紅い満月の中、君と出逢った。

管理人・kanaのブログです。 オリジナルがメインになりましたっ!!!! 「シャイニング・レゾナンス」のゼスト総受けの愛されている感じです。 R指定表現もありますので未成年は気をつけて下さい。

その19ページ目。

「其処までだ……」
兵士の後ろにケルベロスが剣を構えていた。
「ケルベロス……?!」
クロノスが驚く間もなく、兵士を一刀両断した。
血飛沫と断末魔。
その音は隣の部屋にいたゲオルにも聞こえていた。
「……今の音は?」
返り血を浴びたクロノスは呆然とケルベロスを見上げた。
「何故……助けた?」
「生贄に妊娠して貰うと困るんだよ……呂布の元に嫁ぐのだから、ね?」
「クロノス様!!」
ゲオルが扉を開けて後ろへ下がった。
「諸事情により、明日……向かって貰う。箱船はその時に飛び立つ……ゲオル、お前はそうだな……クロノス様の従者として傍に居て貰おう」
「いきなり過ぎです!クロノス様にこのような行為など……私は勿論、付いていきますが」
「クロノス様を妊娠させようとする輩がいるからね?」
ゾクッとしたケルベロスは気づいていたのだから……。
「俺の意志はどうなるっ!?」
クロノスが慌てて会話に入る。
「使者もクロノス様なら気に入ってくれるとのお褒めの言葉もあるから、平気だろう?」
クロノスは慌てて、毛布で身を隠した。
「出ていけ!シャワーを浴びてくるっ!!ゲオルはいても構わないっ!」
ケルベロスはちらりとゲオルを見て、横をすり抜けていった。
気づいている、そう思われていた……。
クロノスはグッタリと横たわった。
「大丈夫ですか!?」
「もう、何もかもが彼奴らの手の中かっ!」
「……」
ゲオルは顔に付いた返り血を拭き取り、クロノスを見た。
「私はずっとクロノス様の傍に居ます……」
「……」
ふて腐れたようにクロノスはシャワー室と向かった。
「時間が……ない……」
ゲオルは拳を握りしめた。
クロノスはシャワーを浴びていた。
処置なら恥じらいながらも自分で出来るようになっていた。
気持ち悪いと未だに思う。
男に抱かれて……そう思うのが筋だろうが……!
血と精液を流し下腹部も丁寧に洗う。
1人だから出来る。
ゲオルはクロノスが出て来るまで待っていた。
「クロノス様……」
「ゲオル……か」
濡れ髪のまま、クロノスはソファに座った。
「逃げましょう……!」
「無駄なことを……」
クロノスはゲオルの頬に口付けを落とした。
「お前の嫁になれなくて済まん……」
忘れていたと思う約束……果たせない約束……。 
「……クロノス様!」
ゲオルはクロノスを抱きしめて、深い口付けを交わした。
「んっ……ンふっ……」
ゆっくりと顔が離れる。
「いつまでも心までは誰にも渡さん。ゲオルの為にも……」
「クロノス様……」
「今夜は一緒に寝てくれ…ぬか……?」
果たして理性が持つかどうが……?
「ッ……はいっ!」
手を繋いで……1人用のベットに……。
軋む音。
ゲオルは耐えた。ただ、耐えた。
そして、クロノスを妊娠させるために色んな事をしたことを後悔した。
男達に抱かされて、それでも純粋無垢で……。
約束を忘れては居なかった……。
翌朝。
布津が魔法転移陣を作っていた。
その様子にエヴァは魔力的進歩を先に遂げたのは魔獣族だと思った。
「これで空間を一気に飛んできたの?」
「はいっす……この陣なら簡単っすよ?」
その頃、クロノスは黒衣の花嫁の衣装を着せられていた。
長くなった髪もゆっくりと解かれ……。
この先に不安を覚えても横にいるゲオルの手を握りしめて……。
旅立つ時を待っていた……。
「さて、この空間に入れば一気に行けます……と、同時に箱船として神殿から城下町が浮かびます」
エヴァはクロノスの方を見た。
「俺が犠牲になれば、あんたらは救われるんだろう?」
「私は……」
「エヴァ、クロノス様の挑発に乗ってはいけないよ……?」
クロノスはエヴァ達の横をすり抜けていく。
ゲオルも慌てて後を追う。
「布津、行くから……俺。ゲオルは俺の従者だから問題ないよな?」
「はいっす」
「有り難う御座います。」
ぺこりとゲオルは頭を下げた。
行くのは魔獣の国……。

その18ページ目。

「クロノス……様……」
その雨にも掻き消されそうな声に布津が振り返った。
「クロノス……様っすか?」
その名は何度も聞いた。会いたいとも思った。
それが目の前にいる。
「薬、必要なんですっ!」
引き離すかのようにゲオルはクロノスの腕を掴み寄せた。
「貴男はまた使者です。クロノス様とは馴れ合いはしないでください!」
そう言うと意識の朦朧としているクロノスを抱き抱え、早々と立ち去ろうとした。
布津はゲオルに大きな闇を感じた。
「それでも、神様はみんなのものっすよ?」
「……っ!!!貴男は何も知ら無いから言えるんですっ!」 
「人間の業は闇深きっすね……」
布津は冷静に言い放った。
翌朝。
クロノスはグッタリと起き上がった。
「クロノス様、お薬を……」
「ゲオル、何処に行っていたのだっ!?勝手にいなくなるなっ!!」
クロノスはゲオルに掴み掛かり、ゲオルを見上げた。
「大丈夫です……怖い思いをしても必ず助け出しますから……」
それをさせているのはゲオル自身。
「まだ、熱が残っていますね……」
発情期の薬とは言え……即効性は求められないらしい。
「それ以外に何か身体に変化は?」
「ないが……?」
あんなにレイプされて妊娠してないとは……。
番、と言う言葉が脳裏に過ぎる。
それでも……。
「今日はずっと、横になって無理しないで下さい」
「まったく……横柄で退屈な日々だ」
「そう言わないで下さい。用事すましたらすぐに会いに行きますから……」
そう言うと、ゲオルはクロノスの頭を撫でた。
銀色のサラサラとした質感が気持ちよかった……。
「子供扱いするではないっ!」
「はいはい」
部屋を出ると大柄な兵士が立っていた。
「神官さんよぉ、妊娠させたいって本当かっ?」
「ええ……純血を破るためにも……絶対、孕ませて下さい……罪は総て私が負います」
兵士はニヤリと笑った。
「神殿でこんなレイプ如きがあるなんて、箱庭だなぁ?」
「私は本当の仕事に出ていくので宜しく……」
布津はその様子を物陰から見ていた。
「……部外者は観たっす」
クロノスは薬の効果もあり、夢うつつだった。
扉の開く音に、ゲオル?と問いかけようとした。
しかし、いきなり口を塞がれる。
「大きな声出すなよ?喘ぐ時以外はなぁ?」
「……!!!」
もう片手がクロノスの服をまさぐっている。
がさがさの大きな手がクロノスの服の上から胸の突起を抓んだ。
「んっ……」
「おや、神様はなんと敏感な?此所好きなのか?」
兵士はくりくりと突起を抓んだり、転がしたり……しかし、服の上なのでムズ痒い刺激が物足りない。
「はぁッ……んぅ……やぁめっ……」
身を捩り、涙目のクロノスに情欲した兵士が毛布をはぎ取る。
「ぶっ……ぶれいものぉ……」
「嫌々言っているわりには突起弄られただけで感じて居る癖にな?」
兵は寝間着の上からクロノスのペニスを撫でる。
 「随分、ヤッてなくてぶち込みたいんだよ……いいよな?」
「ひゃぁっ……!そっ、それはっ……」
「淫乱神様、それがあんたの真命だ?」
兵士は寝間着を脱がすとクロノスに覆い被さった。
「ははっ……ほっそい身体……ちゃんと食ってますぅ?」
散々弄っている胸の突起に吸い付く。
「あんっ!……あっ……」
自分でも何故その様な声が出てしまったのか不思議なぐらいにクロノスの感度は尋常より高かった。
「恥ずかしがるなって?それが本性なんだろう?」
ペニスを柔柔と揉むと先走りがじわりとにじみ出る。
「突起だけでこんにベトベトなんてなぁ?」
「いう……いうなぁっ……あっ、んっ!!」
兵士はクロノスをまんぐりの体勢にさせる。
「アナルがひくついているじゃねーかよ?そんなに欲しかったのかよ?」
クロノスは必死に首を振るが、己の目の前に先走りのペニスが見えて顔を紅く染める。
「綺麗なこと……これ、入りそうだな?」
兵士は先走りの液を剣の鞘に塗るとアナルに一気に突き刺した。
「うああぁああ……!!いやぁ、いたっ!!!だめぇええ……!!」
ずちゃ、ぐちゃ、と淫猥な音を出てて鞘がクロノスのアナルに入っていく。
身を捩るが逆効果で気持ちいい処にこすれてしまう。
「んぁっ、ひっ!!」
「此所が1番感じて居るのか?サイコ―の処見つけたぜ?」
前立腺を直腸が貫く。
「あああああ……あ゛あ゛あ゛っ!!!」
クロノスは雌イキしてグッタリとなった。
「おいおい、これで終わりじゃないんだけどなぁ?つーか、エロ過ぎ。流石、淫乱神様」
一気にアナルの出口まで抜くと一気にまた串刺しのように刺す。
何度も繰り返す間に愛液がシーツを作る。
一体、俺の躰はどうなってしまったんだっ!?
クロノスは微かな理性で己に問いかけた。
「ほらほり、もっと泣け鳴け!!!」
ずちゅ!ぶちゃっ!!
「ひぎぃ……もう、止めてぇ……!!」
つるりとした鞘はいとも簡単に出入りする。
しかし、イボイボがない為、クロノスには刺激不足だった。
「はぁっ……は、ぁっ……」
ただ、差し入れにクロノスはシーツを握りしめて居るのみだった。
いつの間に自分がこんな身体になってしまったのかと思う。
そう思うと恐怖で頭の中を支配された。
兵士がクロノスの睾丸を握りしめた。
「やぁっ!?」
「おいおい、余裕じゃないか?今まで何人とヤッたんだよっ!?」
兵士は顔を寄せ、クロノスを観た。
「本当に、女みてぇな顔」
「お前の顔、ちゃんと覚えて置いてあるからな……?」
真っ赤な血のような瞳が兵士を貫いていた。

その17ページ目。

クロノスは下腹部の痛みで目が覚めた。
膨らんだ下腹部に正気になり、起き上がる。
「あっ……ああっ……」
思い出す。男達に蹂躙された間のことを。
タプタプに膨らんだ下腹部を庇いながら、自室に居ることを確認するとシャワー室へと向かう。
「はぁっ……はぁっ、はぁっ……」
苦しげにシャワーのヘッドを……戸惑いながら下腹部に触れる。
朱く痛い胸の突起におちんちん……。
恐る恐るアナルに指を入れる。
「ひゃっんっ!」
どろっとした白い液体が太股を流れていく。
クロノスは勇気を出して、ヘッドをアナルに少し入れた。
「ああああああっ……」
隙間から白濁の水が失禁のように流れ出る。
その頃、ゲオルは密談の認証者役を行っていた。
隣にはケルベロス……ゲオルは何事もなかった無かったように玉座に座るエヴァの横に立つ。
相まって座っている人物は東方のような着物を纏った1人の青年。
「貴男は、呂布の何?」
エヴァは微かに強い声音で聞く。
「手紙は騎士団長から読ませて頂いたっす……俺達の望むのは女であります。しかしながら、クロノス様というのは……どういう意味っすか?」
エヴァの問いかけを無視して問いかける魔獣族の青年。
「エヴァ様は妊娠出来ない。しかしながら女と男の両方を持つΩとしてのクロノス様は……」
ケルベロスは簡潔に言い放つ。
「成る程……実は、この大陸を譲って欲しいっす……人間、エヴァ様には箱船に……」
「その様な話は聞いていないけど?」
ケルベロスの顔が険しくなる。
「大陸全土を支配したいという……また、大げさな……話を」
エヴァは表情を変えずに言う。
「エヴァ様は目が見えないのでしょう?見えるようにして差し上げるっす」
ゲオルは思った。
エヴァに何故、視力がないことを不思議と思わ無かったのか?
妊娠出来ないと言うことも……。
「これはDNAの染色体の問題、それを変える事は可能っす……」
「馬鹿な……」
ケルベロスが不審げに青年を観る。
青年は目薬を取り出した。
「これを眼底注射すれば治るっす……」
呂布は不死……その力は何でも癒せる。
その為に、人間の……神の兵は追いやられた。
「それの力の一部を液体化、とも言っていいのかしらね……?」
「信じるんですかっ!?エヴァ様!!!」
慌ててゲオルが箱船という言葉を思い出す。
「遠い所から来た客人、今夜は客室でお休みになりなさい……最後に、名は?」
「布津……といいます。すまないっすね……俺は敬語は下手なんで、休ませて貰うっすよ……決断宜しくっす!」
エヴァはゲオルの方を向く。
「今宵は貴男も休みなさい……」
「はっ、はぁ……」
ゲオルは一歩下がると、深々と礼をして密室を出て行った。
「ケルベロス……」
「何、エヴァ?」
「私、視力なんてもう得られない物かと思っていたの……」
「俺は総てを犠牲にしてエヴァの幸せを願うよ」
誰もがほぼ寝静まった深夜……ケルベロスはエヴァの手を握りしめた。
布津は廊下を歩いていた。
結局、クロノス様とのご正体は謎のままっすか……。
雨がポツポツと降り出す。
ふと、中庭の方と目を向ける。
其処に、白い何かが佇んで居てた。
「んんっ?」
白く、中途半端に長い髪と白い着物のローブの後ろ姿。
裸足だ。
異様な神秘的光景に布津は微かに戸惑うが。
「濡れるっすよ!!」
勢いよく降り出す雨。
お人好し、魔獣族でもお人好しな布津は中庭に向かう。
「聞こえているっすか?風邪引くっすよ?」
白いローブの袖を掴む。
ゆっくりと振り返る。
色素のない白い肌に真紅の瞳……ああ、朱い月だ……。
「あっ……」
中性的な顔を美しいと思った。
しかし、よく見て頬に触れる微熱が伝わる。
そのまま、その人物は布津に向かって倒れ込んだ。
「あっ、あっあの……???」
ゲオルはクロノスの部屋を開けたが誰も居なかった。
「おかしいですね……発情期の時期と以前ケルベロス様が仰ってた気が……」
クロノスは微熱が出て身体が怠くなる事を発情期だとは知らない。
いつも薬を飲めば落ち着くから……。
ゲオルは廊下を歩く。
あの行為に間違いなんて無いんだと思いたい。
降り出す雨。
「えっ………?」
中庭に雨に打たれながら抱きしめられているクロノス。
相手は……憎き敵の……。

オリジナル「神々の血の系譜~外伝~」if編開始!

2014924-1
このブログは管理人・kanaによる自己満足ブログです
※12月11日発売のPS3「シャイニング・レゾナンス」の敵キャラ、ゼスト・グレアム受け小説※
ゼスト総受けの愛されている感じです。
R指定表現もありますので未成年は気をつけて下さい。

※神々の血の系譜~外伝~ifの設定※

番の神が世界を造り、人間を造り・・・眷属である、ウロスボスと共に平穏な何百年間の時を過ごしていた。
しかし、突然の邪気と魔物の襲来。
番の神は決断としてて空に箱船造り、優秀なDNAをもった者達のみ、箱船へと選んだ。
残された民は魔獣と番の神への憎しみで……。
しかし、あるとき番の1人の神・クロノスが地上へ降りてしまった。
其処から残された女神・エヴァは仮面と男と出会うことによって、地上へと降りることになる……。

※ここからが此所のブログ設定※
地上界に楽園を造った神・クロノスと女神・エヴァ。
2人とも美しい容姿だった……。
その為、クロノスも男達兵士や神官の色目の的に晒されていた――……。
「女神は妊娠する、ならば男である……クロノスは?」
登場人物・クロノス(受け)……本編の主人公、鬼畜であり純真でもある二つの顔を持つ。
ケルベロス(攻め)……エヴァを愛するウロボロスの末っ子ではあるが……。
エヴァ……クロノスの番。クロノスと違って性的事は詳しい。天然そうで頭はキレる。
ゲオル(攻め)……番に使える神官の1人。ひょんな事からクロノスの世話を任され……。
神官達&兵士達……クロノスに卑猥な感情を持つ男達。

あらすじ

そんな残酷な行為がつがいの神、クロノスに行われているとは知らない女神・エヴァは眠れぬ夜だった。
魔法と剣さえあれば、世界は成り立つ……。
「クロノスと私が造ったこの世界、インフェリア……魔獣が出没していると言うのに……」
エヴァは神殿のテラスに立っていた。
つがいの神は滅多には神殿から城下町には降りれない。
特にエヴァは出ることは出来ない。
クロノスと同じ白銀の髪と紅い瞳、しかし、彼女は目が見えない。
目が見えない代わりに性器がちゃんと発達している。
逆にクロノスは視界は見えるが、性器が未発達だ……。
其処がつがいの神の違い。
「エヴァ様、今宵は満月ですよ?」
従女がカーディガンを掛ける。
「もう、冬なのね……そういえば、ケルベロスとゲオルの気配も今日はあまり感じないけど……」
空気の流れで誰が何が居るのかエヴァは分かってしまう。
千年以上も世界を護り続けた為の所存か?
クロノスは大鎌で戦えるが、エヴァは祈りを歌に込める魔法しかない……。
「お二人とも忙しいようで……」
「ようやく、ケルベロスも『母』離れしてきたかしら……?」
ケルベロスはつがいの神が人間よりも先に造った特殊能力を持つ青年。
神殿内ではつがいの神が序列1位ならば、彼は2位。
ケルベロスは番の次に長生きだ……。
神殿の大理石に触れる。
「ケルベロスは……太陽のように私には明るいのに……」
屈託のない笑顔をエヴァに向ける様子ならば良く周りも見ていたが―……。
金髪の青年はクロノスだけは敵対視していた……。
それは、エヴァをケルベロスが愛してしまっていると言うことだった……。
「神官……」
「お呼びでしょうか?」
神に身を捧げる、神官達の一人の長老に声を掛ける。
「クロノスは無駄に人間を殺めたりしません……」
キッパリと言い放った。
もしかしたら、私よりもこの人間達を愛しているのかも知れない……。
ケルベロスもどうか、クロノスを見習って欲しい……。
私ばっかりに愛情を向けないで……?
「しかしながら、返り血を浴びで神力が弱っているのはつがいのエヴァ様も承知な筈……」
長老は何事も無い様に語る。
「だからといって、軟禁など……」
「今、城下町に魔獣の群れが襲いかかってきたら大変ですぞ?兵士達は地方遠征中でありますから……」
「確かに、そうだけども……」
神殿の一部の塔の上を見る。
其処にクロノスは軟禁されている。
軟禁されている間、会えるのは男のみ……。
「私、クロノスに会いたいなぁ……私の片割れなのだから……」
屈託無いケルベロスが今、クロノスに何をしようとしているのかも知らずにただ、風に当たっていた。
「新しく入ったゲオルはクロノスと仲良くやれている?」
ゲオルは10年前、魔獣に孤児院を襲われたとき9歳。
「ナヨナヨしておりますけどな……」
「茶色の長い髪はいつかクロノスと会うまで切らないと決めていたらしいですよ?」
「いつから?」
「この神殿に仕官を申し込みをしたときからですぞ?」
2年前。
何も取り柄のない、青年が田舎からやってきて神殿内は話題になった。
しかし、彼は徐々に頭角を現す……。
なよなよしている以外は……。
クロノスやエヴァには時間の感覚が無い。
インフェリアを造ったのは千年前……。
それ以来、つがいの外見は止まったまま……。
「ゲオルが……ケルベロスとクロノスの架け橋になってくれたらなぁ……」
そんな淡い希望もあの塔のなかでは叶わない。
クロノスが男達からどのような目で見られているのか―――?
それは、エヴァは……。
知っているのだろうか?いや、知っている筈だ……でわ、何故…止めない?
「魔獣の気配も50㎞先もしない……もう、寝ようかしら……」
エヴァは従女を引き連れ歩き出した。
神にとって、人間は恐ろしい……。
このような神殿に軟禁して……。
人間の血は神に呪いを与えるのだから――……。
クロノスの悲鳴が、聞こえる―……。
エヴァは塔の方を振り返った。見えぬ目で……。


20150906
クロノス

名称未設定 29
ケルベロス

2012119-11
エヴァ

名称未設定 36
ゲオル


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紅い満月の中、君と出逢った。

3話・犯せ、犯され。

1464565416576
絵…おすぎちゃん作。

ケルベロスは更に残酷な言葉でクロノス達を追いやった。
「犯して貰いなよ?触手じゃなくてそのペニスで……」
「あっ……」
震えようにショタロウが言う。
クロノスは諦めるかのようにショタロウの股間の間から顔を上げた。
「ケルベロスって残酷ー!!」
其処に1人の少年が走ってきた。
「あっ……あなたは……?」
「本体のくせにー、忘れるなんて?」
ショタロウと同じ髪の少年は暢気に言い放つ。
 「僕はショタ。ショタロウの分身だよー」
「なら、この行為を止めさせてよッ……!!」
「イヤだよ、楽しそうだから……後で僕も混ぜて貰うんだから」
嬉しそうに少年は言った。
クロノスはショタロウに跨った。
「んぁっ……いたっ……!!」
何度も軍馬で犯されていたアナルだ……酷く爛れ、朱く染まっている。
「いやだよ!クロノスさま!!」
ゾクリとする快楽……。
触手とはまた違った快楽……。
「しょ……た、ろぅ……」
クロノスは虚ろな瞳のまま、微かに微笑んだかのように見えた。
同じ異端的な扱いをされてきた者同士……。
ケルベロスと神官達他が観ている。
そして、ショタロウの分身に似使わない性格のショタ……。
抵抗しようにも一度達した身体は力が入らない。
「んんんんぅぅ……」
ショタロウが声を漏らす。
クロノスのアナルにショタロウのペニスが埋まったからだ。
「はぁっ、はぁっ……」
クロノスはゆっくりと入ったことを確認しながら腰を振る。
「いやだよ、いやだよ!いやだよっ!!」
「淫乱ー☆」
揶揄するかのようにショタが言う。
キュウッと締めつけられるペニス。
生暖かい感触。血でヌルヌルしていて余計に感じる感触。
「ああんっ!しょた、ろうぅうう……」
強い締めつけと、クロノスの温もり。
「だめぇええええ!!!」
ショタロウは達してしまった。
ドピュッ!と内部で音がする。
「あっ……あああああっ……」
「良くできました!」
ケルベロスは手を打ち、ショタロウを観た。
「これで君も我々と同じだよ?宜しくね……後、ショタと仲良くするんだよ?」
ずちゅり、と引き抜く音が聞こえる。
クロノスは気を失い、そのままショタロウの上で倒れ込んだ。
 「クロノスさまっ!」
「次は僕の番だったのになー」
ショタロウはクロノスを抱える。
「あなた、本当に私の……分身?」
「そうだよー、クロノスさまが斬った時に既に居たじゃん?」
不満げにショタが言う。
ケルベロスがショタロウからクロノスを奪い取るように抱き抱えると、神官達がショタロウを観た。
「部屋があるから案内する」
「あの、私の分身は……」
何も言わずにケルベロスの後について行こうとするショタに疑問げに問いかける。
「僕はケルベロスの部下だよ―ちゃんと、した役職ー」
いつの間にか……。
本当にいつの間にか……。
ショタロウは神官達に強引に部屋に案内された。
「あの、クロノスさまは……」
「お前に聞く権利はないな?」
「………」
私は犯してしまった……どんな形であろうと……。
次会ったら謝ろう……。
ちゃんとし、謝ろう……。
ベッドに横たわるとそのままショタロウの意識は飛んでいった。
クロノスは横になったまま寝ていた。
「散々犯されたねー」
「このぐらいヤらないとこの淫乱は満足しないさ……」
「何か、個人的な恨みでもあるのー?」
「ショタに語るほどではないかな……」
椅子から立ち上がり、ショタを観る。
「後は任せておいて―ショタロウはホント、情けないねっ!!」
「本体に良く言えるな?クロノス様の子供は順調に育って居るか?」
「あぁ、タネね。よく育って居ると思うよ―?」

裏・kana

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