2010年03月04日 13:56
不況で職場、財布そして【夫婦】はどうなる?
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
我が家でも小さいですが、ひな人形を飾るのですが
人形の顔は癒されますね。お雛様は、実は結構、和風美人だったりします(笑)
ここまで「離婚に至るトラブル、
至らないトラブルの違い」についてお話してきました。
「離婚に至らないトラブル」なら、
何とか2人で乗り越えることができるので
その手の問題が起こっても、それほど気にする必要はありません。
一方、「離婚に至るトラブル」が発生した場合は、
かなり深刻に受け止める必要があります。
そして今の日本社会を見てみると、実は「離婚に至るトラブル」が
発生しやすい状況にあります。
以前と比べて、各家庭で深刻なトラブルが起こっています。
なぜなら、今の時代は知らず知らずのうちに、
ストレスを抱え込んでしまう「ストレス社会」だからです。
トラブルが起こる背景には、ストレスがあるのは以前お話した通りです。
そして「お金がない」という理由で、
余計にストレスを受けてしまうことも、前回お話しました。
ストレスが自分の許容範囲を超えて、不満が鬱積していると
浮気をしたり、借金をしたり、暴力を振るう可能性が高くなるということです。
今回はトラブルが起こる現場として、3つのシチュエーションに
分けてお話します。
「家庭環境」「職場環境」「自分の財布」という3つですが
家庭や職場、財布があなたに、どのような悪影響を与えて
その結果、浮気や借金、暴力といった事態が発生するのでしょうか?
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<職場環境>
◇ 家庭内の不和により、夫婦間では些細なことで大喧嘩になり、
余計に不仲が加速する。
妻とはセックスレスになり、夫はストレスと性欲をどんどん溜めこむ。
さらに収入減、ボーナスカット、営業成績の不振による絶望感、失望感を抱え込む。
職場では社員同士の緊張感が薄くなり、風紀が乱れ、倫理観が欠如する。
「荒んだ空気」そのものだ。
また上記の絶望感を共有できるのは職場の人間(同僚、上司、部下)だが
これらの人間と変な連帯感、一体感が生まれ、以前より打ち解ける。
通常であれば、恋愛関係まで発展しないのに、
愚痴をこぼし、相談できる相手だから
心を許してしまい、その結果、社内不倫への心理的傾向がなくなる。
そのため、会社内は「不倫しても大丈夫」という雰囲気になる。
「不景気になると不倫が増える」という格言がある。
不況になると、不倫が増えるというのは、実際の話だ。
善悪は別として、職場では、この理屈がまかり通ってしまう。
「ストレスを受けると、浮気に走りたがる」という傾向は、
特定の職業を見ると非常に分かりやすい。
特定の職業とは、「医者」や「パイロット」。
この2つの肩書きを持つ人は、他の職業に比べ、
浮気症、異常性格、異常性癖の確率が高いといわれています。
なぜでしょうか?
なぜでしょうか?
この2つの職業は特に「仕事でミスが許されない」からです。
医者の場合、特に外科医が顕著ですが、
手術ミスで患者が命を落とすようなことは許されません。
パイロットも同じく、
操縦ミスで飛行機が墜落するようなことがあってはなりません。
ごく普通の仕事では、多少のミスなら、
努力次第で挽回は可能ですが、医者とパイロットに限っては
相手が死んでしまうため、挽回の機会はありません。
「絶対にミスをしてはいけない」
そういった不安や緊張と常に戦っている必要がありますが、
普通では考えられないような緊張感に苛まれます。
緊張感は途中からストレスに変わるため、それが「キレる」原因になります。
ストレスが許容範囲を超えると
・院内の看護婦を浮気をする
・アブノーマルな性交渉を強要する
・オタク系の趣味に、お金を浪費する
などの行動に走ります。その結果、一定数は離婚に至ります。
今はそれほどではありませんが、以前、私の相談者の5%近くは、
医者または医者の妻でした。
「医者」や「パイロット」のバツイチ率は相当に高いはずです。
この2つの職業を例にとると、
「ストレスを受けると、浮気に走りたがる」ことが、とてもよく分かります。
そう考えると、浮気を未然に防ぐには、相手のストレスが許容範囲を超えないよう
定期的に見張り、チェックする必要があります。
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<自分の財布>
◇ 不景気により、自分の収入が減る。
収入が減った分は自分の財布に跳ね返ってくるため、
自分の財布に余裕がなくなり、自由に使えるお金が減ってしまう。
買いたいものはたくさんあるのに、なかなか買えない状態になる。
しばらくは、その状態を『苦虫を噛み潰すか』のように我慢するが
そのうち、「買いたいものを買えない」
というフラストレーションが溜まっていく。
ストレスの蓄積が限界を超えると、物欲の我慢がきかなくなる。
我慢がいよいよ許容度を超えると、「買いたい衝動」を抑えられなくなる。
その結果、我慢の反動で今度は「買いたいもの」をどんどん買ってしまう。
小さいものでは、嗜好品(酒やたばこなど)や
趣味(旅行、車、ゴルフなど)だが、
そのうち、大きなものも欲しくて仕方がなくなる。
大きなものとは、20万円以上するブランド品や高級品。
ただ、もちろん高額商品を買う余裕はないて、現金払いではない。
クレジットカードでキャッシングをしたり
銀行のカードローンを使ったり、さらにはサラ金で「無人クン」に手を出してしまう。
財布がマイナスになっても、物欲を優先する。
この問題の根本は「お金がないこと」だが、
本当は自分の力で仕事をし、お金を稼ぐのが基本。
しかし、近道をしようと良からぬ方向へ向かってしまう。
それは一攫千金を狙って、ギャンブルにはまってしまうです。
この場合、「億万長者になりたい!」という漠然とした欲望ではありません。
一時の「金欲しさ」が、そのモティベーションです。
新しい車を買いたい、不倫相手と高級ホテルに泊まりたい、
キャバクラ嬢にプレゼントをしたい。
そういった理由でパチンコ、競馬、競輪などのギャンブルにのめり込む。
宝くじの大量買いも、これに含まれます。
このメールのバックナンバーは以下のブログでご覧いただけます。
http://ameblo.jp/yukihiko55/
もちろん、これらの方法で儲けることができるのは天文学的な確率であり
100人のうち、99人は失敗する。
しかし、ギャンブルの怖いのは「自分がその1人になれる」と勘違いすることで
上手くいかないと、成功するまで、お金をつぎ込む。
借金をしてでも、です。
こうして「お金がない→賭け事をする→借金をする→お金がない」と
いう悪循環にはまり
とうとう抜け出せなくなってしまうのです。
なお、ここでの借金は「生活苦のための借金」は含まれません。
日々の生活ができず、仕方がなく、借入をするというパターンは
自分のせいでドツボにはまるというよりも、それしか方法がないため
やむを得ないという面があり、それを責めるつもりはありません。
(次回に続く)