2012年12月

P R I S M - 27 / 27 -

postcard8a



~~ 一つの輪 ~~ 

 みんな一つの輪になろう。恐れるものなどなにもない。互いに信頼し合えば心臓の緊張がほぐれ柔らかくなってゆく。すればこんな素敵な景色はあなたの心の中でいつでも観ることができる。 


<< P R I S M >> 
2012年11月16日より12月12日までの27日間、毎日一回掲載の合計27回、写真家石井友規が各地で受けた光と魂を石井友規の「プリズム」を通してみなさんへ写真とショートメッセージをお届けします。気に入った写真があれば自由にドロップアウトしてiPhoneのデスクトップなどに使ってください。また、よければシェアもお願いします。

P R I S M - 26 / 27 -

postcard0K



~~ 日 本 ~~ 

 ここ近年になって、“ 地球を大切にしよう ” “ 自然と共生しよう ” と 言葉を発せられる様になったことは嬉しいが、あたかも科学が進歩して人類史初めて地球の尊さに気づいたかの様な広告・宣伝の打ち出し方に違和感を覚え続けている。 
「日本」を旅し続ける中で気づいたことがある。それは古の日本人は現代人の何倍も何十倍も自然との共生を第一と考えてきた事だ。その顕著な例が奈良の【春日大社】であった。春日大社は社の在る山が御神体となっており、社殿建造の折りに「人間の都合で自然の御姿を変えてはならない」とのことで、難易度の高い技術、コストを顧みず境内が地形に合わせて建造されているのである。それは今も技術継承による造り替えとして続いており、実際にその姿を目にすることができる。 
日本人の遺伝子に本来書き込まれているはずの「やまとごころ」はまさにこの春日大社と同じであるハズだが、平気で山を削り海を汚し、更には大規模なコンクリート事業を打ち込もうとしている。【経済の発展】という偽りの正論を盾に、耳を塞いでしゃがみ込み「仕方がない」と自分に言い聞かせ己の<日本人>に釘を打ち込む者が溢れ、今や日本人が日本人でなくなろうとしている。本当に日本人が日本人であるならば核廃棄物処理技術を確立出来ていない原子力発電諸々ナゾの魔物事業は無視できないし推進できるはずもない。とある国の宗教では「人間は自然の管理者として降臨」となっているが、まさにソレに成り下ろうとしている。そう考えると、今もなお息づいている春日大社などの神社仏閣の精神から比べてみれば、科学は進歩しても人間としての日本人は衰退の一途を辿っているとしか思えない。 
12月16日の選挙は、日本人が日本人を辞めるのか続けるのか大きな選択を迫られる一日となるかもしれない。100年後、日本が「日本」として残るか「東アジア諸国」という地域になるのかこの日が大きな分かれ道となることを僕は恐れている。 


<< P R I S M >> 
2012年11月16日より12月12日までの27日間、毎日一回掲載の合計27回、写真家石井友規が各地で受けた光と魂を石井友規の「プリズム」を通してみなさんへ写真とショートメッセージをお届けします。気に入った写真があれば自由にドロップアウトしてiPhoneのデスクトップなどに使ってください。また、よければシェアもお願いします。

2013年度カレンダー発売のお知らせ

2013calendar



もう年の瀬ですが、あまりにも要望が多かったので有難く2013年度のカレンダーを作らさせていただきました。 

受注生産といたしますので、依頼を頂戴してから印刷し発送いたします。 

今回は以前より要望の多かった「日本」シリーズ。 
現在、限定連載中の作品が大半を占めています。 

販売価格は【1,800円】(送料込)とさせていただきます。 
受注生産のため原価があまりにも高く高額となってしまいました。 
努力できずにすみません(汗) 
それでも欲しい方はぜひぜひご注文下さい。 

注文方法は僕へ直接の連絡(メッセージ等含め)が出来る方のみとさせていただきます。 

ちなみにサイズはA4見開きです。

P R I S M - 25 / 27 -

postcard01



~~ 鎮守する桜 ~~ 

 先祖代々の墓を守る主として江戸時代に植えられたシダレザクラ。まさかこんな立派な姿にまで成長するとは夢にも思わなかっただろう。この大きな打ち上げ花火の様な存在感に、ただただ圧倒されるしかない。きっと神様が宿り、墓に眠る先人に限らず、地域、もしかしたら日本全てを見守っているかもしれない。そう感じさせるシダレザクラであった。2009年。 


<< P R I S M >> 
2012年11月16日より12月12日までの27日間、毎日一回掲載の合計27回、写真家石井友規が各地で受けた光と魂を石井友規の「プリズム」を通してみなさんへ写真とショートメッセージをお届けします。気に入った写真があれば自由にドロップアウトしてiPhoneのデスクトップなどに使ってください。また、よければシェアもお願いします。

P R I S M - 24 / 27 -

postcard0J



~~ L I N E ~~ 

 いつの日からか、私たちは「線」を引いてしまった。 
私たちは<直線>に囲まれた世界に住み、その外を別世界のように敬遠する。 
そしてそんな私たちに対し、<曲線>の世界の住人はそっぽ向いてしまった。 
ときおり<曲線>の世界へ訪れる者に対してそこの住人はとても寛大に迎え入れてくれるが、それでもどこか、つくり笑顔をしているかのように見える。 
しかし、それでも私は自らの心の「線」を解き放ち、<曲線>の世界の住人と心を交わそうと試みる。 
すると、そんな気持ちに応えてくれるのだろうか。<曲線>の世界の住人はふと笑顔を浮かべてくれるときがある。 
皮肉にも、私はその瞬間をつかまえることが写真を撮る醍醐味にのひとつになっているのだ。


<< P R I S M >> 
2012年11月16日より12月12日までの27日間、毎日一回掲載の合計27回、写真家石井友規が各地で受けた光と魂を石井友規の「プリズム」を通してみなさんへ写真とショートメッセージをお届けします。気に入った写真があれば自由にドロップアウトしてiPhoneのデスクトップなどに使ってください。また、よければシェアもお願いします。
プロフィール

地球写真家石井友規

カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ