2013年09月26日08:33目も臓器〜体の中から良くしましょう〜
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やっと朝晩涼しくなり、過ごしやすくなってきました。9月の連休は行楽日和でしたね。私はその連休、東京都渋谷で行われた高濃度ビタミンC点滴療法学会で医科歯科連携ついての発表をしてきました。この学会は医師、歯科医師の両方が在籍しており、医師も歯科領域の問題が全身疾患へ悪影響を与えていると重要視しています。



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そんなこんなで先週開催した9月の健康イベントの様子をアップするのが遅くなってしまいました・・・



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今月の健康イベントは佐賀県鹿島市にあるヘルシーみやざき薬局の薬剤師 宮崎法幸先生に講師を務めていただきました。とても勉強になりました。早速、その内容をお伝えします。



目のトラブルといえばかすみ目、夕方の疲れ目、ドライアイ、白内障、緑内障・・・いろいろとあります。宮崎先生のところに相談に来られる方はたいてい数件眼科を廻ってそれでも改善しないという方が多いそうです。


目にトラブルが起きたとき、あなたならどうしますか?目薬をさしますか?目を洗いますか?どうしたらいいのか、それは目の構造を考えてみると答えが浮かんできます。目は90%以上がゼリー状の水分でできています。この水分は毎日入れ替わっているのですがこれが濁ったり、水分が不足してくるとぼやけたりと見えづらさが出てくるのです。澄みきっていて適度にパーンと張った状態が必要です。



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それでは、この水分とはいったいどこからくるのでしょうか?目に栄養を供給しているところはどこでしょう?それは血液です。目の充血とは流れが悪くなって毛細血管が腫れている状態です。目を養っているのは体の内側なんです。目が疲れる、見えにくいという問題にいくら外側からアプローチしても原因を取り除いているわけではありません。

眼科は主に最先端医療を担っています。緻密な器官である目の手術を行ったりすることは得意ですが、目に栄養を供給している全身の健康管理という地味な作業に関しては不得手というしかありません。

それは眼科に限らず他の西洋医学のすべての科に言えることです。現代の医療の発展の歴史をひも解いてみるとその理由がわかります。現代医学の元となったナチュロパシー(自然医療)オステオパシー(整体療法)サイコパシー(精神療法)ホメオパシー(同種療法)アロパシー(薬物療法 逆症療法)・・・などいろいろありますがこの勢力図が150年前ぐらいから変わってきます。世界は戦争の時代へと入ります。戦時中に重要視されることは応急処置を施し、命を助けることです。このころから医療の中心となったのが野戦病院の医学です。しかし、現代において体調を崩している人のほとんどが慢性病です。現代医学は急性病には強いのですがこの慢性病に対しては弱いのです。これがすべての科において問題を起こしてきています。慢性病とは治す力が弱まってきて病変を起こしたものですから、それに対して外側から目薬をさしたりしても効果は見えているのです。目のトラブルも全身病という認識が必要です。





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それでは、目について漢方的に学んでみましょう。漢方では肝 心 脾 肺 腎という5つの大きな働きを重要視してますが、その中でも目に関係の深い働きとして肝を考える必要があります。肝は流れやめぐりに関することをつかさどっています。肝臓の働きも含めますが全身の流れだと考えてください。これらを弱めてしまうこと、食べ過ぎ、飲み過ぎ、働き過ぎ、考え過ぎ、睡眠不足など〜し過ぎの状態にもっとも注意が必要です。体が消耗している状態を解消していくことが大切です。同じものを食べている兄弟の中でも目が悪い人は量的にいつも食べ過ぎる傾向にないか、あれこれと考えすぎる傾向にないかそんなことを見直してみることが大切です。


また、間違えやすいことに発熱性のある食品、しょうがやにんにく、からしなどを体に良かれと思って摂り過ぎている方、ずっと摂り過ぎると体は逆に消耗し老化が進んでしまいます。何事も度が過ぎることはよくありません。



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日本は残念ながら世界的にみても病気の多い国です。目に関しても先進国の中でトラブルを多く抱えている国です。世界の人口の中で1日3食食べているのは10%しかいません。日本人は全体的に食べ過ぎていることを認識すべきです。食べ過ぎていると血液は汚れていきます。


どんな食べ物が問題なのか・・・まず、宮崎先生が言われたのは白砂糖です。それから質の悪い油。サラダ油など工業的に作られた栄養の無い油。精製した栄養のない食品を知らぬ間に日本人はたくさん摂ってしまっていますので気をつけましょう。カロリーは過多で栄養素は不足していると考えないといけません。


このように目のトラブルと言えば目を酷使しすぎているとか、遺伝とか、目自体に問題を抱えていると思いがちですが、実はそうではありません。歯と同じですね。全身に目を向け、そして生活習慣を見直すことが大切です。


宮崎先生、大切なお話、ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします!




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