クロノスとゲオルは転移で魔獣の国へと向かった。
其処は人間とは違い、人型に獣形と分かれていた……。
城は土で出来ており、しっかりとした作りだった。
クロノスは表情を変えなかった。
遠くから地響きが聞こえて来る。
クロノスとゲオルの前には布津と同じ、人型の魔中が3体居た。
「那岐、阿修、牛目っす。宜しく御願いしたいっす」
簡単な説明をされると、クロノスのみ奥へと案内される。
「呂布に会わせるんじゃなかったのか?」
「まずはクロノス様が夜枷のテクニックを調べたいっすよ……」
その言葉にクロノスは眉間に皺を寄せた。
大きなベットのある洋室へと案内される。
まだ遠くから地響きが聞こえてくる……。
「何を今更……」
と言い掛けるとクロノスは布津に口付けをされた。
「んっ……!んぅっ!?」
唾液が伝わり、クロノスは慌てて布津から距離を置いた。
「何を飲ませたっ!?」
「媚薬っすよ。注射は痛いっすから……」
「そういう問題かよっ!?」
クロノスは媚薬の錠剤を吐こうと咳をするが完全に飲み込んで仕舞った。
「でわ、此所で待っていて下さいっす」
そう言うなり、布津はイソイソとその場を立ち去りドアの外側から鍵を締めた。
「なんという……屈辱……」
クロノスは言葉を絞り出した。
どんどん身体が暑くなってくる……。
身体が熱を帯びる。
ベッドに横になり、気を紛らわそうとする。
其処へ誰がが入って来た。
「ゲオル……?」
「初めまして、那岐だよ。宜しく」
魔獣の人型……布津と同じ……。
那岐はダブルベットで寝ているクロノスの顎を持ち上げた。
「貴方がマグロのようにただ寝ているだけではないかと……思って居るから、こうさせて貰うよ……」
那岐は萎えた自身を取り出すとクロノスに無理矢理咥えさせた。
「んぐぅっ!?!?」
「やっぱり、マグロだったか……刻には相手の者に愛撫して快楽を捧げないと……」
慌てて、口から出そうとクロノスは頭を振る。
しかし、媚薬の所為なのか頭がぼんやりする。
「いたっ……!」
クロノスが那岐の物を噛んだのだ。
思わず、口から離す。
「噛み切ってやる……」
クロノスが睨み付ける。
凶悪な人格者であることは知っていた。
それが性行為で押さえられていたのだが……。
「クロノス様は弁えてないのかな……?」
荒い呼吸のクロノスを睨み下す、那岐。
「いつでも箱舟は沈められるんだよ?」
その言葉にクロノスは拳を強く握りしめた。
「どうしろと……?」
「分かって居る癖に……?」
緊迫したやり取り。
「舐めて満足させるまで舐めて愛撫して……」
クロノスは殺してやる、と小さく呟き那岐の物を咥えた。
「うまく舌を使って……ほら?」
ぐいぐいと口内を犯していく……。
そして、喉の奥の最奥を貫く。
「ヶ゛ほっ……んぁっ……」
頭は掴まれている為、逃れる事は出来ない。
ただ、この時間が早く終わる為に那岐の言うとおりにする。
其れしかなかった。
そして、媚薬で身体が敏感になって、どんどん自我が薄れていく。
「んぁっ…くちゅっ……ちゅぷっ……んんっ……」
舌を使い先端から裏筋をなぞるかのように舐め上げる。
「なかなか飢えていたんだね」
那岐が満足そうにクロノスの頭を撫でる。
駄目だ……身体が熱い、苦しい……喉が渇くっ!!
躊躇いもなく、先走りの液を飲み干す。
駄目、足りないっ……!!
「はっ……んんぅっ……」
激しく蜜を吸い取るように先端に激しく吸い付く。
「なかなか……元からこんな風に淫乱なのかな?」
クロノスにその言葉は届かない。
今は喉の渇きを潤すために……。
初めての筈なのに、媚薬の所為なのか?
「才能があるね……」
クロノスの口内の那岐自身は膨らみ、ドクドク脈打つ。
達しそうに苦しげに震えている。
クロノスはそんなのはお構いなしに激しく愛撫する。
ただ、喉の渇きを潤すために……。