雑板屋

グロ画像に要注意! おかげさまで映画525本、読了本220冊!映評・書評の黒ブログです。

映画 や行

「容疑者Xの献身」西谷弘監督5

3e1e2e3a.jpg最初からわかっていたこと。
泣いた。やっぱり泣けた。
自主的で献身的な‘愛’に・・・静かに泣いた。
人が人を想う気持ちの計り知れぬ重さに‘感動’するのである。

ほんと・・・
石神が堤さんでよかった。
花岡靖子が松雪さんでよかった。
二人があまりにも素晴らしい演技を見せ付けてくれるので、心まで震え泣いた。

東野圭吾氏原作、ガリレオこと湯川博士シリーズは、TVドラマ化される以前に既に読了している。勿論TVドラマ化も全て毎回楽しみに見ていた。これらの原作「探偵ガリレオ」「予知夢」そして長編大作「容疑者Xの献身」と全て読了している原作の一ファンにとって、今回の映画化も実は個人的にものすごく期待していた。

そして期待以上の‘感動’を与えてもらった。

原作未読な方、ドラマ化を見ていない方、たとえ知識情報皆無であっても、1本の映画の‘作品’として観ていただけたらと素直に思う。

キャストがほんとに素晴らしかった。
例えば・・・
石神を演じる堤さんが、花岡靖子に‘石神さん’と好意的に呼んでもらう度に、ちょっとだけ、そう、ほんのちょっとだけ右のまぶたが嬉しそうに跳ねるような表情や・・・。
花岡靖子役の松雪さんの、恐怖、怒り、戸惑い、悲しみの様々な感情の表現が素晴らしく柔軟で、惚れ惚れするほど・・・。

演じきる、なりきる、という役者の力量に、心揺さぶられることが快感となるわけだ。

そして鑑賞後も・・・
まさにこのタイトル「容疑者Xの献身」というタイトルこそ意味を持つ【愛】の大義が私の心に涙となって、潤いを与えてくれた。

やはり・・・人が人を想う気持ちの計り知れぬ重さに‘感動’なのである。


「ユーロトリップ」4

オープニングアニメがお洒落だね〜 
小さなこだわりと気の利いたこのおバカ作品、結構気に入ってしまいました!でも受け付けない人も多いかもね。。。いや、まぁ十分あふぉらしいけど・・・。
ヨーロッパを旅する若者がハメをはずしつつも、その若さを満喫するという旅物語。国境を越えるところで、気の利いた切り貼りのフォトとアニメの映像になるあたり、細やかでPOPで実に楽しくて。
パンク野郎に扮し登場するマット・デイモンは大好物!!ダークワインレッドでメンズネイルまでして、ぼうす頭はかなりイカしてるし、どの出演作品よりも男前に思える(笑
他にも登場人物の中では、列車の中で寄り添うような不自然な行動を取るホモ男に大爆笑!
ハッピーエンドに終わるような・・実にクダラナくお気軽な青春コメディ!




「郵便処刑執行人」1

2004年 アメリカ未公開作品

自慢じゃないけど、これアルバだから(爆
それをわかって喜んで観てるんで‘ゲテ専’と呼ばれても・・・仕方ないかぁ。
製作費が相当に低価格のような気がしたし、郵便配達人が極悪サイコ野郎という・・内容がとても幼稚。
適度にエロシーンを盛り込むなど男性向きかな・・・。
邦題の付け方にはいつも感心させられるよ「郵便処刑執行人」って(笑



「U-571」2

あまり面白くないのを解っているのに、またしてもコレで再々観賞くらいしてる。
潜水艦ものとしては、最後まで自分のノリが悪いままに観賞してるし。

アメリカよりなのは十分承知もしてるけど、音楽の使い方なんかでそこが顕著に表れてるのがなんとも気が悪い。

ハーベイ・カイテルの存在感で多少は救われる気もするが・・・。

潜水艦を舞台にした作品では艦内が静寂に包まれるとき、独特の海中の響音が聞こえるけど、あれは結構苦手だ。

マシュー・マコノヒー/U−571 デラックス版「U-571」


「陽気なギャングが地球を回す」前田哲監督3

8e4367cf.jpg伊坂幸太郎作品の大ファンで、しかも「陽気なギャング〜」はその中でも格別な位置にあるため、映像化を鑑賞してすぐに感想は述べられないで、丸1日悶々とした。ホントにモンモン・・・・モン・・。

成瀬・響野・久遠・雪子の4人のギャングを演じたキャストは、ホントに自分のイメージぴったりだったし、佐藤浩市氏演じる響野役の薀蓄演説もウンザリするくらい良かったし、鈴木京香さんの雪子はファッションもとてもカッコ可愛く素敵だった。
チームリーダーの成瀬を演じた大沢たかお氏も、公務員とリーダーの雰囲気は出てた。生き物好きな久遠は、スリさせたら一流でいつのときでもとにかくカワイイ若手。
雪子の息子は原作ならば中学生で、もう少し大人だし将来有望なギャング一味になるに違いないほど知的で社会に対して物わかりも良く母親想いなんだけど、映画の慎一は幼かった、けどそれなりに母親想いであった。
田中商店店主が、またとてもイイ!怪しくも非合法な商店の珍商品はこれまた役立つから面白い!

ただ・・全体的には映像に無理があって、あり得ないカーチェイスも、冷蔵庫とゾウとキリンもやりすぎ。チープさに気分が萎える。
衣装もアシッドでジャジーな音楽もキャストも良かった。成瀬と雪子も近づき過ぎだ。本格ラブロマンスはいらない。響野がいくらロマンを探しても・・・。
原作の面白さには、伊坂語録の登場や人物の洒落た会話と話の転がりにあると思うが、映画としての作品はそこそこ楽しめた気がする。

映画には登場しなかった1番のお気に入りのセリフ【死体を埋める経験なんてなかなかできるものじゃない!by響野】ロマンを求めなくても現実を知る響野は最高だ!

「予言」3

つのだじろう氏の原作コミックの「恐怖新聞」はむか〜し昔、目にしたことがあるような、ないような・・・。
コミックタイトルや劇画のタッチもなんとなく記憶しているし。

さて、このやっと鑑賞した邦画「予言」・・・途中まで萎えることなく観ていたのに・・・。
どーして合間に夫婦の仕切りなおしエッチシーンが登場するんですか??!あんなもの、蛇足だ!一気に安っぽくなってしまったじゃないかー!

あと、新聞や壁にも登場する予言の内容・・・天災・人災も様々、大量殺人に猟奇殺人・・・。ま、うざいほど似たような事件や事故ばかり。そんな中で‘芸能人離婚!’なんて予言が一つでも壁に書かれているなら、評価はぐんと上がるんだけどなぁ〜(そういうゴシップを見逃さない自信がある!)
そんな冗談が過ぎるのはちょっとおいといて・・・(笑

ま、三上博さんが絶叫する恐怖顔がなかなか悲壮感を醸し出していたのでヨシ!としよう。

監督:鶴田法男

Story
ジャパニーズホラーを代表する6人の監督が贈る“Jホラーシアター”の一編。『リング0〜バースデイ〜』の鶴田法男監督が、つのだじろう原作の「恐怖新聞」を映像化。死を予言する新聞の通りに幼い娘を事故で亡くした...(詳細こちら


「妖怪大戦争」1968年3

1968年製作の「妖怪大戦争」です。

バビロニアの古都ウル遺跡から吸血妖怪ダイモンという名の化け物が江戸時代の日本で、人間の血ィ吸いまくる!っちゅう話です。
お代官さまやお姫さまが和服姿で登場、ちょっとした時代劇風味です。

コレ・・・結構面白い!
昔ながらの素朴な映像に、妖怪たちなりの正義感といい、悪者を退治しようという一致団結力といい、悪をこらしめようと頑張る姿がとても楽しくて・・・。

河童がとても印象的・・・お目目がぱっちりでひょうきんな気のいいヤツで・・・。
お代官様の衣装に、顔だけが悪者ダイモンの変身シーンは、チョット安っぽいけど、それもまた味。
ほんとはご陽気で気のいい妖怪たちが、ダイモンをやっつけて勝利の行進をするラストシーン・・・。

鑑賞後、ちょっと清々しい気分。。。
1968年版、2005年版にも負けてないです!なかなか結構ヤってます。
監督:黒田義之

Story
60年代末に空前の妖怪ブームを生み出した大映京都撮影所の妖怪シリーズ第2弾。江戸時代の日本を征服しようとバビロニアの遺跡から現れた吸血妖怪ダイモンを阻止するため、カッパ、ろくろ首など、日本古来の妖怪たち...(詳細こちら


「歓びの毒牙」

1969年ダリオ・アルジェント監督作

ダリオ・アルジェント初監督作品。初期作から、すでにアルジェント・レッドは健在だった。実に素晴らしい!
冒頭から真っ赤な服を着た18歳の被害者少女が元気よく街を歩いて行く・・・。
殺人鬼は、自分のナイフコレクションを丁寧に磨いたり眺めたりしながら、次の獲物を狙ってる・・・。そんな凶器のナイフコレクションに赤い布を大事そうにそっとかぶせる・・。
画面一杯の真っ赤な刺激・・・。
グロい表現はほとんど抑えられているけれど、この時代のイタリアンサスペンスとしては秀作なんじゃないでしょうか。
カメラワークも面白く、最後まで全く見飽きることなどなかった。
堂々たるサスペンスで、アルジェント監督の勢いは充分に感じることができる。

歓びの毒牙 デジタル・ニューマスター

「妖怪大戦争」2005年

1e7bda7c.jpg妖怪テーマパークのごとく、たくさんの妖怪たちが、やんや、やんやと大騒ぎ!
このノリはまるっきり子供向け!だけど、最後まで楽しめちゃう娯楽邦画な仕上がりです。

妖怪を演じる役者陣もそれぞれが成り切っていてそれがまた楽しそうで羨ましいくらいだ(笑
是非‘雪女’あたりをやらせてください!
重要な役どころのナイナイ岡村くんの‘小豆洗い’や阿部サダヲの‘河童の川太郎’など面白キャラ妖怪や、プロデュースでも参加の作家の宮部みゆき氏や大沢在昌氏の登場にびっくり!
栗山千明ちゃんの演じるアギ!白い衣装が妖艶でとても美しいです。

さすが三池監督、ふざけ具合もそこそこに・・・(笑
適度に、そして適当に、面白かったですね〜
ちなみに劇場内はいい歳の大人ばっかりでした(爆

「郵便配達は二度ベルを鳴らす」

1981年作。
快楽に溺れる男と女。噂のエロ描写。ジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングの共演。

劇場公開当時の予告で、キッチンで戯れる男と女のそばに山型パンがあって・・・。
まだまだ蒼いガキんちょだった私は、バスケのクラブ仲間と異常にこの映画の話題で盛り上がっていた。
さすがに親にも‘この映画が観たいんだけど’とは言えずにあれから何年も月日が過ぎてしまった。

このタイトルも魅惑的だ。
今見てこそさすがに歳相応の理解はあるけれど、快楽に溺れた男女の悲話というか、ラストはあれでよかったのだと思える。

郵便配達は二度ベルを鳴らす
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雑板屋について
映画と読書について、時々美術やアートについても書いています。
映画はジャンルと製作国に問わずどんな作品でも・・。
グロ・スプラッタ・ホラーも大好物!‘ホラーウィーク’と題しストレス発散のため集中鑑賞もします。なので時々グロ画像も掲載しますのでご注意を!!!
読書傾向は男性作家が多く、活字ネクロフィリア系ノンフィクションは大好物です!
その他にも最近激増の、ベストセラー小説の映画化は、原作読了後に映画鑑賞することも楽しみのひとつです。
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