っちゃいました

分かりやすいか!? しかしアメリカ人だらけの中あっさりと向こうの空気に馴染んだみたいだな?

会場の男女比に偏りがなく、家族ぐるみでの観戦が多かったからですかね。Tシャツ以外にも応援グッズを身に着けているお子さんもいっぱいいました。

安心して見れるエンターテインメントとして、誰でも受け入れる土壌ができ上がってるって事か。

そもそもアメリカ人だらけも何も、周囲はプロレスファンばかり。謂わば仲間に囲まれた超ホーム状態ですよ。プロレスはファンにとっても共通言語なんです。

ぐぅ、現地ならではのちょっといい話に羨ましさがラージ・ハドロン・コライダーで超加速っ

くっくっく、しかもまだRAWとSmackDown LIVEの話が残ってますよ?

次回も聞かなきゃいかんのか。嫉妬の炎で体が燃え尽きそうだ。

まぁまぁ、お土産を買ってきましたから最後まで付き合ってくださいよ。

マジで!? 何だ、そういう事なら先に言ってくれよ。一体何かな~?

それは勿論いいものに決まってますよ。そう、いいものにね(ニヤリ)。


後編に続く



NXT TakeOver : WarGames II