3e1e2e3a.jpg最初からわかっていたこと。
泣いた。やっぱり泣けた。
自主的で献身的な‘愛’に・・・静かに泣いた。
人が人を想う気持ちの計り知れぬ重さに‘感動’するのである。

ほんと・・・
石神が堤さんでよかった。
花岡靖子が松雪さんでよかった。
二人があまりにも素晴らしい演技を見せ付けてくれるので、心まで震え泣いた。

東野圭吾氏原作、ガリレオこと湯川博士シリーズは、TVドラマ化される以前に既に読了している。勿論TVドラマ化も全て毎回楽しみに見ていた。これらの原作「探偵ガリレオ」「予知夢」そして長編大作「容疑者Xの献身」と全て読了している原作の一ファンにとって、今回の映画化も実は個人的にものすごく期待していた。

そして期待以上の‘感動’を与えてもらった。

原作未読な方、ドラマ化を見ていない方、たとえ知識情報皆無であっても、1本の映画の‘作品’として観ていただけたらと素直に思う。

キャストがほんとに素晴らしかった。
例えば・・・
石神を演じる堤さんが、花岡靖子に‘石神さん’と好意的に呼んでもらう度に、ちょっとだけ、そう、ほんのちょっとだけ右のまぶたが嬉しそうに跳ねるような表情や・・・。
花岡靖子役の松雪さんの、恐怖、怒り、戸惑い、悲しみの様々な感情の表現が素晴らしく柔軟で、惚れ惚れするほど・・・。

演じきる、なりきる、という役者の力量に、心揺さぶられることが快感となるわけだ。

そして鑑賞後も・・・
まさにこのタイトル「容疑者Xの献身」というタイトルこそ意味を持つ【愛】の大義が私の心に涙となって、潤いを与えてくれた。

やはり・・・人が人を想う気持ちの計り知れぬ重さに‘感動’なのである。