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ソーイングギャラリーの「もりのなか」へ行ってきました。
何度来ても素敵な場所。
この星ヶ丘洋裁学校の門を見ると、わくわくするのです。
青空がわたしたちを迎えてくれました。

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ソーイングギャラリーは秋のフェスタが始まっていました。
小さな教室には学園祭の飾り付け。

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教室案内が、模造紙に手書きで絵が描かれています。
 
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なにもかも、かわいい。

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黒板にも「ONE DAY SCHOOL」とチョークで書かれていました。

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畑尾和美さんと再会です。 

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玉井恵美子さん、ソーイングギャラリー代表の濱田久美子さんが
笑顔で迎えてくださいました。
初めてお会いする気がしません。恵美子さんの著書も、濱田さんの切り絵の
作品集を見ていたから?

たぶん・・・・この場所の空気がそう思わせてくれるのです。

「座布団」を敷くのはどうかな・・・と用意してくださっていました。
まる〜く敷いて・・・「ハンカチ落としをやるしかないですね」なんて
笑顔で準備。

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和美さんがお茶を淹れてくださって、濱ちゃんが丁寧にひとつひとつ
お客様に運んでくださいました。
最初は「もりのなか」のイメージで「旨味があるけどさっぱりした」玉露を
淹れてくださり、最後にはお番茶を用意してくださいました。
和美さんは京都の一保堂で何年もお茶を淹れるお仕事をされていた方です。
ほんとうに心に染みます。おいしいお茶です。

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少しづつ参加してくださる方がいらっしゃって・・・・。

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教室は静かに始まりました。

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参加者の方も実はとてもとても素敵な方ばかりでした。
畑尾和美さんが、お手紙を書いてお知らせしてくださったり、直接声をかけて
来てくださった方々・・・。
ブックロアの中島さんや、aoの中西裕子さん、詩人の西尾勝彦さん、
長谷川書店の長谷川さん、そして、あの「かんさい絵ことば辞典」を
描かれた ニシワキタダシさんの奥様にしわきようこさんは、和美さんのお友達。
451ブックスを全然知らないのに参加してくださった方もたくさん。
岡山からはaube.のさらいなおえさんまで来てくださいました。

本当にやさしくあたたかな時間でした。

そして、最後に、和美さんが「もりのなか」を・・・。
和美さんの声は張りがあり教室に心地良く響きました。
教室全体が「もりのなか」の世界に入り込んでいきました。
「おとこのこ」と一緒にもりのなかを歩いていくイメージです。



本を読んでもらう幸せ。
まるで子供になったように絵だけをじっと見ていればいいなんて・・・。

和美さんがつくる独特の世界、お母さんに読んでもらうのとはまた違う、
スペシャルな時間。

今年の1月に行われた和美さんの朗読会で、お別れする時に「さようなら」ではなく
「また会いましょう」と言って別れました。
「また」は実現しました。そのあと3度も和美さんに会うことができました。

和美さんからのメールをいただいたのは、ほんの一月前。
星ヶ丘の学園祭に本当に参加させていただく日が来るなんて・・・。

そこに居させてもらえるだけで、幸せなのに、ほとんど無名の451ブックスの教室に
集まってくださった参加者の方々・・・あたたかい眼差しに包まれました。
すばらしい時間をありがとうございました。