2006年01月
2006年01月29日
わたくし、おでんをやるとなったらかなり真剣に取り組むことにしています。作り方はまったくの我流で、そのレシピが正しいのか否か知らないけれど、ふるまった人にはとても評判がいいので、味がよければオッケーということでヨシとしています…ので、あしからず。今回のおでんは来客のある明日の夜のため。で、仕込みは今夜の夕飯の支度をしながらの同時進行。
まず仕込みの前に必要な材料を書き出して買い出し。いちばんに『能登屋』という練りもの屋さんへ行き、さまざまに買い込んだ。夕方には自作の特大土鍋(土鍋土10数kgで制作)をえっちら出してきて、牛筋、鳥の手羽先(骨を数カ所割っておく)、昆布、鰹節の荒削り(だしパックに入れる)を水で炊き、十分にあくを取り、1数時間ほど煮込む。いったん火を止め粗熱をとり、たっぷりの酒、しょう油、塩を加え、大根、ゆで卵を投入し煮込む。大根の色が透き通ったのを確認したら、練り物など投入。
今回初の試みはジャガイモ巾着。ジャガイモは一緒に炊くと煮崩れてスープが濁ってしまうため、別の小鍋で煮るのだけれどそれが面倒。そこで油揚げに入れてみることにしたのだ。お稲荷さんの要領で油揚げを袋にし、下ゆでして油を抜く、小ぶりのジャガイモを入れてかんぴょうで口を閉じる。これならジャガイモが崩れても安心!というわけ。
今夜のところはジャガイモが煮上がるまで火を入れ、寝る前にいったん止める。で、明日の午後また火を入れる。夕方前に厚揚げやがんもなどの豆腐もの、ちくわぶ、たこ、はんぺんなどを投入して少し煮込み、完成を見る予定だ。
おでんというやつ、私としては食べる楽しみよりも制作の過程が楽しい。全体に大ざっぱなようでいて各材料の下ごしらえのひと手間が味を左右するのが面白い。たとえばこんにゃくを下ゆでして網の目に包丁を入れるなどなど。こうして手間ひまかければおいしくないはずもないけれど、「おいしい!」と喜んでもらうのが(ベタだけど)本当にしあわせなのだ。というわけで仕込みは8割がた終了。さて、火を止めてもう寝ることにしよう。明日は朝からタコスのトルティーヤ(皮)作りだ。
日曜日の夕方、でん!とテーブルを占拠したyuki'sおでん。この土鍋に牛筋やらを投げ込んで火にかけたのは土曜のこと。およそ23時間後の晴れ舞台!と相成りました。
まず仕込みの前に必要な材料を書き出して買い出し。いちばんに『能登屋』という練りもの屋さんへ行き、さまざまに買い込んだ。夕方には自作の特大土鍋(土鍋土10数kgで制作)をえっちら出してきて、牛筋、鳥の手羽先(骨を数カ所割っておく)、昆布、鰹節の荒削り(だしパックに入れる)を水で炊き、十分にあくを取り、1数時間ほど煮込む。いったん火を止め粗熱をとり、たっぷりの酒、しょう油、塩を加え、大根、ゆで卵を投入し煮込む。大根の色が透き通ったのを確認したら、練り物など投入。
今回初の試みはジャガイモ巾着。ジャガイモは一緒に炊くと煮崩れてスープが濁ってしまうため、別の小鍋で煮るのだけれどそれが面倒。そこで油揚げに入れてみることにしたのだ。お稲荷さんの要領で油揚げを袋にし、下ゆでして油を抜く、小ぶりのジャガイモを入れてかんぴょうで口を閉じる。これならジャガイモが崩れても安心!というわけ。
今夜のところはジャガイモが煮上がるまで火を入れ、寝る前にいったん止める。で、明日の午後また火を入れる。夕方前に厚揚げやがんもなどの豆腐もの、ちくわぶ、たこ、はんぺんなどを投入して少し煮込み、完成を見る予定だ。
おでんというやつ、私としては食べる楽しみよりも制作の過程が楽しい。全体に大ざっぱなようでいて各材料の下ごしらえのひと手間が味を左右するのが面白い。たとえばこんにゃくを下ゆでして網の目に包丁を入れるなどなど。こうして手間ひまかければおいしくないはずもないけれど、「おいしい!」と喜んでもらうのが(ベタだけど)本当にしあわせなのだ。というわけで仕込みは8割がた終了。さて、火を止めてもう寝ることにしよう。明日は朝からタコスのトルティーヤ(皮)作りだ。
日曜日の夕方、でん!とテーブルを占拠したyuki'sおでん。この土鍋に牛筋やらを投げ込んで火にかけたのは土曜のこと。およそ23時間後の晴れ舞台!と相成りました。2006年01月28日
2006年01月26日
うちの扶養家族の一員であるグッピーたち。実は、去年の秋の初めごろに投入した新しい仲間に病気があったらしく絶滅の危機に瀕し、一時は60cm水槽が狭いほどにわさわさ泳ぎ回っていたものが、たった3匹にまで激減してしまった。
熱帯魚というもの、飼育上、水温管理がとても重要である。一年中25℃以上はキープしないといけない。だから水槽にはヒーターを設置し、サーモスタットで常に一定の温度を保っている。このヒーターが非常に電気を使う。
今月、東京電力から届いた請求書を見てびっくり。その使用期間に3週間の留守がすっぽり入っていたにもかかわらず、前の月の請求額と大して変わらなかったのだ。我々がここで生活していたのは10日だけだったから、どれだけ寒かったのか金額から分かろうというものだけど、たった3匹のグッピーにいかがなものか…。
と思案しつつ、しばらくぶりにグッピーを見に行くと(数が減ったらさっぱり関心が薄れてしまって…)、唯一のメスが臨月状態。“あら〜”。3匹の最期を待って水槽は片付けてもいいかななんて思っていた私としては……ね〜。
そして数日後のきのう、「ねえっ! グッピー子供が生まれてるよ! うわっ、かなりの数だ!」。夫の声に「だってお腹大きかったもん」と、ちっともうれしそうでない声で応えた。すかさず「いやー、昼間温まった水温をできるだけキープするように水槽を保温シートで包んだり、水を少なくしてるんだよ。それに設定温度も少し低くして。でもなー、まったく電気代かかるよなー」。こちらを先制するべく電子ちゃんぶりを一気にアピールする夫。
大丈夫よ。いくらあたしがケチんぼでも、新しい命が誕生したらねぇ、それをどうこうなんて女子にはできるはずもないでしょ。こうなったらグッピー増殖推進委員に鞍替えして楽しみを見いだすほかにはありません。でもあなた、低温に順応したグッピーに育ててしまうと、やがて来る夏越えが心配よね。
熱帯魚というもの、飼育上、水温管理がとても重要である。一年中25℃以上はキープしないといけない。だから水槽にはヒーターを設置し、サーモスタットで常に一定の温度を保っている。このヒーターが非常に電気を使う。
今月、東京電力から届いた請求書を見てびっくり。その使用期間に3週間の留守がすっぽり入っていたにもかかわらず、前の月の請求額と大して変わらなかったのだ。我々がここで生活していたのは10日だけだったから、どれだけ寒かったのか金額から分かろうというものだけど、たった3匹のグッピーにいかがなものか…。
と思案しつつ、しばらくぶりにグッピーを見に行くと(数が減ったらさっぱり関心が薄れてしまって…)、唯一のメスが臨月状態。“あら〜”。3匹の最期を待って水槽は片付けてもいいかななんて思っていた私としては……ね〜。
そして数日後のきのう、「ねえっ! グッピー子供が生まれてるよ! うわっ、かなりの数だ!」。夫の声に「だってお腹大きかったもん」と、ちっともうれしそうでない声で応えた。すかさず「いやー、昼間温まった水温をできるだけキープするように水槽を保温シートで包んだり、水を少なくしてるんだよ。それに設定温度も少し低くして。でもなー、まったく電気代かかるよなー」。こちらを先制するべく電子ちゃんぶりを一気にアピールする夫。
大丈夫よ。いくらあたしがケチんぼでも、新しい命が誕生したらねぇ、それをどうこうなんて女子にはできるはずもないでしょ。こうなったらグッピー増殖推進委員に鞍替えして楽しみを見いだすほかにはありません。でもあなた、低温に順応したグッピーに育ててしまうと、やがて来る夏越えが心配よね。
2006年01月25日
来月、オーロラを見にカナダのイエローナイフへ行く。友人親戚総勢11名での旅だ。去年の秋ごろ、来年こそは!とプランを立てていたところに私もボクもと参加者が増え、あっという間にご一同さま状態に。でもパックツアーではなく個人旅行であるからして、いろいろな手配を請け負っているのだ。
で、今日は一部の参加者とともにアウトドア用品ショップのモンベルへ。マイナス30度以下も考えられ、しかもこの冬は全世界的に極寒状態。入念な防寒対策を考えてアンダーウエアなどのお買い物に繰り出した。商品ポップにあった『オーロラ鑑賞もガードマンさんもOK!』のコメントに一同注目! それなら安心と機能素材のシャツとパンツをご購入。さらに万全を期してフリースの目出し帽も追加。
帰るクルマではオーロラという目的はどこへやら。「目出し帽かぶって並んで記念写真撮ろうね!」なんて話でコーフン状態。こんな調子でみんなを満足ゆく旅におつれできるのか否か、にわかに心配になってきた〜!
で、今日は一部の参加者とともにアウトドア用品ショップのモンベルへ。マイナス30度以下も考えられ、しかもこの冬は全世界的に極寒状態。入念な防寒対策を考えてアンダーウエアなどのお買い物に繰り出した。商品ポップにあった『オーロラ鑑賞もガードマンさんもOK!』のコメントに一同注目! それなら安心と機能素材のシャツとパンツをご購入。さらに万全を期してフリースの目出し帽も追加。
帰るクルマではオーロラという目的はどこへやら。「目出し帽かぶって並んで記念写真撮ろうね!」なんて話でコーフン状態。こんな調子でみんなを満足ゆく旅におつれできるのか否か、にわかに心配になってきた〜!
2006年01月24日
アボカド。食材としてこれまで考えたこともなかったけれど、メキシコじゃものすごく頻繁に使われる。野菜として。グリーン色のヴェルデサルサやトルタ(メキシコ風サンドイッチ)に挟んだり、スープの具にも登場する。で、なんていうかタマゴぽっい味わいでその料理の味を引き立てて、メキシコ料理には欠かせない万能食材だったのだ。
スーパーで探してみると、今まで目にも留めなかったけれど山積みになっていて1個税込み93円。なんだ思ったより安いんだ〜。見た目黒々しいヤツ、赤みを帯びているヤツ、緑っぽいヤツ、微妙だけれど表面の感じに違いがある。勉強のためにそれぞれを購入し、まず赤いのを使って今日のお昼はアボカド入りのトルタと、ベーコンをアクセントにしたアボカド入り野菜たっぷりスープ。
トルタにはサルサが欠かせない。で、また新たなサルサ缶を開けた。でもこうしてサルサを消費していくのは切ないよぉ。だってたくさん買ってきたけれど、減っていき、いずれなくなる。そうなったらタコスもできない…。ま、紀伊国屋あたりにはお高いサルサ缶が並んでいるだろうけど。あーあ、メキシコにお使いに行きたいな〜。
アボカド。我が家からメキシコ味ブームが去っていっても、一食材として我が家の味に変化をもたらし続けていくことでしょう。……さ、バカ言ってないで仕事しよ!
スーパーで探してみると、今まで目にも留めなかったけれど山積みになっていて1個税込み93円。なんだ思ったより安いんだ〜。見た目黒々しいヤツ、赤みを帯びているヤツ、緑っぽいヤツ、微妙だけれど表面の感じに違いがある。勉強のためにそれぞれを購入し、まず赤いのを使って今日のお昼はアボカド入りのトルタと、ベーコンをアクセントにしたアボカド入り野菜たっぷりスープ。
トルタにはサルサが欠かせない。で、また新たなサルサ缶を開けた。でもこうしてサルサを消費していくのは切ないよぉ。だってたくさん買ってきたけれど、減っていき、いずれなくなる。そうなったらタコスもできない…。ま、紀伊国屋あたりにはお高いサルサ缶が並んでいるだろうけど。あーあ、メキシコにお使いに行きたいな〜。アボカド。我が家からメキシコ味ブームが去っていっても、一食材として我が家の味に変化をもたらし続けていくことでしょう。……さ、バカ言ってないで仕事しよ!
2006年01月23日
トルティーヤの香りや、メキシコ製の調味料に拒絶反応を示していた夫をムチ打つように、夕べのメニューはタコス。18歳になる親戚の男の子が泊まりにきていたから、若い子の興味を引く料理を出したかったのだ。そしてまたまた大成功! 彼はとっても気に入ったようで、おいしい!を連発して喜んでくれた。数種のサルサもその辛さにトライしながら楽しんでた。
今回はトウモロコシ粉に小麦粉を加え、オリーブオイルを練り込み、トウモロコシの香りを抑えて作ってみた。それがよかったのか、夫のトルティーヤ拒絶症は若干薄れ、回復方向にある様子。トルティーヤの作り方や保温の方法など要領がつかめてきたから、もう1回作れば正式レパートリーになりそう。もっとも私が大好きだから、オットヨカクゴシテオクレ、タコスブームハシバラクツヅク。で、今週末のホームパーティのメニューは決まり! タコスとおでん。
今回はトウモロコシ粉に小麦粉を加え、オリーブオイルを練り込み、トウモロコシの香りを抑えて作ってみた。それがよかったのか、夫のトルティーヤ拒絶症は若干薄れ、回復方向にある様子。トルティーヤの作り方や保温の方法など要領がつかめてきたから、もう1回作れば正式レパートリーになりそう。もっとも私が大好きだから、オットヨカクゴシテオクレ、タコスブームハシバラクツヅク。で、今週末のホームパーティのメニューは決まり! タコスとおでん。
2006年01月21日
2006年01月20日
2006年01月19日
メキシコ約3週間の滞在中、郷土料理を食べようとちょっといいレストランにもたびたび行ったけれど、いつも「ふ〜ん」って感じで感動にまで至らない。ところが屋台料理はすばらしかった! 王道はタコス、次はトルタ(コロンとしたもちもちパンを割って肉やら野菜やらが満載)、そしてハンバーガー(こちらもボリューム満点! ジューシーなハンバーグはもちろん、ベーコンにチーズに野菜など具材満載。調理に時間がかかるところも本格的で返ってヨロシイ)などなど。作り手に十分すぎるほどのこだわりがうかがわれ、だからおいしい屋台の周りには人だかりがして“ココ!”という所が実に分かりやすい。メキシコは屋台B級グルメ最高!の国だったのだ。
人間はトウモロコシから生まれたって神話があるくらいの国だから、主食は当然トウモロコシ。タコスのその皮、トルティーヤはトウモロコシ粉をねって焼いたものだ。タコスのおいしさにすっかり魅了されてしまったものだから、日本でも作りたいと2kgの純トウモロコシ粉を買ってきた。日本でもタコスの皮は売っているけど、それはドライタイプの『シェル』というもの。現地ではこれはほとんど食べられていないようで、クレープより厚みのある柔らかな皮が主流だ。
インターネットでトルティーヤの作り方を検索し、夕べのご飯はいよいよタコス! で、どうだったかというと、大成功! 各種のサルサを始め、買い込んできたさまざまなスパイスが功を奏してメキシコ味をばっちり再現できたのだ。と、ところが! あんなにタコスに惚れた夫がトルティーヤに拒絶反応を起こして、食べられない?!!!
実はメキシコを出国する前日、お腹に少しでもすき間があるなら食べておきたい!と、深夜にタコスを食べに出た。タコスに入れる具材は数種から選べるけれど、その屋台はそろそろ具材もなくなって店じまいにかかるような雰囲気。私と夫、違う具材を選んだのは夫のチョリソー炒め。この油がどうやらビンゴ! 大当たりして夫はその晩ベッドとトイレを何往復したことか。40数年生きてきて、初めての体験という胸焼けもひどいものだったらしい。翌日は午後の飛行機だったため、朝から散歩でもして残り少ないメキシコの時間を楽しもうねと話していたのに、ぐったりして起き上がれない。熱もあるようでベッドから出ることすらままならない。それでも空港へ向かう時間だとホテルを出るとちょうど昼どき。大盛況の屋台が連なっている前を通るときの夫の顔ったら。「トルティーヤのにおいでむかつくよ。トラウマにならなきゃいいけどな…」とつぶやいたのが聞こえた。
で、まんまとトラウマなのである。おもてなし料理にも最適と、今度の土曜さっそく友人に披露しようと考えていたのにいきなりNG。日本では手に入りにくいトウモロコシ粉、あーん、どうしてくれるんだ!
人間はトウモロコシから生まれたって神話があるくらいの国だから、主食は当然トウモロコシ。タコスのその皮、トルティーヤはトウモロコシ粉をねって焼いたものだ。タコスのおいしさにすっかり魅了されてしまったものだから、日本でも作りたいと2kgの純トウモロコシ粉を買ってきた。日本でもタコスの皮は売っているけど、それはドライタイプの『シェル』というもの。現地ではこれはほとんど食べられていないようで、クレープより厚みのある柔らかな皮が主流だ。
インターネットでトルティーヤの作り方を検索し、夕べのご飯はいよいよタコス! で、どうだったかというと、大成功! 各種のサルサを始め、買い込んできたさまざまなスパイスが功を奏してメキシコ味をばっちり再現できたのだ。と、ところが! あんなにタコスに惚れた夫がトルティーヤに拒絶反応を起こして、食べられない?!!!
実はメキシコを出国する前日、お腹に少しでもすき間があるなら食べておきたい!と、深夜にタコスを食べに出た。タコスに入れる具材は数種から選べるけれど、その屋台はそろそろ具材もなくなって店じまいにかかるような雰囲気。私と夫、違う具材を選んだのは夫のチョリソー炒め。この油がどうやらビンゴ! 大当たりして夫はその晩ベッドとトイレを何往復したことか。40数年生きてきて、初めての体験という胸焼けもひどいものだったらしい。翌日は午後の飛行機だったため、朝から散歩でもして残り少ないメキシコの時間を楽しもうねと話していたのに、ぐったりして起き上がれない。熱もあるようでベッドから出ることすらままならない。それでも空港へ向かう時間だとホテルを出るとちょうど昼どき。大盛況の屋台が連なっている前を通るときの夫の顔ったら。「トルティーヤのにおいでむかつくよ。トラウマにならなきゃいいけどな…」とつぶやいたのが聞こえた。
で、まんまとトラウマなのである。おもてなし料理にも最適と、今度の土曜さっそく友人に披露しようと考えていたのにいきなりNG。日本では手に入りにくいトウモロコシ粉、あーん、どうしてくれるんだ!
2006年01月17日
台所に立ってイカやアジをさばくのは嫌いじゃない。というか得意かもしれない。でもイカについてはわけあって距離を置いていた時期があった。今でもそれを忘れてはいないけれど、ある程度は克服して再びさばけるようになっている。
「ぎょえぇーっっっっっ!!!!!」。発狂せんばかりに言葉にならない声を発し、台所で固まったのは確か8〜9年前のこと。「どおしたっ!」すぐさま夫が駆け寄ってくれたけど、パニック状態でアワアワしながら説明できず、指差す先にはアイツがいた。
鼻歌まじりにイカさばきをしていた私をアイツが恐怖のどん底に叩き込んだのだ。改めて思い浮かべるのもツライけど、アイツは全長2〜3mmで直径1mmほど。頭と思われる部分は白く身体は肌色。最初は“何かな?”なんて軽い気持ちでよーく見た。見るとそいつはイカの表面に張り付いて煽動し、恐るべき早さで移動している!
恐怖におののきながらアイツを指すと、これには夫もびっくり。イカを点検すると1つではなく、さらに皮の内側にも入り込み、足の間、胴の中を這い回っているという! ここで夫が思いもよらぬ行動に出た。ビニール袋にアイツらを収集、私から購入先を聞き出すと、袋を手にたちまち家を飛び出したのだ。
夫の行動にあっけにとられ、遭遇の恐怖から立ち直れずぼーっとしているところに晴れ晴れした表情で夫が戻ってきた。「あれは●●っていう寄生虫で、イカにはごく普通についていて、新鮮だからこその証みたいなものらしいよ。で、食べちゃっても大丈夫だって」。「え〜っ、だけどさ、これまであんなの見たことなかった〜。それにさ、なんで急に出て行っちゃったのよぉ。とても一人でいられる精神状態じゃなかったのにぃ」。「ごめんごめん、あれが死んだらダメだからさ、動いているうちに急いで店の人に見せようと思ったから。でもこれでもう大丈夫だよ」。
“大丈夫……”。なにが大丈夫なんだろうと思ったけど、また一つ夫の新たな一面に出会えたと事件はさておき混乱した心は少し癒された。そう、自転車に飛び乗って走り去る夫の後ろ姿を窓から見送ったあのとき、猪突猛進な感じをなんてキュートな人なんだろうと思ったっけ。
以来1年くらいイカさばきはできなかったけれど、生イカの味の魅力に負けて再開。それからは、アイツを見つけて(たいてい2つ3つはいる)心がざわっとするたび、自転車で突進していくあの日の夫を思い浮かべて動揺を紛らわせ、心を平らに平らに保ち、ティッシュでパシっ、パシっと冷ややかにはぎ取ってはポイしている。
「ぎょえぇーっっっっっ!!!!!」。発狂せんばかりに言葉にならない声を発し、台所で固まったのは確か8〜9年前のこと。「どおしたっ!」すぐさま夫が駆け寄ってくれたけど、パニック状態でアワアワしながら説明できず、指差す先にはアイツがいた。
鼻歌まじりにイカさばきをしていた私をアイツが恐怖のどん底に叩き込んだのだ。改めて思い浮かべるのもツライけど、アイツは全長2〜3mmで直径1mmほど。頭と思われる部分は白く身体は肌色。最初は“何かな?”なんて軽い気持ちでよーく見た。見るとそいつはイカの表面に張り付いて煽動し、恐るべき早さで移動している!
恐怖におののきながらアイツを指すと、これには夫もびっくり。イカを点検すると1つではなく、さらに皮の内側にも入り込み、足の間、胴の中を這い回っているという! ここで夫が思いもよらぬ行動に出た。ビニール袋にアイツらを収集、私から購入先を聞き出すと、袋を手にたちまち家を飛び出したのだ。
夫の行動にあっけにとられ、遭遇の恐怖から立ち直れずぼーっとしているところに晴れ晴れした表情で夫が戻ってきた。「あれは●●っていう寄生虫で、イカにはごく普通についていて、新鮮だからこその証みたいなものらしいよ。で、食べちゃっても大丈夫だって」。「え〜っ、だけどさ、これまであんなの見たことなかった〜。それにさ、なんで急に出て行っちゃったのよぉ。とても一人でいられる精神状態じゃなかったのにぃ」。「ごめんごめん、あれが死んだらダメだからさ、動いているうちに急いで店の人に見せようと思ったから。でもこれでもう大丈夫だよ」。
“大丈夫……”。なにが大丈夫なんだろうと思ったけど、また一つ夫の新たな一面に出会えたと事件はさておき混乱した心は少し癒された。そう、自転車に飛び乗って走り去る夫の後ろ姿を窓から見送ったあのとき、猪突猛進な感じをなんてキュートな人なんだろうと思ったっけ。
以来1年くらいイカさばきはできなかったけれど、生イカの味の魅力に負けて再開。それからは、アイツを見つけて(たいてい2つ3つはいる)心がざわっとするたび、自転車で突進していくあの日の夫を思い浮かべて動揺を紛らわせ、心を平らに平らに保ち、ティッシュでパシっ、パシっと冷ややかにはぎ取ってはポイしている。
2006年01月16日
G4に格上げした私のiBOOK。でもこの新しい機械ではOS-9が使えない。毛嫌いしていたOS-Xを使わざるを得ないのだ。旧iBOOKにもOS-Xは入れてあったけどどうしたってOS-9が使いやすかった。この際慣れるしかないとあきらめて原稿書きをしていると、「どうやってもあの症状出ないんだよね」と夫が顔を出した。“ナニぃ?”。
“新たな道具を手に入れてもう安心、それじゃどこが悪かったのか見てみるか”と、私の愛機を分解していたのだ。そもそも機械オタク、パソコン博士でない夫がそうそう直せるはずもなく、いじったら返って最悪の事態を招くだけ。「それ以上壊さないでね、なにか活路があるかもしれないから」と言い残して仕事をしていた。
開けたところでどう手を施していいか分かったわけではなかったけれど、なんとなく配線の位置を正しただけでなす術なく元に戻したという。それなのにここ数ヶ月悩まされた不具合は解消してしまった。どうテストしても無事だという。
“……どういうこと?”。経年による液晶の劣化は少し始まっているけれど、ほかにはまったく不都合のない私の連れよ。あー、何のために買い替えたんだろう。ほとんど同じノートブックが2台あってどーすんのよ。
うーむ、春から小学校に上がる甥の子育てを手伝う私の母、教育係マサコちゃんの遠隔操作がいちばん疑わしい。
“新たな道具を手に入れてもう安心、それじゃどこが悪かったのか見てみるか”と、私の愛機を分解していたのだ。そもそも機械オタク、パソコン博士でない夫がそうそう直せるはずもなく、いじったら返って最悪の事態を招くだけ。「それ以上壊さないでね、なにか活路があるかもしれないから」と言い残して仕事をしていた。
開けたところでどう手を施していいか分かったわけではなかったけれど、なんとなく配線の位置を正しただけでなす術なく元に戻したという。それなのにここ数ヶ月悩まされた不具合は解消してしまった。どうテストしても無事だという。
“……どういうこと?”。経年による液晶の劣化は少し始まっているけれど、ほかにはまったく不都合のない私の連れよ。あー、何のために買い替えたんだろう。ほとんど同じノートブックが2台あってどーすんのよ。
うーむ、春から小学校に上がる甥の子育てを手伝う私の母、教育係マサコちゃんの遠隔操作がいちばん疑わしい。
2006年01月15日
おとといiBOOKを買い替えた。去年からモニターのバックライトが点いたり点かなかったり様子がおかしかったのだ。バックライトが点かないと、実際には起動しているにもかかわらずそれが見えないから、終了させては起動させるを繰り返して、何かの拍子に点いてくれるのを待つしかない。となると使いたいときにすぐに使えずやっかいだったのだ。3年8か月じゃ買い替えには早いと思うけど、仕事で使っている以上、突然まったくダメになったら恐いから早めに対処したというわけ。
Macには有償の保証制度というのがあって、去年の5月に夫がG4キューブからパワーMacのG5に買い替えたときにはそれに加入したけれど、私はやめた。なぜって2年間で3万何がしかの料金がかかる。それは高額だと思うし、それに夫はこの8か月の間に一度も利用していないのだ。
new iBOOKをたずさえて帰る道すがら、よせばいいのにこれまで何度となくボヤいているせりふをまた口にしてしまった。「あなたのさ、Macの保険、ホントに入らなきゃよかったよね、ぜんぜん使わないもんね」。「…あのさ、じゃあ入院保険に入ったら病気にならなきゃソンだと思うわけ? まったく、なんでもそういう風に考えるんだよね」。“あー、怒った”。たしかにいざというときのために入ったんだから利用していないのはハッピーってことだし、そもそも入った方が安心だと勧めたのはこの私だ。
そうなのだ、私はイサギ悪い型ケチなのだ。うちは生命保険や医療保険やら、けっこう保険に入っている。なぜなら結婚当初から夫はフリーランスで仕事をしていたし、私もおっかけフリーランサーになったから、いざというときの不安を打ち消すために。でも大して使わないでやってこれると“あ〜、もったいなかったなぁ。大金を捨てちゃったなぁ”なんて思ってしまうのだ。
保険…。入っていれば本当に安心だけれど、その代償についてすっきり納得できていない困った私なのである。
Macには有償の保証制度というのがあって、去年の5月に夫がG4キューブからパワーMacのG5に買い替えたときにはそれに加入したけれど、私はやめた。なぜって2年間で3万何がしかの料金がかかる。それは高額だと思うし、それに夫はこの8か月の間に一度も利用していないのだ。
new iBOOKをたずさえて帰る道すがら、よせばいいのにこれまで何度となくボヤいているせりふをまた口にしてしまった。「あなたのさ、Macの保険、ホントに入らなきゃよかったよね、ぜんぜん使わないもんね」。「…あのさ、じゃあ入院保険に入ったら病気にならなきゃソンだと思うわけ? まったく、なんでもそういう風に考えるんだよね」。“あー、怒った”。たしかにいざというときのために入ったんだから利用していないのはハッピーってことだし、そもそも入った方が安心だと勧めたのはこの私だ。
そうなのだ、私はイサギ悪い型ケチなのだ。うちは生命保険や医療保険やら、けっこう保険に入っている。なぜなら結婚当初から夫はフリーランスで仕事をしていたし、私もおっかけフリーランサーになったから、いざというときの不安を打ち消すために。でも大して使わないでやってこれると“あ〜、もったいなかったなぁ。大金を捨てちゃったなぁ”なんて思ってしまうのだ。
保険…。入っていれば本当に安心だけれど、その代償についてすっきり納得できていない困った私なのである。
2006年01月12日
夫がカメラのレンズを売るそうな。それはずいぶん以前に使っていたマニュアルカメラ、キャノンnew-F1の500mmレンズで、そもそもカメラボディはボロボロで使えない状態。レンズはあっても意味のない代物なのだ。いまは編集者としても記者としても仕事をしているから知らない人もいるけれど、夫は基本的にはカメラマンだ。知り合ったころはおもに2輪雑誌の写真を撮っていて、私もある2輪雑誌の編集部に勤めていたから撮影する姿をよく見ていた。そして夫の『走り』を撮る姿はそれはそれはカッコよかった。普段姿勢がいい方ではないのに、カメラを構えるとやけにその姿が決まるのだ。500mmレンズはそれだけで2kg以上ある。全長は50cm以上。それを疾走するバイクのスピードに合わせて横に振って撮る。ピンはピカイチで、ライダーの瞳までくっきり写すほどの写真を撮った。しかもマニュアルで。
ずっと前からあっても仕方がないから売ろうとは話していたけれど、どうやら今回は本気らしい。夫の仕事の輝かしい一時代を確かに象徴していた500mmがこの家からなくなる。あってもしまい込まれているだけなのだからどうってことないんだけれど、うーん、そうとなったらやはりとてもさびしい。
2006年01月10日
2006年01月08日
リハビリを兼ねて朝一番に通い慣れたスーパーに行ってきた。旅立ちの日には冷蔵庫が空っぽになるように調整して買い物を控えていたから、ほぼ1ヶ月ぶり。野菜が高いなー。キャベツが300円近く、ニラひと束で200円!!!? やっぱり物価が高いよね、日本。私見として物価高都市ランキング1位はやっぱり我が国、東京。次いでニューヨーク、そしてロンドンといったところ。
さてさて日本の時間に戻ってきてほぼ50時間。アタマの芯がスッキリしないし、体もボーっとした感じに包まれている。時差ボケだ。それにこの予想外の寒さに体がすっかりちぢみ込んでしまって、ただでさえ動きがにぶい。
旅の3週間は別の次元で生きていたような感じがする。今ここに戻ってきてみれば、12月半ばのいなくなったその日からの続きのようで、これからお正月が来るような気さえするのだ。こういう感覚はこれまでになかったことですごく不思議だけれど、それは日本とメキシコがそれほどにも違っていたってことなんだろうか。
思い返せば何とも旅しにくい国だった。心配していた“警官ですらキケン!”なんてことはまったくの危惧で恐い思いはしなかったけれど、外来者がレンタカーで旅するにはあまりに不親切な国だった。人間カーナビ、間宮林子の異名をいただき、欧米レンタカー旅おまかせの私にあっても毎日が緊張と試練の連続。ナビ役を投げ捨てたくなり、でもそうはいかないんだと凹み、ヘトヘトになって目的地にたどり着く。そうやって着いたその土地には、試練はこのためだったといわんばかりにいつも何かしら素晴らしい感動が待っていた。そう、夫曰く『アメとムチ』の国、メキシコなのだ。
ま、細かい話はホームページの『タビノカミサマ』に展開するとして、幻想の3週間から日常に戻るにはもう少し時間が掛かりそう。そう、時間が解決してくれる。Hasta luego!
さてさて日本の時間に戻ってきてほぼ50時間。アタマの芯がスッキリしないし、体もボーっとした感じに包まれている。時差ボケだ。それにこの予想外の寒さに体がすっかりちぢみ込んでしまって、ただでさえ動きがにぶい。
旅の3週間は別の次元で生きていたような感じがする。今ここに戻ってきてみれば、12月半ばのいなくなったその日からの続きのようで、これからお正月が来るような気さえするのだ。こういう感覚はこれまでになかったことですごく不思議だけれど、それは日本とメキシコがそれほどにも違っていたってことなんだろうか。
思い返せば何とも旅しにくい国だった。心配していた“警官ですらキケン!”なんてことはまったくの危惧で恐い思いはしなかったけれど、外来者がレンタカーで旅するにはあまりに不親切な国だった。人間カーナビ、間宮林子の異名をいただき、欧米レンタカー旅おまかせの私にあっても毎日が緊張と試練の連続。ナビ役を投げ捨てたくなり、でもそうはいかないんだと凹み、ヘトヘトになって目的地にたどり着く。そうやって着いたその土地には、試練はこのためだったといわんばかりにいつも何かしら素晴らしい感動が待っていた。そう、夫曰く『アメとムチ』の国、メキシコなのだ。
ま、細かい話はホームページの『タビノカミサマ』に展開するとして、幻想の3週間から日常に戻るにはもう少し時間が掛かりそう。そう、時間が解決してくれる。Hasta luego!

