全世界27カ国のみなさんこんにちは!
からごだコロのコンラッドです(Bccにてお送りしております) .
世界の東,TOKYOではじりりじりりと夏が近づいて来ましたよ.
みなさん夏バテに気をつけましょうね.

忘れないうちに今週のお知らせ.

・今週金曜日(11日)昼間すずきいくこクラスは休ませていただきます.
来週開かれるソロリサイタルのリハーサルのためです.
ご迷惑をおかけします.

・来週木曜日(17日)夜,すずきいくこのソロリサイタルがあります.
すみだトリュフォニーホールにて19:00からです.
http://alpha.cside.com/schedule/schedule_index.htm
音楽を聴きながら自分の感覚と向き合って,リサイタルを肴に
お酒片手に意見をぶつけあいましょう.(リサイタル中は飲めませんが)

今週のトピックはリレーインタビューです.先週『takaさんの体験記』
掲載させていただいたところ,大変好評でした.
そこで,今週はリレーインタビューです.takaさんが指名したのは,
高橋浩美さん(レッスン暦7ヶ月)です.

しかも,ただインタビューするのおもしろくないので,
指名した人にインタビュアーをやってもらうことにしました.
今回びっくりしたのはtakaさんの合いの手の入れ方のうまさです.

人の話を聞くのが苦手な方,相手と話が噛み合わないのよね,という方,
ぜひtakaさんの合いの手に注目してくださいませ.
素晴らしいです.非常にうまく高橋さんの話を引き出しています.

これで滑舌がよかったらプロだな.

takaさん→高橋浩美さん,かなりおもしろいです.

●からだごころ通信────────────────────────
第35号 【からごだコロっと】            2008年7月8日

〈トピック〉
生徒さん同士のリレーインタビュー(Takaさん→高橋浩美さん)

発行部数:299(まぐまぐ発行分含む)
発行:からごだコロ(編集:コンラッド)
───────────────────────────からだごころ●

【今週のコンテンツ】

 1.レッスン案内
 2.生徒さんリレーインタビュー(Takaさん→高橋浩美さん)
 3.からごだメンバーからのメッセージ
 4.すずきいくこリサイタルのお知らせ
 5.フェルデンクライスとは?
 6.編集後記

┌─────────┐
│1・レッスンのご案内 ├──────────────────────────
└─────────┘
全てのお申し込みは↓のフォームからお願いします。
申し込みフォーム

【日時】
○昼クラス 毎週 金 13:00〜15:30
○夜クラス 毎週 火〜金 19:00〜21:00
 *火金は曙橋なつかしルーム 水木は沼袋つつじ会館

○7月の特別クラス(予定)
 14・28日(すべて月曜日)
 14:00〜16:00 曙橋懐かしくってすいませんルームにて
 料金は2,000円
 *講師は春田亜希子→ http://harufeldenkrais.blog22.fc2.com/


【場所】
○火・金−『懐かしくってすいませんルーム(河田町集会室)』
 (都営新宿線の曙橋A2より5分)

○水・木−『沼袋つつじ会館』(西武新宿線沼袋駅より2分)
 地図はコチラ

【料金】2000円(1回2時間) 詳しくは→コチラ
 *1ヶ月料金や学生・シルバー等、各種割引制度もあります。

【準備】動きやすい格好とハンドタオル1枚(顔の下に敷けるように)

【定員】10名

【申込】 スタジオ・からごだコロまで
     ↓申し込みフォームからどうぞ↓
     申し込みフォーム
レッスン当日にお申し込みされた場合、
メールの返答が間に合わないことがあります。
直接会場にいらしてください。

┌──────────────────――─――┐
│2・フェルデンクライス体験記(Takaさん→高橋浩美さん)├────────────
└────────────────―───―─―┘
【あらすじ】前回の主役,Takaさんが指名したのは,レッスンに通いはじめて7ヶ月目になる
高橋浩美さんです.takaさんによるインタビュースタート!



Konrad(以下kon):ではtakaさん,高橋さん,よろしくお願いします.

■高橋:難しいですね・・・考えないといけないな.何言えばいいんだろう…?

Kon:高橋さん,まだ答えなくていいんですよ.聞かれてないんだから.(笑)ではtaka
さんお願いします

Taka:それでは,今日は6月‥7月の2日‥3日,戸越のミスタードーナツにて,高橋さん
のインタビューを行いたいと思います

■高橋:"美人OLの高橋さん"って言ってくださいよ

Taka:美人OLの高橋浩美さんをお迎えしてフェルデンクライスの体験についてお聞きし
たいと思います.それでは高橋さんよろしくお願いします

■高橋:よろしくお願いします

Kon:takaさん,NHKの『ラジオ深夜便』みたいな真面目なトークですね(笑)

Taka:高橋さん,まず基本的な情報からお伺いしたいんですけれども,フェルデンクラ
イスの曙橋のクラスに来たのはいつのことですか?

■高橋:通い始めたのは12月くらいですけど,体験に来たのは10月末でした

Taka:半年ちょっと前…

■高橋:でちょっと来なかったんです,1ヶ月くらい

Taka:その時,初めてのフェルデンクライス? じゃあ,その体験に行こうと思った動
機はなんだったんですか?

■高橋:やってみようと思ったんです

Taka:何でやってみようと思ったの?

■高橋:それは(私は)エチオピアの民族舞踊をやっていて,首とか肩とか胸の動きとか
を,もっと上達したらいいなぁと思って,いろいろ探してて,それでフェルデンクライ
スというのを知って,来たの

Taka:どこで知ったんですか?

■高橋:もともとは,品川にカルチャースクールがあって,そこにフェルデンクライス
の講座があったのね.でもいろいろ探していたら曙橋にもあって,それで来てみようと
思ったの

Taka:ではそのアフリカンダンスの動きをフェルデンクライスで何とかできないかな,
という興味でやってみようと思ったわけですね.で,来たのは火曜日のクラス? やっ
てみてどうでした?

■高橋:あの時は,元バレエダンサーの方がいて,動きがやわらかくてしなやかだった
のね.それにとてもびっくりして.自分にはやっぱりそんな動きができないなと思って.
それから,ちょっと難しいな,と思った

Taka:それは(難しいというのは)フェルデンクライスが?

■高橋:じゃなくて,その日のレッスンの動きが.私にとって

Taka:どういう風に?

■高橋:そんなに分からなかった.でも2時間終えて帰るときには,分からなかったなり
に体の変化があって,体の中心がスーッと1本通った気がした.それは私にも起こった変
化だし,その時来ていたしなやかに動いていた人もすごく変化に感動してた.その人ご
との変化があって…

Taka:で,それで帰られて,その後12月・・・.その間にはどんなことがあったんですか?
スムーズに通うことになったんですか?

■高橋:その間には…,また行ってみたいなとは思ったんだけど,忙しかったというの
もあったし,もしかしたら(求めていたものとは)違うのかなというのもあったんだけど,
そうしたらメールがあったんですよ.コンラッドさんから.それで行ってみようかなと
思ったんですよ

Taka:で,週に1回通い始めた?

■高橋:12月くらいから週に1回づつ…2回行くこともありました

Taka:それはどうなんですかねぇ,やっていく中で,次,もう1回行こう,というように
なったのか,ある時にこれはしばらくやっていこう,ということになったのか…

■高橋:どうだろう…,でもやっぱり2・3回行き始めた時から,ゆっくりやさしく動くと
いうこと,を毎回毎回言われて,そういう風には最初動けなかったんだけど,少しずつ
自分のからだに無理がないような動きができるようになっていった頃から,楽しくなっ
てきた.『ゆっくり』とか『やさしく』というのがどの程度なのか,どの程度やさしい
のか,というのが最初は分からなかったのね.だからやさしく動いているつもりだけど,
『もっともっとやさしく』とか言われて,「え? もっともっとやさしくなんだ…」とか,
その程度が自分では最初分からなかったのが,そういう風に何度も何度も言われて,レッ
スンを何回か受けていくうちに少しずつ掴めてきて,やさしく動くのが自分にとっても
心地よくなってきた

Taka:どのくらいの時ですかね?

■高橋:1ヶ月くらい…かな.週に1回から2回で

Taka:それで踊りの方にも変化が?

■高橋:踊りの方は自分でも変化を感じてきたけど,踊りの仲間からも言われることが
時々あって,変化はあったと思う

Taka:ちょっとね,あの,少しだけ戻っちゃうんですけどもね,最初ね,フェルデンク
ライスをやる前にね,こんなもんかな,とね,イメージをしてるわけじゃないですか?
その時にね,イメージと違ったな,っていうのはありますか?

■高橋:というか,フェルデンクライス自体が,どういうものかあまり分からないまま
体験に来ちゃったというのもあって,でもその品川のスクールでのキャッチフレーズみ
たいなのがあって,アゴの動きからどんどんからだの動きが変わっていくというのだっ
たんだけど,それがすごく面白いなと思った.だから,自分が今まで出会ったことがな
いようなアプローチの仕方をするというのが漠然と分かっていただけで本当にどうやっ
ていくのかっていうのは全然未知だった

Taka:なるほど.それで何回か受けられて,そのアプローチの新しさというものはどう
思いました?

■高橋:今までは負荷をかけるとか,もっともっと柔らかくするために,自分の筋肉を
もう少し痛みとかを我慢しながらストレッチをしたりとか,稼動範囲を広げるためには
ある程度負荷をかけないといけないとずっと思ってきたんだけれども,そうじゃないア
プローチが面白かった

Taka:それは来る前に何となく求めていたんですか?

■高橋:いや,わからない.そんなことをここでやるなんて知らなかった.だけど痛み
のない方,楽な方,楽な方に自分が気持ちよく動いていくことで稼動範囲が広がってい
くということが,全く未知の世界だった.そんなことで動きが改善されたり,自分の動
ける範囲が広がっていくとは思わなかった

Taka:おでれーたってことですか? じゃあそれは

■高橋:(笑)おでれーたです.それは

Taka:それでこの12月から初めて,そうだな,今7ヶ月ですか?

■高橋:そうだね〜.7ヶ月.信じられない

Taka:ということは,そのやっぱり,その続ける魅力というかそういうのがあったとい
うことですけども,そのポイントをちょっと…,どうして続けてきたのか…

■高橋:言葉ではなかなか言い表せないかもしれないけど,でもやっぱり何だろう,何
が面白かったかって言うと,自分の体だけど,今までこんなにね,ゆっくり丁寧に向き
合ったことがなかった.だから,そんなことしようとも思わなかったし,できるとも思
っていなかったから,そういう風に生きてきたけど,全然自分の体なのに自分で大事に
しようとかっていう思いもなかったし,もっともっとがんばらなきゃって,もっともっ
と負荷をかけて動かなきゃっていう風なことばっかり思ってて,やさしくするとか向き
合うとかっていうことは全然考えてなかったけど,そういうことをするのがすごく面白
くなってきた

Taka:面白くなってきた?

■高橋:うん.面白くなってきた.だからそれは自分の体もそうだし,人の体を知るっ
ていうのも私にとってはすごくおもしろかった.だから何ていうのかな,体の動きの中
に,この人の経験してきた歴史とか生き方とかそういうものが,クセとか動きの中に,
その・・・,見えるっていうのがすごい面白いなって.見えるっていうか何だろう,時々
やっぱり,「あ,そうなのかな」とか,ね? 思ったりすることもあるわけじゃない?

Taka:じゃ,その,一番の魅力っていうと何ですかねぇ?

■高橋:何だろう…,純粋にその…動きとか姿勢とか,体に対する興味っていうのが,
すごく深くなったと思う.やればやるほど面白いし,でも逆にすごくまだまだ分からな
いし

Taka:やっていく中で難しいなぁと,難しさを感じるところはありますか?

〈次週に続く〉


┌────────────────┐
│3・からごだメンバーからのメッセージ ├───────────────────
└────────────────┘
・北洞誠一
 7/16(水)左右に転がる2:下半身のねじりを利用して左右に回転します
 7/17(木)チャレンジクラス:お尻の筋肉を引き締めて立つ・座る・歩くを楽にする
 ※木曜日の後半15〜30分は、ニューストレッチプログラムのレッスンです。

・コンラッド・ユーキ・フッテル
 「相手の身になる」 言うはヤス,行うはキヨです.仰向けの相手の腰や膝の下に
 座布団を入れてあげて,痛みを楽にしてあげる.でも入れ方を間違うと,痛みが増
 す.これは自分がやられる側に回ってみれば,分かりやすいんですね.
 生徒として教わってるだけだと,なかなか分からなくても,人の体を触って動かし
 てみると,自分の体のことがよく分かるんですね.

 徐々に徐々に,生徒さん同士でペアを組んで相手の体に働きかけるということもや
 っていきましょう.今週は体の声を聴くための,声かけをしあってみましょ.お〜
 っと,そんなの恥ずかしいなんて言って逃げないで.


┌───────────────┐
│4・鈴木生子リサイタルのお知らせ ├────────────────────
└───────────────┘
2008年7月17日(木)19:00開演(18:30開場)

場所:すみだトリフォニーホール・小ホール
JR総武線・錦糸町駅北口・東京メトロ半蔵門線3番出口 から
徒歩3分

入場料:全席自由¥3000 (学生 ¥2000)

主催:アンサンブル・コンテンポラリーα

http://alpha.cside.com/schedule/schedule_index.htm

みなさま、こんにちは〜
からごだのブログにも書きましたが、17日にクラリネットのリサイタルを開催し
ます。現在、その準備や練習が、混沌としながらも大詰めを迎えています。

大変申し訳ないのですが、次回のレッスン11日はそのリハーサルのため、お休み
させていただきます。すみません。

今回のリサイタルのために、同世代の日本人作曲家6名が短い作品を創ってくれま
した。皆さん同じテーマから取った作品です。例えばお菓子の世界で言えば、チョ
コを使った6作品とでもいいましょうか。俳句などで言えば、夏の季語、金魚、を
使った6作品でしょうか。

パティシエさんが、その新しいレシピを試行錯誤しながら作るように、作曲家さん
は音を紡いでいくのです。そして、来てくださったお客様と演奏家の私達、そして、
作曲家の皆さんとが一緒になって、その世界初演作品たちを味わいます。今回は作
曲家の皆さん全員も出席される予定ですので、どんな雰囲気をお持ちの方がたなの
か、皆さまにも紹介出来ると思います。

「現代音楽は、よくわからない」と言ったご感想をいただくことがあります。
初めての作品を聴く心境は、例えば、地図なしで大きな庭園を初めて散歩する時の
感じでしょうか。

まずはその音楽を聴きながら、その曲の部分的でも全体的でも、ご自分にとって心
地よい感じか、心地悪い感じか、何か、イメージやある感情が湧いてくるか、そう
でもないか、などなど、ただ感じることを教えてもらえたらそれでいいのです。ご
自分に響くものもなく、ただつまらなかった、ということでも大歓迎です。

是非聴きにいらしてください。そして、ご意見ご感想をお寄せ下さい!
ikuko@karagoda.com

http://alpha.cside.com/schedule/schedule_index.htm


┌───────────────┐
│5・フェルデンクライスメソッドとは? ├───────────────────
└───────────────┘

【1】世界一やさしい体操だよ。

  床に寝っ転がってゆっくりやさしく気持ちよく動きます。
  見てくれはピラティスやヨガに似ていますが、もっと繊細で丁寧に動きます。

【2】ゆっくりしたスピードで、やさしく動いちゃうぞ。

  レッスンでは意図していない筋肉が勝手に緊張していないか、反射を起こして
  いないか、ということを感じられるように、ゆっくりとしたスピードと柔らか
  さで動いていきます。

【3】リラックスして自分の生かし方が分かってきちゃうぞ。

  レッスンを受けるにつれ、からだがほぐれてしなやかになり、深くリラックス
  して、体の動きを通して、自分の持っているパターンに気づいていきましょう。

  自分自身との付き合い方がうまくなりますよ。

詳しくはコチラカラ 

フェルデンクライスメソッドの受け方はコチラ

┌──────┐
│6・編集後記 ├─────────────────────────────
└──────┘
この原稿をうっているミスドには,タイ人の店員さんがいる.大学生の女の子で,
留学で日本に来ているとのこと.見ていると他の店員さんとはスピードが違う.つ
まり,ゆっくり.でもすごく丁寧で,お客さんに向かってイチイチ挨拶をしている.

僕もタイから帰国してそろそろ1年が経つ.あっという間のような,遠い昔のような,
よく分からん.そのミスドで,リレーインタビューをしているときに,takaさん,高
橋さん,お2人を見ながら,「今は週に2回くらいも会っているけど,1年前は知らな
かったんだよなぁ,出会いってありがたいことだよなぁ」と感慨に耽っていたら,
takaさんは,フェルデンクライスのことではなく,takaさん自身のことを(高橋さん
に)聞いてました.笑 インタビュー後半もかなりおもしろいですよ.

ささ,ますます盛り上がっていきますぜ!(konrad)

*本メール転載・引用はご自由にガンガンどうぞ。
(その際「からごだコロっとによれば」とつけてくださいね。
http://www.karagoda.com にリンクをはってもらえたら尚嬉し)

*本メールの配信を取り消し希望の方は、
大変お手数ですがメールにてお申し付けください。
切ないですけど、手続きをとらせていただきます。

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