透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ

きれぎれの落書きと私信 by 雪虫の伝説

今はもう消息も途絶えてしまった。おそらく関東にお住まいの,もしかしたら大雨にみまわれているかも知れない友人・・ネットのともだち
ご無事ですか?お元気ですか?

ご無事をお祈りしています。

眼圧を調整する目薬を忘れていました。ちょっとした用事があったのです。昼食と夕食がまだなのです。「食事したのか」という友人の電話が遅すぎたのが悪い・・と決めつけて。これから食事をとりましょう。電話をくれる友人の存在はありがたいものです。

大急ぎで市内を大きく回ってきたのに。
しずかなもんだ。大雨の予想なんて被害の出そうな予報なんて外れた方がいいに決まっているけれど。それにしてもはずれすぎなのだ。DATAの使い方が間違っているよって私なら教える。
資料やDATAの見方や使い方がわかっていないのだ。DATAが情報が多すぎるのも困ったものなのだ。何かを選択するというのは,他のすべてを捨てることなのだ。すべての情報を見聞きするから,多くの人の意見を聞き入れてしまうから,完全に間違ってしまうのだ。

彼女は悪い人間ではないのだ。悪口でもない。どちらかというとイイヤツではある。ただ少し恵まれていないだけなのだ。
それだけは,言っておかなくては。どうでもいいことなのだけれど。

彼女も癌だった。けれど手術を受けたのは去年の暮れだった。もう傷口は完治している・・はずなのに。いまだ立ち上がらない。彼女は1週間から10日の予定で入院したのに・・だ。
よくしゃべる。彼女の話はひとつの物語が終わらないうちに,いつのまにか別の話に変わってしまっていて。そしてまた別の話へと流れる。いくつかの話は繰り返し何度も何度も出てくるのだ。私は聞き上手なので・・実は途中からもう話の中身は聴いていないので,彼女の顔を,そのよく動く目と唇を眺めているので・・
彼女は元気だ。とてもではないのだけれど。雨はなかなかやまない。

父は癌で亡くなった。あの頃,癌は不治の病だったのだ。その前年には友人が癌で亡くなっていた。若かった。私はその彼がベッドで坊主頭だったのを思い出した。
今の病院は大変明るいと思った。彼は先週癌の手術を受けた。もちろん癌と知って手術を受けたのだ。もうあと何日かで退院だという。自分の感覚では,癌はまだ不治の病だったから,その明るさに,彼の坊主頭に少なからず驚いてしまった。もちろんうれしい方の感激だった。彼は治ったのだ。治るのだ。
私の病状を心配して,エレベータまで見送ってくれた彼の姿は,やっぱり少し病人だったけれど。とてもとてもうれしかった。
今日も大粒の雨が降っていた。

布団につけばすぐに寝入ってしまうのだ。本を読もうと準備するのは日常だけれど。枕元には読もうとしている本は置かれているのだ。けれど,灯りを消さずに眠ってしまうことすらある。不眠症なんて縁のない話だ。
ただ,早くに目が覚めてしまうのも癖だ。うつらうつらなどできない。椅子にすわったままで眠ることはない。何を書こうとしたのか。本題に入る前に・・・。漠が呼んでいる。

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