京都ぎらい(井上章一)

京都嵯峨生まれで、現在宇治に住んでいる著者の、洛中在住者に対する怨嗟のお話。

京都生まれ、京都育ちとは、京都でも洛中と言われる、限られた地域生まれで、そこの育ちじゃないと駄目らしいです。 その洛中以外の地域は洛外で、そこの生まれ・育ちの人は京都生まれ・育ちを名乗る事はいかんと言う事です。

まあ、何れの地域でも、良く見られる、中華思想でありまして、此処熊本でも、熊本市内生まれの奴は熊本を名乗りますが、天草育ちの人間は、「お里は、どちら?」と聞かれた時には、決して「熊本」と言っては成りませぬ、「天草」と言いなさいと言う事ですね。
日本全国、中華思想の蔓延ですが、最近の事柄で、最も頭に来るのは、東京の奴らの中華思想と言うか。
東京、一極集中の弊害が、全てに見られます。
TVは東京の話ばかり、オリンピックしかり、豊洲の問題しかり、何でこうなった(?)
オリンピックは失敗に終われ!!豊洲は莫大な金を使って、結局移転中止になれ!!と期待。

さて、此の本の最終章に出てくる話は非常に面白かった。嵐山・嵯峨地域は、一時政治の中心であったと言う話。それは、南北時代の南朝人の居住地であったと言う話。大覚寺も、天竜寺も、そして嵯峨天皇や足利氏の話も、非常に面白かった。
何れ、再び訪れるであろう、京都・嵯峨・嵐山が、今から、楽しみに成りました。

だれが沖縄を殺すのか(ロバート・D・エルドリッジ)

DSC00349その内容は帯の文章がほぼ全て。

沖縄人民の自決?−沖縄独立論と言う虚妄。
真実を報道せず、感情論を煽りたてるー沖縄とメディア
民主主義を守れていないのはどちらだーあまりに悲しき不透明な政治
此れ以上普天間について嘘を言うなーいまこそ持続的で包括的な政策を
日米同盟と海兵隊が日本に欠かせない理由ー世界のために何をすべきか。

著者は、如何にも軍人らしい風貌(確かに在日米軍基地所属の軍人であった)ですが、その経歴をみるや、学者です。
話も、非常に理性的で、面白い。確かな事実に裏付けされた評論は、非常に理解しやすい。

しかし、沖縄の問題は、泥沼ですね。中々解決しそうにない。
アメリカの大統領が変わったので、少しは変化が見られるでしょうか?

此の本とは、全く関係のない、天草架橋、新しい1号橋の写真です。あと少しで完成。

ザ・コンサルタント

DSC00351昨日の土曜日に、TOHOシネマズ宇城で。

映画館迄の時間を、コーヒーやナッツ類やつまみ類を食べながらのドライブも、楽しみの一つですけど。
最近は、コンビニの食材が豊富で、非常に楽しめます。

さて、映画。

ADHDとか自閉症とかアスペルガー症候群とか言った、他者と上手に適当な距離感を持って付き合うと言う事の苦手な子供が、成長するに従い、特殊な能力に秀でて、活躍すると言うお話がスタートです。

小さい頃、自閉症であった兄弟(!!!此処が味噌)が、大きくなり、その内の一人、主人公ベン・アフレックは有能な会計士と成りました。しかし、彼には、会計士と言う表の顔に加え、裏でダーティーマニーを洗浄化したり、暴力団の資金の会計士を請け負ったり、時には殺人を犯すと言う影の部分が在りました。

全て、上手く行っていた、彼の日常が、ある仕事をきっかけに、少しづつほころび始めると言う・・・、そして遂に・・・と言う、これから後は、見てのお楽しみです。

今年、最初の映画は当たりでした。

見てる、知ってる、考えてる(中島芭旺)

子供の書いた文章が、えらく哲学的と言う事で評判に成った本。

未だ、10歳の子供が書いた本と言うか、散文と言うか。

満足に生活も出来ない子供が、どんなに哲学的な文章を書こうと、それをもてはやして、本を出版する大人の心性が疑われます。

私は、こう言う子供を育てようとは思わないし、自分自身が、こう言う子供に成るなんて、考えられない。

可愛げの無い子供。 まあ、どうでも良い事ですが。

バイオハザード・ザ・ファイナル

SAKUHIN013796_1昨日は仕事納め。

その仕事納めの午後に、TOHOシネマズ宇城で。3Dで。

もう、入りから、突然の化け物の出現で、結局、目的地に着いて、目的のウィールスをGETする迄の苦難の物語です。
人食い猪or狼(?)、人を襲うコンドル(?)、ゾンビ。加えて、今まで何回も見た、人切りレーザーとか、送風機越えとか、まあ、次々と、出るは出るはの難所越えの物語です。

3Dですから、確かに迫力は在りますが、あまりに繰り返しの難所で、少し辟易の感ありです。

今年は、映画を見た本数が、計6本。非常に少ない年でありました。あまり、印象に残るものが無かったのですが、強いて言えば・・・
   「ブラック・スキャンダル」  「Xミッション」(CG無しが凄い) 「ボーダーライン」位でしょうか。

来年に、期待しましょう。

猿の見る夢(桐野夏生)

DSC00327
昨日、文化の日の休日に読了。

猿の見る夢、此処が味噌と言う部分からの抜粋。

三猿「見ざる、聞かざる、言わざる」 で四猿も在りと、その四番目は「せざる」だそうです。で、此の猿は、自分の手を、自分の股間に置いていると言う事です。

三猿と言うのは、そもそも、孔子の教え「論語」に出てくる言葉が元。
事無かれ主義ではなく、「礼」無き事は「見ない、聞かない、言わない」己を律する教え。
礼無き事はしてはいけない。
「せざる」は、姦淫に対する欲望を戒めていると言う事。

「礼」
五常or五徳「仁、義、礼、智、信」の一つ「礼」
様々な行事の中で規定されている動作や言行、服装や道具等の総称。別の意味で、人間関係を円滑に進め、社会秩序(儒家にとっては身分制階級秩序)を維持する為の道徳的な規範を意味する。

と言った事が、語られます。此れが、味噌か。

原作者の弁「これまでで一番愛おしい男を書いた」ですと。そうかあ???

ジェイソン・ボーン

thL7H6LBA5昨日、TOHOシネマズ宇城で。

娘と家内と3人で。

流石に、初日と言う事でもあり、客の入りも多かった。 現在、シネコンは、地震の後で、休館中が多く、昨日は、熊本市内から来たと言う客もありました。

映画、それはもう期待に違わず。めちゃ面白かった。
トミー・リー・ジョーンズが悪役で、中々の悪人ぶりでありました。
助演の女優さんも、チョットエバ・グリーンに似た感じの細身の美人。
次回作でも出て来そうな感じのエンディングでした。
と言うか、次回作が有りそうな、そんな予感を抱かせる最後でした。

映画館で別れて、娘は熊本へ、私達は天草へ。帰りは大雨。
物凄い雨。こういうのを土砂降りと言うのでしょう。 どしゃぶりを変換したら「土砂降り」と成った。
どしゃぶりとは、そう言う意味であったか。いやー人生70年にして、新発見。

蜜と唾(盛田隆二)

DSC00112まあ、何とも品のないタイトルであります。

新聞の書評欄を見て、読んだ本でありますが、本当、どうでもいい様な小説でありました。

しかし、物語と言うのは、どうしても最後まで読んでしまいます。
途中で、放り出すのは、何か、敗北感と言うか、不満が残る。かといって、最後まで読んだ後も後悔が残ると言う・・。

やはり、読書は、選択が大事です。

人生を、思わせる、木の株。これを、じっくり眺めた方が、より人生観が深まる様な、そんな感じの写真でありますよ。

仮面病棟(知念実希人)

DSC00311先日の大阪行きの帰り、伊丹空港の売店で購入。

写真の様な帯の宣伝文句につられて購入。

早速、時間待ちの間に読み始めて、しかも、今日読了と言う、非常に長い時間を要した。
まあ、この間、他の雑誌を読んだり、学会雑誌を読んだりで、あっちこっちと乱読でありまして、遂に読了は今日と成りました。

作者が医者で、初めは、何かちゃちな話で、まあこんなもんかと言う印象でありましたが、最後のどんでん返しは、流石でした。

今日は、休日ですが、此の暑さは、只ものではありません。
こんな時は、クーラーの効いた部屋で、ゆっくり読書が最高ですね。

明日は、金曜で、再び仕事。

辛いなあー。

羊と鋼の森(宮下奈都)

DSC003082016年、本屋大賞の作品。

本屋大賞と言うのは、もう少し、面白い小説なのかなと思っていたのですが、何か芥川大賞の2番煎じ見たいな感じであります。 面白くなくもないが、退屈。

ピアノの調律師のお話が、延々と続きまして、まあ、最後は、多少恋愛小説の様な趣も加わり終了。
何とも、退屈と言うか、お宅っぽいと言うか、そんなお話でありました。
ピアノの中身を森の中に例えてのお話ですが、何か無理がある。
淡々と続く、調律師の仕事に関しての蘊蓄が、まあ、面白いと言えば、面白い。興味が無いと言えば、それまでの話。

本屋大賞と言うのは、こういう本が選ばれる賞でしたかね。チョット違うんではないかい。

昨日の晩は、本渡市の花火大会で、親子5人で出かけて来ました。
それにしても、花火の写真撮影は難しいです。何枚か撮影した中での、何とか使える1枚です。
プロフィール
TITI(管理人)
’47生まれ。団塊の世代。
趣味:映画、読書、ジョギングと仕事。
還暦を迎え、今後の人生如何に生くべきか・・沈思黙考中。
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