The Case-Book of Yukihirh

FPになった会社員投資家の資産運用日記。

香港H株指数19000

cf80fe33.png今週は香港H株指数が19000を超えた。NYダウ、インド株、ブラジル株、金なども高値更新した。

米FRBが更なる利下げをするとの予測がある。前回0.5%の利下げの要因のひとつとして、8月の雇用統計が4年ぶりのマイナス(−4000人)だったことがあるが、先週発表された9月の雇用統計は予想(+10万人)を上回る+11万人だっただけでなく、8月の雇用統計が+8.9万人に修正された。雇用統計はかなり重要な経済指標の1つだが、サブプライム問題で騒がれている時期の出来事としては、あまりにもお粗末というかインチキ臭い感じさえする。

米サブプライムショックで大きくダメージを受けたポートフォリオは、一時、今年の利益がすべてチャラどころか僅かながらもマイナスという状態まで追い込まれたが、そこで泣きながら中国株、金、南ア・ランドなどをそこそこ買い込んだおかげで、その後は急速に回復して今や最高値更新まであと少しというところ。ドル円や日本株はこのところ回復基調にあるとはいえ高値にはまだ遠く及ばないが、それは当時から織り込み済みだ。

あれもこれも高値更新

0016bff2.png香港H株指数が高値更新で一時18000を超えた。直近の最安値がサブプライムショックの時。その後の上げ幅が大きいために、当時の下げ幅が小さく見えてしまう。
NYダウも14000を超えて高値更新。ブラジルETFも高値更新。NY金も先日750ドル。

ガソリンや食品の値上げについてのニュースで、街頭インタビューされた女性が「自分に関係ないところで値上げされているようで納得できない」とか言っていた。グローバルに進行するインフレが自分に関係ないわけがない。インフレになっても困らないようにしておくだけのこと。

香港H株指数高値更新

897f9a96.png香港H株指数は19日史上最高値を更新して15255.49ポイントで引けた。
ちょっと更新をサボっていたのは確かだが、前回のエントリーでも「高値更新」と書いてから1ヶ月も経っていないのにもう軽く1000ポイント以上上げているのだった。

米国政策金利は0.5%の利下げ。市場予測は0.25%の利下げだったので、株価にも効果があったようだし、為替でもユーロドルは史上最高値を更新した。ドル円でも円高に振れるのかと思いきや、むしろ円安方向。長期的に見ればドルを買いたい人は相対的に減少傾向となるものの、円を買いたい人はもっと減少と考えれば、あっさり納得。

サブプライム問題による混乱を回避するための利下げと言われているが、その前に日米欧の中央銀行が協調して行った市場への緊急資金供給も更なる過剰流動性を高めたのは間違いない。9月の米雇用統計も住宅指標も確かに良くない数字だったが、金は730ドル、原油は80ドルを超えてきており、インフレ懸念はより一層高まっている。

香港H株高値更新

85a74cb9.png香港H株指数構成銘柄は全面高。H株指数はサブプライム問題による急落前の高値を更新する13989ポイント。
先週発表された、中国本土の個人投資家に対する海外投資制限撤廃が、まずは香港H株を対象に始まることが材料視されているらしい。
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ブラジル

3129e7d8.png先日買ったブラジル株の米ETF、iShares MSCI Brazil Index (EWZ)も、もちろんサブプライム問題に巻き込まれて暴落した。最低でも5年は放置と思っていたのに、いきなり見事な高値掴みになってしまうと、中国株よろしく買い増そうかとも考えている。ちなみに香港H株は本日も上昇、早くも暴落前の高値圏にまで回復している。狙い通り!続きを読む

ハイパーイナゴ軍団

サブプライム問題による世界的信用収縮はひとまず落ち着いたが、あれが底になるのかどうかはまだわからない。とはいえ、サブプライム問題が決着せずとも懸念材料でさえなくなれば、多くの市場は本格的に回復に向かうはず。
長期的に見て、米国中心だった海外投資は成長著しい新興国を中心にグローバルに分散することになるのだろう。となれば、BRICs人気再びである。そしてたぶんVISTAも。その先頭に中国があるのは間違いない。続きを読む

氷の華

WBSで自費出版について紹介していた。『氷の華』は自費出版で2万部を売り上げたことで、出版社から再出版されたそうだ。著者は60歳の女性。最初「ふ〜ん」くらいに聞いていたのだが、その作品がミステリーだと知って急に興味が沸いた。しかも、著者はアガサ・クリスティの『アクロイド殺人事件』と松本清張の『眼の壁』が最も好きな作品だという。どちらもミステリーファンには馴染みのある名作だが、『アクロイド殺人事件』と聞いてニヤリとするミステリーファンは少なくないはず。『オリエント急行殺人事件』とともに『アクロイド殺人事件』は読んだ人なら誰もがその犯人を忘れられない傑作なのだ。

氷の華』は、読者には最初から犯人が分かっていて、それを刑事が追い詰めていくパターンのミステリー。主人公のキャラが個人的な好みに合わないこともあって、いまひとつ魅力に欠けるのだが、女性読者ならその感想は大きく変わる可能性がある。ミステリーとしては、読者をだますような凝ったトリックもなければ、わかりやすい伏線と予想通りに展開するストーリーには驚きもないのだが、逆にそれが読みやすく素直な作品。読み終えてみると、その素直さ故に物足りなさを感じないでもないが、全体としてはそこそこ面白かったと思う。二作目にも期待したい。


世界中を巻き込んだ暴落劇はひとまず峠を越えたようだ。
そろそろ反発かと思われた先週金曜の日本株は記録的な暴落(下り最速)。香港H株も一時前日比マイナス10%まで売り込まれた。ドル円も111円台を記録する場面があった。それでも、香港H株は急速に戻してマイナス3%まで回復。ドル円もLDN市場が開くと戻した。そして週末のNYダウも反発して終え、ようやく今朝、日本株も大きく上げて始まった。続きを読む

死んだ振り

今日の日本株市場は、いよいよセリングクライマックスかも?と思ったのだが、後場から戻したので、どうやらまだらしい。

夕方のLDN市場からドル円が急落して113.55円まで円高進行。これはさすがに行き過ぎだろ!?と思ったものの、NY市場に入ってダウがまだ下げてるのを見ると、まだクライマックスではない。

今のところドル円以外でも、ユーロドルは1.34割れ、ユーロ円は152円割れ、AUDもNZDも、円クロスはもちろんドルクロスでもチャートが死んでいる。

まあ、これだけ派手にやられたら、こっちも死んだ振りして嵐が通り過ぎるのを待つしかない。

タイのIPO株プレゼント

ユナイテッドワールド証券が、タイのIPO株プレゼントキャンペーンを行うそうだ。

8月20日〜9月6日までのキャンペーン期間中にタイ株口座に30万円以上を入金して、キャンペーン参加の手続きすると、抽選で300名に、8月9日上場のタイ・ユアン・メタル(Thai Yuan Metal)のIPO株、1000株が当たるとのこと。
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