人間の脳は大変都合がよいもので、月日が経過すると古い記憶は新しく入ってくる記憶に押し出されてしまう。今日のこの日は忘れることはないのだが、東北で出会った人々や光景は強い気持ちで思い出そうとしないと出て来ないんだと、久々に自分の作品を観て強く思った。 

「忘れ去られることが一番恐い」 

東北で出会ったある方がこぼしたこの一言をつい思い出してしまった。 
僕も含め多くの人は具体的な事はできないけれど、3.11の今日という一日だけではなく、常に忘れないことが誰にでもできる唯一の行動ではないのだろうか。