今回の主役は曙橋クラスでは最年長76歳の『マミー』さんです.金曜日の夜のクラスに
通ってくれていて、休憩時間のために毎回美味しい漬物を持ってきてくださいます・・・と
いうと、どんな女性をイメージをされるでしょう? おそらくみなさんが想像されたような方
ではありません.もっと、ずっと、多彩で曲者で愛すべきキャラクターです.マミーに、
(takaさんからバトンを受けた)高橋さんがインタビューします.インタビューはtakaさん、konradに、娘さんでもあるよっしぃさん(*1)が加わり、収録時間は2時間を超えました.
質問は多岐に渡り、教室のことだけでなく、マミーの習い事や、会社を経営していた時
の話にまで及びました.では、はじまりはじまり〜.
*
Konrad(以下kon):(質問が書いてあるリストを見せ) このリストtakaさんが高橋さんに
インタビューしたときに使ったものです
マミー:あぁ,これだと,takaさんが質問したのと一緒ねぇ
kon:そうです.でも『参考までに』です.この通りにすすんでいくんじゃなくて,高橋さん
が変えますから
マミー:じゃあ,返事も変えた方がいいのね(笑)
通ってくれていて、休憩時間のために毎回美味しい漬物を持ってきてくださいます・・・と
いうと、どんな女性をイメージをされるでしょう? おそらくみなさんが想像されたような方
ではありません.もっと、ずっと、多彩で曲者で愛すべきキャラクターです.マミーに、
(takaさんからバトンを受けた)高橋さんがインタビューします.インタビューはtakaさん、konradに、娘さんでもあるよっしぃさん(*1)が加わり、収録時間は2時間を超えました.
質問は多岐に渡り、教室のことだけでなく、マミーの習い事や、会社を経営していた時
の話にまで及びました.では、はじまりはじまり〜.
*
Konrad(以下kon):(質問が書いてあるリストを見せ) このリストtakaさんが高橋さんに
インタビューしたときに使ったものです
マミー:あぁ,これだと,takaさんが質問したのと一緒ねぇ
kon:そうです.でも『参考までに』です.この通りにすすんでいくんじゃなくて,高橋さん
が変えますから
マミー:じゃあ,返事も変えた方がいいのね(笑)
高橋:いつ始めればいいの?
一同:もう始まってますよ (笑)
高橋:えー(笑) では、今日は7月9日,水曜日,曙橋の商店街,『養老の滝』でもなく,
『さくら水産』でもなく,ここ『ふるさと』から・・・
マミー:えー,そんなの言わなきゃいけないの?
高橋:だってほら,インタビューの前振りってことで・・・ (笑)
マミー:何よそれ,いい加減にしてよー (笑)
高橋:じゃぁやめた.ってことで,マミー、自己紹介お願いします
マミー:え,散々,私の名前呼んでおいて分かってないわけ?(笑).マミーです.ヨッシー
の妹*です
高橋:曙橋のフェルデンクライスの教室に、美味しい漬物と、笑いを提供してくれていま
す.今日はどうぞよろしくお願いします
マミー:まず何が聞きたいの?
高橋:では、前から気になってたんですけど、爪の色がどうして赤いんですか?
マミー:塗ってるの(笑) 赤じゃないと似合わないのね.あんまりね、私(外国に)かぶれた
りしないんだけどね、マニュキュアだけはやっぱり発色がいいですね、国産に比べると.
(マニュキュアを)付け出して長いんだけど・・・、(高橋さんが)生まれる前からよ.だから最
初は日本のものしかないでしょう? 乾かすのにすごく時間がかかったのね.30何年前
かな・・・ハワイに行ったときにね、シャネルの赤のマニュキュアが、シャネルはだいたい
赤が多いのよね、乾きがよくて発色がよくてね.2度塗りしても上だけつけてもね、違和
感がないんですよ.日本のだったら全部とってしまって、最初からしてしまわなければい
けないでしょう?
高橋:なるほどー.きれいな色ですよね?
マミー:黒っぽい色だとかね、オレンジなんかも好きなんだけどね、爪にも合わないし口
紅にも合わない.マニュキュアは一年中つけているから、つけてないと、どうかしたの?
って言われちゃう.だから旅行に行くって(誰かが)行って、お土産は何がいい?って聞か
れたら、『シャネルのマニュキュアとランコムのファンデ』って
高橋:マミーとフェルデンクライスの出会いのきっかけを教えてください
マミー:姉*が行き始めて楽しそーにしてるから.それで、ですよね.1人だったら行ってな
いと思います.それと、その前に、先生(コンラッドのこと:編注)とはお会いしてるんですよ
ね
高橋:ほー、レッスンに行く前から・・
マミー:前に、集会所で、河田クラブっていうジジババ会に、(私は)一番若いんですけど、
入ってたんですよ.そのときに(先生が)イッコ先生といらしてたんですよ*2.それでお話し
てたら、ここで(レッスンを)やってるということだったので、『あっ、姉が行ってるところじゃ
ないかなぁ』と思って
高橋:ほー
マミー:そしたら私の友達が『青木さんのお母さんですよ』って紹介してくれて.で、(先生
達が)分かられたから、ここだなー、と思って、それで分かったのね.その時に会に来て
いた人達が何人かレッスンに行くって言ったのよ.でも・・・・・・ウソだった(笑)
高橋:行くと手を上げた人がいたけれど、マミー1人が本当に来てくれて・・
マミー:うん.で、姉が楽しそーにレッスンに行くし、楽しそーに帰ってくるんですよ.あん
な顔して帰ってくることないんですよね.姉はものすごーく大雑把なところもあって、私か
らすると(イライラしたような表情を作って)『もうっ!』っていうところもあるけど、ものすっご
く神経が細かいんですよ.だからね、それ(楽しそうな様子)をチラッと見てね、おもしろい
んだな、よかったな、いいのと出会ったなと思ったのね.そしたらフェルデンクライスはあ
んまり動かなくていい、もじょもじょもじょって動けばいいって言うから(指をパチンと鳴らし
て)『シメター』って(笑) それでレッスンに行きだしたの.だから、あの子*が行ってなかっ
たら私は行ってないと思う.それから近いっていうこともあってね.で、やってみて・・・
高橋:そう、それで初めてやってみ・・・
マミー:どうだったかを聞きたいんでしょ?(笑)
高橋:その通りですよ.全てお見通しなんだから、マミーさすが!
マミー:好きにしゃべらせて(笑) それで、やってるときっていうの(レッスンで動いている
時)は、聞かれたって分からないよね? 『こうしなさい』って言うからした、っていうね.自
分のやってるのが本当なのか、間違ってるのか、全然自分は分からないわけですよね?
高橋:うーん
マミー:今まで経験のない、動きですよね.だからね、分からない.でも、(私は)寒い頃に
レッスンに行きだしたのね.
高橋:いつ頃?
マミー:とにかく寒い頃!(笑) でもレッスンから帰ってね、ずっと体が暖かいんですよ.ポ
カポカと.だから、『あっいいんだな』と.それを、一番最初に感じたのね.
高橋:ふーん
マミー:でも最初の時はよく分からなかったから、先生から『どうでしたか?』って聞かれ
たらどうしようと思って、できるだけ目を合わせないようにしようって
高橋:ハハハー・・・
マミー:それと、雰囲気ですよね.仲間と一緒のね.こんな(風)にしてても、(私は)非常に
人見知りするほうなのね
高橋:え、マミーが?
マミー:そう.で、わがままだから、嫌なのは嫌っていうのがハッキリしてるからね、非常
に迷惑をかけるのよ.だから、あの子がいなかったら行ってないと思います.あの子が受
け止めてくれるからね、だから、それでよかったと思いますよね.だから今でも、例えば、
明るいし、時間もあるから金曜日の昼*3に行ってみようと思うんですけどね、行けないのね
高橋:じゃあ、まだいくこさんのレッスンは・・
マミー:行ってない.やっぱり夜の教室が、知り合いが多いからね.『みんな漬物待ってる
だろーなー』って思ってね
高橋:ハッハッハッ・・・
kon:誰だったか休憩時間のこと食事の時間って言ってましたからね(笑)
高橋:そうそうそう(笑) 休憩時間になると群がるように集まってきて、あっという間になく
なっちゃうもんね
マミー:ところで、この前ね、『アー、これなんだぁ・・』と思ったのはね、先週の火曜日に
梅沢富美男さんを観に行ったんですよ.で、その時にね、最初入ってね、周りを見回し
てね、見に来る人達が何か違うんですよね.『あー、何で来ちゃったんだろう.いやー
ねぇ』って思ったんだけど、私が滅多に行くって言わないのに行くって言ったもんだから、
あの子が喜んでチケットを買ってくれて、行ってらっしゃいって言って、(公演まで)何日ね、
あと何日ねって言ってたからね.観に行ったの.そうしたら最後の方でね、梅沢さんがね、
衣装を重ね着してしたちょっとした仕草.そのときにね、『アー、これなんだぁ・・』と思った
んですよね.ちょっとした動きなんですけどね、ちょっとした動きの時にね、ピタァーっと動
いたのね、それを見て『アー、これなんだぁ・・』って.あれ、(フェルデンクライスを)やって
なかったら分かってないと思うんですよね.
高橋:ヘー
マミー:全部つながってるっていうのね、骨さんが全部つながってるっていうことね、
ハァー、やっててよかったぁ、それで、あれが分かるんだって思ったの.あそこ(教室)では
自分って分からないじゃないですか? どんな格好してるか分かってらっしゃるのは、こち
ら(コンラッド)だけで、ねぇ、そうでしょ? 2人組んでやりましょうということになれば分かる
けど.そうじゃないときは分からないじゃないですか.『こうしなさい』って言われても、『で
きてもいいしできなくてもいいし』って言うでしょ?『できなくてもいいんだったら最初っから
言わないで』って思うけどね(笑)
高橋:ハハハー
マミー:だけど、まー、1人1人やっぱり違うんだぁっていうこととね、一番それを、アー、
って感じたのはその梅沢さんの時.それがちょーっとした動きなんだけど、もうすっごい大
きく流れがね(見えた).で、楽なんですよね.でもそういう風になるまでを、(梅沢さんは先
生から)教えてもらってないと思うんですよ.レッスンでは. (私も)割に早い時期から踊り
を教えてもらったんだけど、こう、1人1人の先生を思い出しても、(梅沢さんのような動きを
教えてくれた先生は)いないです.だけど、梅沢さんは、自分で練習して練習して練習し
て練習して努力して、自分のものにしたんだと思うのね.『どういう風にしてうまくなりた
い』っていうのと、『お客さんにどういう風にして見せるか』っていうのを独学で練習された
と思うのね.
高橋:なるほど・・・
マミー:それから、わーって(家に)帰って、『フェルデンクライス行っててよかったのよ』って
話したのよ.『ここだけでもあのチケット代はあると思った』って言ったら、そーかそーかって
(次号につづきます)
+
*1よっしぃ、ヨッシー、青木、あの子、姉等の呼び方は全て、娘さんのよっしぃさんを指し
ています.本インタビューでも後半登場しています
*2ジジババ会訪問・・・会にコンラッドとすずきいくこが招待していただいた時のこと.すず
きいくこはクラリネットを吹き、コンラッドはフェルデンクライスを紹介する予定だったが、み
なさんすっかりできあがっていて、フェルデンクライスの出番はあったような、なかったよう
な・・・
*3金曜日の昼・・・金曜日の昼はすずきいくこのクラスがあります
一同:もう始まってますよ (笑)
高橋:えー(笑) では、今日は7月9日,水曜日,曙橋の商店街,『養老の滝』でもなく,
『さくら水産』でもなく,ここ『ふるさと』から・・・
マミー:えー,そんなの言わなきゃいけないの?
高橋:だってほら,インタビューの前振りってことで・・・ (笑)
マミー:何よそれ,いい加減にしてよー (笑)
高橋:じゃぁやめた.ってことで,マミー、自己紹介お願いします
マミー:え,散々,私の名前呼んでおいて分かってないわけ?(笑).マミーです.ヨッシー
の妹*です
高橋:曙橋のフェルデンクライスの教室に、美味しい漬物と、笑いを提供してくれていま
す.今日はどうぞよろしくお願いします
マミー:まず何が聞きたいの?
高橋:では、前から気になってたんですけど、爪の色がどうして赤いんですか?
マミー:塗ってるの(笑) 赤じゃないと似合わないのね.あんまりね、私(外国に)かぶれた
りしないんだけどね、マニュキュアだけはやっぱり発色がいいですね、国産に比べると.
(マニュキュアを)付け出して長いんだけど・・・、(高橋さんが)生まれる前からよ.だから最
初は日本のものしかないでしょう? 乾かすのにすごく時間がかかったのね.30何年前
かな・・・ハワイに行ったときにね、シャネルの赤のマニュキュアが、シャネルはだいたい
赤が多いのよね、乾きがよくて発色がよくてね.2度塗りしても上だけつけてもね、違和
感がないんですよ.日本のだったら全部とってしまって、最初からしてしまわなければい
けないでしょう?
高橋:なるほどー.きれいな色ですよね?
マミー:黒っぽい色だとかね、オレンジなんかも好きなんだけどね、爪にも合わないし口
紅にも合わない.マニュキュアは一年中つけているから、つけてないと、どうかしたの?
って言われちゃう.だから旅行に行くって(誰かが)行って、お土産は何がいい?って聞か
れたら、『シャネルのマニュキュアとランコムのファンデ』って
高橋:マミーとフェルデンクライスの出会いのきっかけを教えてください
マミー:姉*が行き始めて楽しそーにしてるから.それで、ですよね.1人だったら行ってな
いと思います.それと、その前に、先生(コンラッドのこと:編注)とはお会いしてるんですよ
ね
高橋:ほー、レッスンに行く前から・・
マミー:前に、集会所で、河田クラブっていうジジババ会に、(私は)一番若いんですけど、
入ってたんですよ.そのときに(先生が)イッコ先生といらしてたんですよ*2.それでお話し
てたら、ここで(レッスンを)やってるということだったので、『あっ、姉が行ってるところじゃ
ないかなぁ』と思って
高橋:ほー
マミー:そしたら私の友達が『青木さんのお母さんですよ』って紹介してくれて.で、(先生
達が)分かられたから、ここだなー、と思って、それで分かったのね.その時に会に来て
いた人達が何人かレッスンに行くって言ったのよ.でも・・・・・・ウソだった(笑)
高橋:行くと手を上げた人がいたけれど、マミー1人が本当に来てくれて・・
マミー:うん.で、姉が楽しそーにレッスンに行くし、楽しそーに帰ってくるんですよ.あん
な顔して帰ってくることないんですよね.姉はものすごーく大雑把なところもあって、私か
らすると(イライラしたような表情を作って)『もうっ!』っていうところもあるけど、ものすっご
く神経が細かいんですよ.だからね、それ(楽しそうな様子)をチラッと見てね、おもしろい
んだな、よかったな、いいのと出会ったなと思ったのね.そしたらフェルデンクライスはあ
んまり動かなくていい、もじょもじょもじょって動けばいいって言うから(指をパチンと鳴らし
て)『シメター』って(笑) それでレッスンに行きだしたの.だから、あの子*が行ってなかっ
たら私は行ってないと思う.それから近いっていうこともあってね.で、やってみて・・・
高橋:そう、それで初めてやってみ・・・
マミー:どうだったかを聞きたいんでしょ?(笑)
高橋:その通りですよ.全てお見通しなんだから、マミーさすが!
マミー:好きにしゃべらせて(笑) それで、やってるときっていうの(レッスンで動いている
時)は、聞かれたって分からないよね? 『こうしなさい』って言うからした、っていうね.自
分のやってるのが本当なのか、間違ってるのか、全然自分は分からないわけですよね?
高橋:うーん
マミー:今まで経験のない、動きですよね.だからね、分からない.でも、(私は)寒い頃に
レッスンに行きだしたのね.
高橋:いつ頃?
マミー:とにかく寒い頃!(笑) でもレッスンから帰ってね、ずっと体が暖かいんですよ.ポ
カポカと.だから、『あっいいんだな』と.それを、一番最初に感じたのね.
高橋:ふーん
マミー:でも最初の時はよく分からなかったから、先生から『どうでしたか?』って聞かれ
たらどうしようと思って、できるだけ目を合わせないようにしようって
高橋:ハハハー・・・
マミー:それと、雰囲気ですよね.仲間と一緒のね.こんな(風)にしてても、(私は)非常に
人見知りするほうなのね
高橋:え、マミーが?
マミー:そう.で、わがままだから、嫌なのは嫌っていうのがハッキリしてるからね、非常
に迷惑をかけるのよ.だから、あの子がいなかったら行ってないと思います.あの子が受
け止めてくれるからね、だから、それでよかったと思いますよね.だから今でも、例えば、
明るいし、時間もあるから金曜日の昼*3に行ってみようと思うんですけどね、行けないのね
高橋:じゃあ、まだいくこさんのレッスンは・・
マミー:行ってない.やっぱり夜の教室が、知り合いが多いからね.『みんな漬物待ってる
だろーなー』って思ってね
高橋:ハッハッハッ・・・
kon:誰だったか休憩時間のこと食事の時間って言ってましたからね(笑)
高橋:そうそうそう(笑) 休憩時間になると群がるように集まってきて、あっという間になく
なっちゃうもんね
マミー:ところで、この前ね、『アー、これなんだぁ・・』と思ったのはね、先週の火曜日に
梅沢富美男さんを観に行ったんですよ.で、その時にね、最初入ってね、周りを見回し
てね、見に来る人達が何か違うんですよね.『あー、何で来ちゃったんだろう.いやー
ねぇ』って思ったんだけど、私が滅多に行くって言わないのに行くって言ったもんだから、
あの子が喜んでチケットを買ってくれて、行ってらっしゃいって言って、(公演まで)何日ね、
あと何日ねって言ってたからね.観に行ったの.そうしたら最後の方でね、梅沢さんがね、
衣装を重ね着してしたちょっとした仕草.そのときにね、『アー、これなんだぁ・・』と思った
んですよね.ちょっとした動きなんですけどね、ちょっとした動きの時にね、ピタァーっと動
いたのね、それを見て『アー、これなんだぁ・・』って.あれ、(フェルデンクライスを)やって
なかったら分かってないと思うんですよね.
高橋:ヘー
マミー:全部つながってるっていうのね、骨さんが全部つながってるっていうことね、
ハァー、やっててよかったぁ、それで、あれが分かるんだって思ったの.あそこ(教室)では
自分って分からないじゃないですか? どんな格好してるか分かってらっしゃるのは、こち
ら(コンラッド)だけで、ねぇ、そうでしょ? 2人組んでやりましょうということになれば分かる
けど.そうじゃないときは分からないじゃないですか.『こうしなさい』って言われても、『で
きてもいいしできなくてもいいし』って言うでしょ?『できなくてもいいんだったら最初っから
言わないで』って思うけどね(笑)
高橋:ハハハー
マミー:だけど、まー、1人1人やっぱり違うんだぁっていうこととね、一番それを、アー、
って感じたのはその梅沢さんの時.それがちょーっとした動きなんだけど、もうすっごい大
きく流れがね(見えた).で、楽なんですよね.でもそういう風になるまでを、(梅沢さんは先
生から)教えてもらってないと思うんですよ.レッスンでは. (私も)割に早い時期から踊り
を教えてもらったんだけど、こう、1人1人の先生を思い出しても、(梅沢さんのような動きを
教えてくれた先生は)いないです.だけど、梅沢さんは、自分で練習して練習して練習し
て練習して努力して、自分のものにしたんだと思うのね.『どういう風にしてうまくなりた
い』っていうのと、『お客さんにどういう風にして見せるか』っていうのを独学で練習された
と思うのね.
高橋:なるほど・・・
マミー:それから、わーって(家に)帰って、『フェルデンクライス行っててよかったのよ』って
話したのよ.『ここだけでもあのチケット代はあると思った』って言ったら、そーかそーかって
(次号につづきます)
+
*1よっしぃ、ヨッシー、青木、あの子、姉等の呼び方は全て、娘さんのよっしぃさんを指し
ています.本インタビューでも後半登場しています
*2ジジババ会訪問・・・会にコンラッドとすずきいくこが招待していただいた時のこと.すず
きいくこはクラリネットを吹き、コンラッドはフェルデンクライスを紹介する予定だったが、み
なさんすっかりできあがっていて、フェルデンクライスの出番はあったような、なかったよう
な・・・
*3金曜日の昼・・・金曜日の昼はすずきいくこのクラスがあります