2014年09月27日08:13人はなぜ、病気になるのか?〜漢方的・東洋医学的健康観〜
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今月の健康イベントは水堂薬局の薬剤師 千代樵 豊先生に「人はなぜ病気になるのか?」という演題でお話していただきました。千代樵先生とは矢山クリニック勤務時代、矢山クリニックの隣の水堂さんに千代樵先生も勤務されていたのでそれ以来のお付き合いです。今は矢山クリニックの隣、やまのうち小児科・内科の隣・佐賀空港通りの3つの薬局で漢方相談などを担当されています。毎週水曜日の10時10分からのRKB NBCラジオでも健康に関する情報をお話されています。ぜひ、聴いてみてくださいね。


さて、なぜ人は病気になるのでしょう?簡単に要約すると5つのバランスが崩れたときに病気になります。その5つとは・・・「心」「食」「動」「休」「環」

「心」・・・たとえばこれから1週間後に大好きな人と旅行に行くと想像してください。これから1週間はわくわくハッピーでどんなことでも乗り越えられる気持ちが湧いてくるでしょう。しかし、これからの1週間、苦手な人と仕事をしないといけないと想像してください。ブルーな気持ちでいっぱいになりますね。そのときの体の状態はどうでしょうか?ストレスによって体は大きく影響を受けます。また、そのことを嫌なストレスと捉えるかどうかにもよります。気持ちのコントロールが上手になることは健康を保つ鍵ですね。


「食」・・・これもこのブログでも一番取り上げてきた話題だと思います。食べたもので体は作られています。最近、食育のグループのメーリングリストでも話題に上っているのがスポーツドリンク。2lのスポーツドリンクの中に砂糖やさらに問題の合成甘味料類が角砂糖にして30個入っています。両手に抱えるほどです。こんなものを常飲していると短期的には虫歯や低血糖の問題が出てきますし、長期的には糖尿病のリスクが上がってしまいます。女の子では妊娠糖尿病になる確率がぐんと上がります。最近、長崎県では中高生の部活を県を上げて食からもサポートしていると聞きました。とてもうらやましいです。体作りには欠かせない食、子どもたちに関わる親、先生を含めもっと周りの人が勉強をして見本になり、サポートできるようになるといいなと痛感しています・・・


「動」・・・人間も動物です。動かないと筋力は落ち、血行が悪くなり、やる気も下がってきます。適度な運動、日常生活の中での動き、見直してみましょう。


「休」・・・そして、適度な休養もとても大事。睡眠不足の次の日はとってもだるいですよね。それが慢性的に続くと心や体に響いてくるのはあたりまえ。しかし、ずっと続けているとそのことに気づかなくなっていることもあります。これもあれもしなければとがんばり過ぎているならば、勇気をもって整理することも大事です。


「環」・・・自分の努力だけでなく周りの環境にも体は大きな影響を受けます。病気がちな方はそこにも目を向けてみることも大切です。このブログやこれからの健康イベントでも一緒に学んでいきたいと思います。


基本的にこの5つは非常に心身に影響を及ぼします。これらに目を向けずに処方された薬だけ服用していても原因が取り除かれず、繰り返してしまいがちです。逆にこの5つがバランスを保っているとき、本来の自然治癒力が存分に発揮されているとき=健康な状態です。忙しいという字は心を失うと書きます。病気になる前にこのことに気づき、健康管理ができるのが一番望ましいことですね。


 
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健康に過ごすための智慧、漢方的・東洋哲学的健康観を教えていただきました。西洋医学にも良いところはありますが、ものごとの捉え方が大きく違います。西洋医学は「木を見て森を見ず」ですが東洋医学では「森を見て木を見ず」部分に問題があっても、人の体を一つ、全体的に捉えますので原因は体全部を対象に考えていきます。


健康管理にはこの考え方が非常に有効です。膝が痛いからといって膝だけの問題を見て膝の痛みだけを取ったとしても果たして良い結果が生まれるでしょうか?心・食・動・休・環・・・と膝の痛みだけであってもこういった全体的な捉え方をしていく方が結果、健康に生きられるはずです・・・



千代樵先生、貴重なお話をユーモアを交えて楽しくお話して下さりありがとうございました。

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