07388cf2.jpg‘ゴッホのひまわり わたしのデイジー’

オランダ・アムステルダムを舞台に画家の卵とインターポールの刑事と暗殺者の3人の男女の恋愛模様とそれぞれの生き様を描く。

コレはたまらんかった。久しぶりにどっぷりその世界観に浸れた。
劇場鑑賞のきっかけは1度だけ目にした劇場予告で、イ・ソンジェを見かけたからだ。作品の雰囲気も確かに良かった。

実はチョン・ジヒョンはこれまでも「猟奇〜」「僕の彼女〜」どれを劇場鑑賞しても彼女の魅力が理解出来ず苦手な韓国女優の一人だった。チョン・ウソンもさほどときめかない俳優でイ・ソンジェの存在だけが劇場へと足を運ばせた。

しかしこれまでの彼女に対する印象がまるっきり一変した。あまりにも素朴で美しくまるでノーメークのように黒髪のまんまで、衣装はどれもこれも全てがイイ・・・。初めて彼女の魅力に気がついたのだ。

話の流れも3人の恋愛模様を巧く表現してる。さすがクァクさん!
恋愛を描かせたら強烈だ。愛する人のいる者の心の描写は、観る者に自分と置き換えさせる働きがあるというか・・・。自分だったらこの立場・状況、何を言い、何をするか?を考えさせるのが巧いんだと思う。なのでさらに話に夢中になるし釘付けになる。

人物描写も自然体でそれぞれの個性も出ていたのは役者の力量でもあるが、どの人物もそれなりに共感や想いを寄せることができる。

個人的に好きなモノ・キーワードもたくさんあった。お花のデイジー・ゴッホ・モネ・印象派・骨董品屋・おじいちゃんの撮る写真・インテリア・メルセデス・ゲレンデヴァーゲン・・・。人は好きなモノに囲まれると幸せになれる。
映画の世界観があまりにも好みだった。

画材を積んで自転車を漕ぐシーンもたくさんの自然のデイジーも広場に集まる画家たちも視的にはどこを切り取っても美しく素敵だった。

鑑賞時間はあっという間。
他者の感想も舞台がオランダであることも無知のまま真っ白な状態で鑑賞したことがさらに良かった。知るのはキャスト程度・・。

久しぶりにドッぱまった韓国映画!