「っあ!!」

 匠が胎内に、それも一番深いところに入り込んだのを感じる。下腹部が窮屈で苦しくてエクスタシーを迎えたときの様な甘い疼きとは程遠い痛みが拡がる。
 しかし、それもほんの僅かな時間で後から押し寄せてくる不思議な感覚に躰ごと意識までも包み込まれる。

「た、匠」
「紗季、愛してる」

 甘い囁きが媚薬を注がれているようで、二人の繋がる所からズクンと甘い刺激が伝わってくる。
 砂糖菓子の様に甘くて躰の中が不思議な程に蕩けて、もっと欲しいと未知なる感覚が芽生え始める。

「たくみ……っあ、変な……の」
「紗季はいつも変になるんだね」

 クスッと笑った匠がゆっくり腰を動かし始める。
 膣壁を擦っていく硬い肉の棒の感覚が細胞を通して伝わってくる。ドクンと脈打つ匠のモノがとても愛しくてもっと欲しくてキュンと下腹部が引き締まる。

「紗季、締め付けるな。俺がもたない」
「だって、匠のが熱くて大きくて」

 さっきまで両手で顔を覆っていた手は、シーツを握り締め、かなり力が入るのかシーツを引き寄せている。

「痛いか?」

 処女の紗季の中へ無理矢理捩じ込んだ匠としては、紗季に苦痛しか与えられないのは本意ではない。だから、ゆっくりゆっくりと紗季の躰を馴染ませながら抽出するつもりだった。
 なのに、紗季はそんな匠の気持ちなどお構いなく、

「匠がもっと欲しいの」

 瞳を潤ませながらおねだりをする紗季に「どこで、そんなのを覚えたんだ?」と、匠は嫉妬したくなる。

「だって、匠だから……」
「そんなに煽るな」

 シーツを握りしめる紗季の手の指を掴み、自分の首へ抱きつかせた匠は、紗季の頬を抱きしめながら紗季の膣内を探るように抽出を始める。

「匠、っあ、……もっと……もっと匠を感じたい」
「処女だった癖に厭らしい女だな。そんなに感じるのか?」

 奥深くへ叩きつけられその激しい突きに、紗季は脳天まで甘い刺激が一気に流れ込む。意識を奪われそうになるほど甘美な快感が次々に押し寄せ流されそうになるとギュウっと匠の首に抱きつく。

「紗季っ……っあ」

 無意識の内に抱きつく紗季の指がギュッと匠の肌に喰い付く。それが匠にも快感となって突き刺す肉棒に力を与える。

「たく……みっ、気持ちいい」