小さな春の本めぐり 

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日曜日の「小さな春の本めぐり」今回もいお天気で、無事に終了しました。
いつもお世話になっている皆さんが、たくさんお越しくださり、楽しい楽しい楽しい一日になりました。
本当にありがとうございました!

このイベントは、とにかく予算がないので、小さな本屋さんたちは、自分の店の準備だけではなく、運営面でも様々な準備をしなければならなかったのですが、とにもかくにも、有り難かったのは、当日お手伝いくださった6人のボランティアの皆さんです。

平日はお仕事をされている方々なのに、お休みを返上し、早朝からしかも遠方から来てくださっていました。
最後の最後まで、本を運ぶところまでお手伝いくださる皆さんに、出店者一同、本当に感激して、感謝の気持ちを抱いたイベントになりました。
この素敵な方々のおかげで、良い雰囲気のイベントになっていたと思います。

大園さん、安東くん、佐川さん、藤井さん、小郷原さん、石本さん、(ブラボー)本当にありがとうございました!!!

写真は、一心不乱に受付業務+文豪コーナーの本を整えてくれている本好きのボランティアのみなさん(^▽^)

「星の王子さま」コーナーを作りました。

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私は、実は、あまり真剣にこの本を読んでなく、覚えていたのは王子の書いた最初の絵
「象をのみこんだうわばみ」(笑)

 
この本の作者、サン=テクジュペリは童話の依頼を出版社に受けたにも関わらず、
どうしても励ましたい友人、つまり「大人」のために書いてしまったということで、頭にもウジウジと言い訳がましい文章を書いています。

 
彼が言うとおり、どうにもこうにもコドモ向けではなく、これは大人ではないと
わからない物語です。

 
この物語を理解するにあたり、どうしても、サン=テクジュペリの人生や当時のこと、
彼の人生に影響を与えた戦争のことを知らない訳にはいかないということで、
講 座の内容も少し難しい部分もありましたが、私は、翻訳者によって、
色んな部分の解釈や訳が違っているということが、とても気になって、
やっとこの物語を真 面目に(笑)読むことにしたのでありました。

 
店長が「かなりよく訳せている」と上から目線(笑)で語る「稲垣 直樹」さんの翻訳で、
まずイッパツ読んでみました。
おもしろかった!(いまさら)

 
次に「新訳」の倉橋由美子さんのも。

 
この読み比べななかなか楽しいです。
内藤 濯さんの「うわばみ」は、稲垣 直樹さんは「ボア」倉橋さんは「大蛇」と訳していて、
それぞれ与える印象が違っています。

 
キツネが王子さまに言った「僕を飼いならして」(内藤 濯 訳)は、「飼いならす」って!
と違和感を感じて、仕方なかった。

 
どういう意味やねん(笑)

 
「飼いならす」を稲垣 直樹さんは「ひいきにする」と訳し、
私はさらに、「ひいき」って!とさらに違和感。

 
倉橋さんの「仲良しになる」が一番ピッタリくるとほっとしていたのですが・・・。

 
だんだんそのキツネの言いたかったことを深く考えているうちに、
やはり最初の「飼いならす」が、私には、一番しっくりくる・・と思い始めました。

 
先週cafe Zさんで行った講座では「星の王子さま」をとても大切に思っている方も
たくさん来られていました。
その方たちはきっと、何度も何度もこの物語を読んでいろんな思いを重ねて来られた
のだと思います。

 
アンケートに「みなさんとこの物語について語り合いたかった」という言葉を
残された方もいました。
それを読んで、私は、なぜ「星の王子」は、みんなに愛されているのかを
もっと知りたくなりました。

 
451ブックスも「星の王子さま」が大好きで、その思いは同じなのですが、
「大人のための絵本講座」は自分の思いを語る場所にしたいわけではなく、
まずその作品の背景を知ってほしい、そして自分で考えてほしいと思っています。

 
その姿勢は、きっとこれからも変わらないと思います。

 
451ブックスの好きな作家さんばかりを取りあげた、かなり偏った講座ですが、
これからもどうぞよろしくお願いいいたします。

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月曜日営業します。

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3月からリアル店舗を月曜日も営業することになりました!

土・日・月・と祝日です。 

よろしくお願い致します〜。 

光ったり 眠ったりしているものたち

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西尾勝彦さんの3年ぶりに発表された詩集「光ったり 眠ったりしているものたち」が届いた。

 西尾さんは、奈良に暮らす詩人。高校の国語の先生をしている。
「のほほん製作所」という製作所もやっているようだ。

 
しかし何を作っている製作所かわからない。

 
「粥彦」という別名も使っている。
この「粥彦」はある日、西尾さんの元に届いた郵便物の宛名が
「西尾粥彦」だったそうでそれ以来気に入ってフリペのタイトルにしている。
粥のように地味深い人間になりたいらしい。

 
前作「耳の人」という詩集では、西尾さんは「耳の人」に出会った。

 
今作「光ったり眠ったりしているものたち」は、西尾さんは、
現実と空想の世界を行ったり来たりしている。

 
本物の西尾さんに出会う前は、私の中の西尾さんは、奈良の森のなかを歩く
「少しシャイなロマンチックな男性」のイメージ。
それは今も変わっていない。
しかし、今はそこに、あの素朴なちょっと面白くてちょっと頼りない感じの
西尾さんの照れ笑いが重なる。

 
読むと、心の中に「ぽ」とあたたかい「あかり」が灯るような、そういう感じ。

 
今回の詩集は安福望さんの素敵なイラストが添えられている。
1冊1冊、丁寧につけられてグラシン紙のカバー。
これは、きっとブックロアの中島さんご夫妻が暮らす家の茶の間で、
西尾さんも手伝ってつけられているに違いない。

 
『「しかせん」を売る』という詩のページにさりげなく挟まれているのは、
安福望さんデザインの「しかせん栞」。
そこには「粥」の文字がエンボスで入れられている。
このエンボスも西尾さんがせっせと押したものかもしれないと思うと笑みがこぼれる。

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WANDERVOGEL

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毎年、児島湖に渡り鳥が来るのを楽しみにしているので、冬が好きです。寒いけど。
 

彼等はロシアや中国からやってきているらしい。

群れをなし、湖の上を何度も何度も旋回しているのを眺めているのは気持ちいい。
ずっとずっと見ていたい。
 

あるいは、ノンキなカモが、湖の中に「せーの!」で潜る時のお尻がかわいい。
 

ということで、やっと届いたリトルプレス「ミューレン20号」の特集は
「WANDERVOGEL」。

「山と街のあいだ。」をテーマにした小冊子です。
 

ワンダーフォーゲルが「渡り鳥」という意味だったと初めて知る2017年冬。
 
ミューレン20号 


小さな春の本めぐり

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3月19日(日)にJ Terrace Cafeで、「小さな春の本めぐり」という本のイベント
開催することになりました!
今回は、岡山文学フェスティバルの中のイベントとして岡山市との共催ということで、
またまた県内外の本屋さんや、飲食店が参加してくださいます。

cafe Zさんの「文豪カフェ」では、作家の好んだ珈琲、
Jテラスさんの「不思議の国のアリス」に登場するドリンクやスイーツなど、
楽しい企画もあります。

一番楽しみにしているのは、多分私です(笑)

瀬戸内ブッククルーズFacebookページ 

当真伊都子「when the world will mix well」

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ピアニスト・ヴォーカリスト当真伊都子(Itoko Toma) さんのセカンドアルバム
「when the world will mix well」2/25リリースになります!!
 

透明感のある美しい声とピアノが、当真さんの美しい世界観を
より広く深く表現されています。


当真さんの故郷が岡山ということで、11月には岡山での撮影も行われ、
451ブックスでも撮影していただき、このアルバムがリリースされる日を
楽しみにしておりました。
 

アートディレクターの菊地さんが、発売日に届くように送ってくださいました。
 

素晴らしい出会い・・・ぜひとも聞いていただきたいです!!!
 

「when the world will mix well」当真伊都子

ご予約受付中です。2月25日以降の発送となります。

『sen』 / shunshun

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素描家しゅんしゅん/shunshunの作品展
shunshun EXHIBITION「sen」を、赤磐市のCAFE DU GRACEに見に行きました。
 

青いペンでフリーハンドで線を引く。黙々と。ただ黙々と。
 

その美しい「sen」をぜひ見ていただきたいです。
 

グラスさんでの展覧会は、そこでしか見ることのできない世界。
すっきりした空間は適度に緊張感があり、意識がクリアになります。
 

2月12日まで続きます。
 

最終日には、しゅんしゅんさんが会場にいらして、作画を見ることができるそうです。


この絵はしゅんしゅんのポストカードなのですが、
私はしゅんしゅんの「青」にとても惹かれています。
(この絵は今回は見れないです。。。すみません。写真撮影はできないので)



『sen』 / shunshun

2017.1.21sat-2.12 / 11:00-18:00
close wed / lastday -16:00 / 作家在廊 1.21 , 2.12

赤磐市下市92-1 CAFE DU GRACE 

451ブックス「素描家しゅんしゅん」のページ 

カレーの時間

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岡山市中区東山にあるichi-cafeさんの「カレーの時間」にお邪魔してきました。

三宅史家さん、千田稚子さん、小峠美貴子さん、の素敵なカレーの器の展覧会。

Dill&Aniseのピクルスと三宅義一さんのグラスも。

そして、美味しい美味しいスペシャルメニューのカレーが、
ワカさんの器で出て来た!


2月1日(水)まで無休だそうです。
おいしかった〜(^▽^)

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柴田元幸さん打ち上げこぼれ話


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ご存知だと思いますが、私はこう見えて小心者のへなちょこ。
奈良美智さんの打ち上げなんか、ついに一言も発することもなく、
そっと影から奈良さんを盗み見るというお恥ずかしい過去を持つ。

今回も誘っていただいたものの、うまくお話できる自信なくどうしよー
思っていたのですが、つい、着いて行ってしまいました。

柴田さんはナチュラルに私たちにおしゃべりして下さって、本当に楽しくて、
調子こいた私のピントずれた質問にも、嫌な顔ひとつせず答えてくださる優しい先生。

Padan Padan の美味しいお料理とワインで至福の時間。

ワインの追加を私とひでみさんが頼んで、柴田さんと奥様も「じゃ、もう一杯」と言われました。

店員さんが、まず私たちの前にグラス置いたので、それを柴田さんご夫妻に回しました。
すると店員さんは、
「あ!柴田さんにはこちらの大きなグラスをご用意しています。その方が香りが広がるので、、、」と。

柴田さんは「いいよいいよ」とおっしゃったのですが・・・。

お店の気遣いを無下にするわけにはいかず、思わず私は
「柴田さん!そのグラス撤収!!」
と言ってしまい・・・

柴田さん思わず「はい!」

「柴田さんにタメ口をきいた酔っ払い」と一生言われることになっちまったのでありました〜\(^o^)/

柴田元幸さんの朗読の夜

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1月20日に行われた柴田元幸さんの朗読会、寒い寒い夜でしたが、
会場の蔭涼寺は、柴田さんの熱のこもった語りと岩本象一さんの音楽とで
あたたかな時間となりました。
たくさんの柴田さんファンが451の本も見てくださいました。


今回のイベントは、エヴンソンの新刊をたくさん売って、
また次の本も作りたいという思いで行われたこの朗読会(と柴田さんにお聞きしました)
なのに、柴田 さんの古書の販売も快諾してくださって、
私たちをこのイベントに呼んでくださって、、、、柴田さんの懐の深さを感じました。
 

しかも、451とBriseeの本を購入した方にも、柴田元幸さんの草稿(!!!)
をプレゼントしてくださるというこの上ない幸せ、、、。

店長もサインをいただき、草稿をいただいて参りました(笑)
 

翻訳された方が、朗読してくれるという、この上なく贅沢な時間。

自分で読むより、柴田さんに呼んでいただくと、もっともっとリアルな想像が
頭に広がり、、、、圧倒されました。
スペシャルな時間でした。。。
 

終了後には、ワインを飲みながら柴田さんの楽しいお話を伺うことができました。
本当に優しくて誠実な柴田さん。どんな質問にもユーモアを交えて答えてくださいました。
柴田さんのゼミにいた学生さんが心から羨ましい。
 

今回のイベントに451とBriseeの福井さんを、関わらせてくださった
Moderado Musicの岡本さんとPieni ecole+cafe のひでみさん、
熊谷充紘さんご夫婦、そして今日は雪のなか倉吉に向けて出発された柴田元幸さんご夫婦、
本当にありがとうございました。
 

いつかまた岡山に来ていただけますように。。。。

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クートラスの思い出

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京都のアサヒビール大山崎山荘美術館の、
ロベール・クートラスの展覧会「僕は小さな黄金の手を探す」が
あまりに素晴らしかったので、あれから私の頭は、クートラスでいっぱい。

 
寒い冬の平日の美術館は人もまばらで、
私とクートラスの作品と二人きりの瞬間もあり、
彼と対峙する時間の満ち足りた感覚は言葉でうまく表現することはできないな。

 
クートラスは己に忠実であろうと、貧困のなかで自らの作品を究め、
画材にも事欠いた彼は、街で拾ったボール紙を切り、
手札サイズの作品“carte ―― カルト”を6000枚つくった。

 
絵の具を重ね、時には朝露にさらし、気に入らなければ絵の具を剥がし、
また描き、しばらく置いてはまた眺め、そんな風に描かれたというカルト。

 
彼の人生を知りたくて、彼の最後の恋人と言われている、
岸真理子さんの本「クートラスの思い出」も今週読んだ。
 
本の中の彼は、愛溢れる魅力的な人、しかし、作品に対する姿勢は限りなく厳しく、
とても苦しく、とても悲しい。
 
本は素敵なことをたくさん教えてくれる。
 
しかし「ほんもの」を見るのは、その何倍も素敵。

本とお茶 ふたたび

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「本とお茶 ふたたび」
1月18日(水)〜1月30日(月)
高松の「まちのシューレ 963」で、「本とお茶 ふたたび」が行われます。

高松の老舗お茶屋「原ヲビヤ園」さんの日本茶の試飲会、
半空・岡田さんの珈琲教室など、楽しい企画がいろいろあります。


451ブックスもシューレさんに古書を300冊ほどお送りしています。
ぜひ、お茶と本の時間を楽しんでいただけると幸せです。

http://www.schule.jp/

【ブライアン・エヴンソン『ウインドアイ』刊行記念  翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 岡山】

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1月20日(金)蔭涼寺にて、ブライアン・エヴンソンの新作「ウインドアイ」の翻訳をされた、柴田元幸さんのトークと朗読のイベントが行われます。

岡山で柴田元幸さんのお話を聞くことができるなんて、思いもしませんでした。

実はまだ、最初のお話しか読んでないのですが、最初から勝手に想像力ふくらませすぎて「怖い!」
でも、その「怖い」のがうまく説明できないのですが、不思議と心地いいのです。

エヴンソンの静かな言葉、どこか遠くでこちらを見ているような見えない「なにか」を、
柴田さんがどう表現されるのか、聞けると思うと楽しみです!

 451ブックスも、柴田さんの翻訳された、エドワード・ゴーリーの本や
柴田さんの雑誌MONKEY の古書などを販売します!

 

【ブライアン・エヴンソン『ウインドアイ』刊行記念 
翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 岡山】


会場:蔭凉寺(岡山県岡山市北区中央町10-28)
日程:2017年1月20日(金)
開場:18時30分 開演:19時30分
料金:予約/2800円 当日/3300円
定員:80名
出演:柴田元幸(朗読&トーク)、岩本象一(演奏)
出店:小西珈琲 / てるんfarm 451BOOKS / Brisees
共催:moderado music
協力:pieni..

予約・問い合わせ:
メール予約 moderado music (moderadomusic@gmail.com)
※公演名・お名前・人数・連絡先をご明記のうえお申し込み下さい

 

お申し込み、私にお伝えくださっても大丈夫です!

 

詳しくはこちら
https://www.facebook.com/events/393546664317512/

岸辺のヤービ

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子供の頃、「ハードカバー函入り」の本に憧れてた。
図書館に置いてある本は函が外されていたので。
 

「大草原の小さな家」を中納言の子供の本専門店で自分(のお金じゃなかったけど)
で購入した時はワクワクだった。
何事もカタチから入るミーハーは今も変わっていない。


その頃の気持ちを思い出す装丁の「岸辺のヤービ」。
梨木香歩さんの、ファンタジー。

水辺に暮らす空想上の住人たちの物語はこれから少しづつ進んでいきます。

くまのプーさんやムーミン村みたいな地図があるストーリー。

https://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/yabi/

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