足音をジャリジャリいわせながら、雪を踏んで歩く。ポタリポタリ、ときどきふわっと雪が舞っている。明日、眼がさめる頃には、この冬の祭りも終わってしまっているのだろう。ずっと昔、同じように雪を踏んで歩いたような気がした。そのとき,ながぐつを履いていたような気がする。この冬、雪だるまはつくれるだろうか。
タグ:雪
午前2時
雪が積もり始めていた。その絵は、雪が舞う・・というよりも、ただ淡々と落ちてくる雪たち。今朝もまだ寒い。夕方にかけて大雪らしい。ちょっとうれしい。ちょっとだ。
雪だるまマークがついています
鹿児島の天気予報です。土曜日です。小さいけれど雪だるまマークがついています。大山気象予報士も、雪になるかも知れません・・とちゃんと言っていました。きっと雪です。冷えています。もう冷えています。冬ですから雪が降らなければなりません。
必要な資料があったので車で出た。
フロントガラスに当たってくるのは雪だった。雪が舞い、フッと消える。何もないところに、手品のように雪たちが現れてわお〜んと踊って消える。美しい絵だ。雪が降れば、降って積もれば、決して車で出ることはない。私は運転が下手なのだ。恐がりなのだ。だから、昨日のような景色は、ほとんど見たことがない。もう豆まいたのに、どうしてこんなに寒いのだろう。着、さらに着。きさらぎ。よくいったものだ。清少納言は寒かったろうなぁ。こんなに寒ければ私は風流なんていってられない。だけど、だからこそ風流は我慢なのだと思う。そうだ。マナーも雅も我慢なのだ。
雪はどんどん
とうとうふたつ目のモンスターも飲み込んで、雪はまだ降っています。未明まで降り続くだろうとテレビは言ってます。市バスも市電も止まっています。明日は定期検診の日なのです。病院を3つ回ります。ふたつは歩いて行くしかありません。3つめの病院は、歩いてはたどり着けません。だからもう明日は諦めました。積もった雪の中を車で走る能力は私にはありません。まっしろな、どちらかというとうすいグレーの世界は、静かです。とても静かです。