2007年01月24日

ニホンにあるのはきっとウチだけ、と信じて疑わないワーマオ。2003年の2月の中国・麗江旅のこと、泊まっていた四合院造りの宿の2階から、麗江独特の瓦屋根の群落を眺めていた。「あれ? 屋根の上になにか乗ってる…」と夫どの。「あ、ほんと、なんだろう?」って双眼鏡を持ち出して見ると、沖縄でよく見かけるシーサーのような物体。よくよく見れば、見渡すいらかの波のその波間に点々と!

「あれって買えないのかな?」。数日前、バスターミナルで大量の屋根瓦をバスに積み込んでいるのを見かけたばかりだったのだ。「そう、瓦屋根で有名な麗江だもん、どこかで瓦を作っているに違いないし、そしたらそこにあのコもいるかも!」。さっそく屋根にシーサーが乗っている絵を描き、フロントへ持って行って見せた。「これを作っている所を知りませんか?」。居合わせた女の子は知らないらしい。でも都合よく、宿の主人とおぼしき年配の男性が現れた。同じように聞いてみると、こちらの言わんとすることが伝わったようで、わたしが持っている地図でその場所を教えようとしてくれる。でも、どうやら地図の外のようだ。それでも方向を聞き出し、自転車を借りた。「よ〜し、麗江シーサー探しに出発だ〜!」。

麗江ワーマオ確かに町外れに瓦の問屋街があった。そしてたった1軒の店にいたのだ、2体。売ってくれるのか聞くと、いいよと言う。値段は1体18元、当時のレートで265円(!)。会えた喜びにコーフン&感激しながら2体とも即決購入! ニコニコ顔で売ってもらったけど、高さ36cm×幅16cm×台座奥行き16cm、重量約2.5kg×2。で、裸のママ。それからの旅の続きは壊さないようにいつでも手荷物。でもその瓦の猫、本名を知らない。なぜ屋根に乗っているのかさえも分からないまま。

帰国後わりとすぐ、たまたま立ち読みした妖怪図鑑(?)に、中国でもシーサーのように魔よけの猫を屋根に乗せているとあるのを発見。やったー、名前は『ワーマオ』か〜☆ というわけで、うちが一軒家ならばぜひ屋根に乗せたいところだけれど、マンションだからね、そうはいかない。

今日、なんで4年も前の旅の話かっていうと、このワーマオがきっかけでお知り合いになった北京猫さんから久々にコメントをいただいたから、書きたくなったのだ。それに数日前、偶然にもワーマオの写真を撮ったところだったし☆ そう、北京猫さんによると、ワーマオのワーは瓦でマオが猫、瓦猫を中国語で発音するとワーマオなんだそうだ。で、魔よけであるからして、大口を開けて魔物を威嚇しているらしい。ワーマオってシーサーと同じできっといろんな顔があると思うけど、うちのワーマオ、寝ぼけてあくびしているのと、驚いて目を回しているようにしか見えないけどね〜。

月と瓦猫瓦猫・遠望










この日記を見た夫が当時の写真を出してくれたのでさっそく追加アップ☆ 月とワーマオ、物語性があって美しい光景でしょう。こんな姿を見たらやっぱり欲しくなるでしょう(!?)。


タビノカミサマyuki8055 at 23:58│コメント(2)タビノカミサマ旅 │

この記事へのコメント

1. Posted by 猫   2007年01月26日 10:27
月夜のワーマオ、孤独な感じがいいですね。
シーサーや狛犬は2匹セットなのにワーマオはなぜ1匹なんでしょうね。寂しそうでけなげな感じがします。
2. Posted by yuki8055   2007年01月26日 20:55
北京猫さんは孤独に見えますか? わたしはなんだか愛おしく見えます。
夫は、月を食べちゃおうと大きな口を開けているようで、楽しそうといいます。
当たり前ですが、感じ方ってさまざまですね。

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