海外
いまから帰りまーす。

4ヶ月の世界一周の旅の最後は、香港のおかゆで締めくくりました。
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カレンは、サマースクールで一番最初に話をした友達で、

こうして旅の最後も一緒に過ごせて、とても幸せ。
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この5月に知り合ったとは思えないほど、古くからの友人のようです。

さぁー日本に帰ったら、ダイエットと節約と、なによりお仕事に、励みましょう!!
今回の旅の最終地、香港に来ております。

香港でも、今までと同じように弁護士事務所を訪問し、

今日は高等法院に行ってきました。
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高等法院(THE HIGH COURT)と言っても、日本の高裁とは違って、控訴審だけではなく、

重大な刑事事件等については第1審の裁判所としての役割も果たします。

香港の中心街は全てのビルがつながっていて、雨が降っていても濡れずに移動できます。

高等法院も、たくさんのショッピングモールのすぐそばにありました。

中国の裁判所ということで、厳重な荷物チェックなどあるのかなぁと勝手に想像しておりましたが、

なーんの荷物検査も身分調査もなく、すんなり裁判所の中に入ることができました。


本日は、4件ほど裁判を傍聴してきました。

担当裁判官によって、法廷で使われる言語が英語か中国語に分かれるので、

裁判官の名前をチェックして、英語の法廷を選択。

陪審員の選任手続きの場に立ち会ったり、本人訴訟を見学したり。

香港は1997年に返還されるまでイギリスの植民地でしたから、

司法制度もイギリスの影響を強く受けています。

弁護士も裁判官もロンドンの法廷と同じように、

白いかつらを被っている、という法廷がいくつかありました。

返還後50年間は、中国が一国二制度を認めているため、

香港での裁判の形式等は返還前と何も変わっていないということですが

2047年以降は、どのように変わるのか、わからないということでした。


私が香港に来た水曜日の朝まで、台風が猛威を振るっていたということで、

その名残か、ここ数日は雨が多いです。

ただそのおかげで、気温はかなり下がっていて、快適に過ごせております。
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友人からは、「日本は暑いよー。覚悟して帰ってきなよぉー」

との連絡を頻繁にもらっており、日本の残暑に耐えられるか少々不安ではありますが・・・

何はともあれ、この4か月弱に及ぶ旅が無事に終わることを願って、

お休みしまーす





 
だーいぶ更新してなくて、またキプロスかい!

という声が聞こえないでもありませんが

本日もキプロスのお話です。

キプロスの首都ニコシアに、グリーンラインという南北を隔てる境界線があることはご存知ですか?

私は恥ずかしながら、今回キプロスを訪れるまで知りませんでした。

キプロスはトルコの南の地中海上にある島ですが、ギリシャとトルコの中間に位置するため、

昔から両国ではキプロスをめぐって、争いが絶えなかったということです。

1974年にクーデター等があって、

以来北部は北キプロス・トルコ共和国、南はキプロス共和国となっております。

北キプロス・トルコ共和国は国際的にはトルコだけが承認する独立国家で、

南のキプロス共和国は国際連合加盟国ですが、

加盟国のうち、トルコだけが承認をしていないという状態です。 

国連軍が北と南の紛争を避けるために、緩衝地帯をニコシア内に設け、

その時に地図上にグリーンのマーカーで境界線をひいたため、

この緩衝地帯は今でもグリーンラインと呼ばれています。

今は、観光客であっても、パスポートを見せれば容易に北キプロスに入ることができます。

ブログなどを見ると、たくさんの日本人の方も訪れているようですが、

一応国際的には承認されていない国なので、何かトラブルがあった時に、

国際ルールが通用しない可能性があるから、入国はやめておいた方がいいとアドバイスをされ

その緩衝地帯まで行って参りました。
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夜中でも兵士が見張りをしていて、緩衝地帯はさながら戦場のようで、

そのそばで南側ではたくさんの若者がオープンカフェでお酒を飲み、楽しく談笑をしているのが

何とも不思議な光景でした。1964年から国連軍が駐留しているということですから、

彼らにとっては、当たり前の景色ということなのでしょうか。

何人かの弁護士やその友人などに、この分断について尋ねたところ、

皆異口同音に「統合は難しい」と言っていました。

内心は、統合はしてほしくない、とも。南はEUの中では現在経済的に苦しい立場に置かれている

とはいえ、北に比べれば満たされている環境であるため、統合され北の面倒をみるのはたまらない、

また若者にとっては、北は生まれた時から分断されていた国であるため、

統合に対する希望などはないということでした。
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年配の方たちは、分断される前を知っているし、自分たちが北部に住んでいたり、

知り合いが北部にいるということもあり、統合を願っている人が多いということです。

アジアにいると、北朝鮮と韓国の38度線の話はよく聞きますが、

キプロスにもこのような複雑な事情があるということは知りませんでした。



今年初めの経済危機以降、たくさんの外国人がキプロスを去ったという話も聞きました。

確かにニコシアの目抜き通りでも、テナントが入っていないビルがたくさんありました。

毎年5月から10月はほとんど雨が降らないということで、

農業もオリーブオイルやトマトなど一部の生産に限られているということ。
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だからこそ、観光や金融業が主要産業なのだなぁと納得。

キプロスはヨーロッパ人の避暑地、と思い込んでいましたが、

それは本当にごく一部のビーチサイドのみのお話で、

キプロス全体でいえば、経済的にも政治的にも複雑で困難な状況がありました。

行ってみないとわからないことってたくさんありますよね。改めて実感しました。



そうそう、キプロスと言えば、ハルミチーズ。

少しグリルして食べるハルミちゃんはとってもおいしい!!
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今まで食べたチーズの中で、一番好き!と断言できるほど美味でした








 
キプロスにやってきました。

ミラノからアテネ、キプロスと飛行機を乗り継いで、ラルナカに到着。

キプロスは青い海が特徴的なヨーロッパの人々の保養地と聞いていたのですが、

行けども行けども砂漠のような景色ばかり。

私はキプロスの首都のニコシアに滞在しているのですが、海辺とは大違いの景色ということです。

なので、いわゆるリゾート地キプロスはまだ見ておりません。



キプロスにも当事務所と一緒に仕事をしてくださっている弁護士事務所がありまして、

早速訪問してまいりました。

同じ案件を扱っている先生方だけではなく、

事務所の先生方皆さんが温かく歓待してくださって感動

事務所について5分もしないうちに、裁判所に連れていってくださいました。

キプロスには地裁と最高裁しかないんですって。

高裁と最高裁は一緒の意味だということでしたので、2審制なんですね。

地裁のビルは、その昔、イギリスの占領下におかれていたときにイギリス軍が使用していた

建物をそのまま使っているとのこと。床は板で、歩くとギシギシと音が鳴ります。

私が通っていた小学校を思い出しました。
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地裁には各弁護士事務所のポストがあって、裁判所からの連絡等はこのポストに入れられる

ということでした。全部で400以上の番号がふられていましたので、

この近辺でも400以上の弁護士事務所があるということですよね。

キプロス全体では、3000人くらいの弁護士がいるそうです。


その隣には立派なビルがあり、これが高裁兼最高裁。こちらは3年前に建てられたので真新しい!
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7,8月は完全休廷ということで、最高裁の中は見学できませんでした。

キプロスの経済情勢が不安定だということは、日本でもたびたび報道されていますから、

皆さんもご存じだと思います。

裁判所を建て替えたくても、

何もお金を生み出さない裁判所に対して、投資をする余裕はない!ということらしく、

国が立て替えてくれるのを待っていてもらちが明かないので、

弁護士が協力して建て替え資金を集めているとのことでした。


陪審制についても聞いたところ、

キプロスのような小さい島で陪審制を採用することは不可能とのお答え。

みーんな知り合いだから、ということです。

みんな知り合いのエピソードとして、非常に興味深かったエピソードを1つご紹介します。

キプロスでは、結婚式の招待客が2000人ー3000人が当たり前(((( ;゚д゚)))

通常でこの人数ですから、お金持ちの人や知り合いが多い人は5000人規模になるそうです。

通常の場合、ディナーを食べる人は500人くらいで、

あとの1500人はプレゼントやお祝い金を持参して、

「おめでとう!!」って言いに来るだけとのこと。

全員のあいさつが終わるのに3時間以上かかりますが、新郎新婦にとってはお祝い金を頂けるので

とても大切なしきたりなんですって(* ̄∇ ̄*)

また、隣の家の人はもちろん、その隣の隣の隣の・・・人まで、自宅に呼んでパーティーをするのが

日常茶飯事なので、近所に知らない人はいないとのこと。

この調子なので、友達の友達は皆友達で、どんどん知り合いが増えていくため、

余談なく被告人を裁くという陪審制をキプロスで実現するのは不可能とのことなのです。

また一つ、新しい文化に触れることができました



街を見ていると、全くと言っていいほど歩いている人を見かけません。
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とにかく暑いので、日中はみなさん外に出ないんですって。出る場合は必ず車。

車がなければキプロスでは生活できないよ、とのことです。

観光客にとっては、タクシーが必須ですが、流しのタクシーを捕まえることはまず不可能。

電話で呼んでも時間通りにはまず来ない(台数が少ないから)、かつカードは使えない、

という状況ですので、キプロスにお越しの皆様は、ご注意ください!!



明日は夜のフライトでタイに移動します。最後のヨーロッパです。さみしい・・・

フライトまで時間があるので、少しキプロス観光ができればなぁと思います






 
週末は、ミラノ在住の友人に誘われ、友人の別荘がある、

ミラノから電車で2時間弱のRezzagoという田舎町に行って参りました。
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おっと、その前にミラノに着いたら、必ず行く場所。ここ。
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クロワッサンの美味しいお店と、

先の友人が、私が初めてミラノを訪れた12年前に教えてくれたお店です。
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以来、ミラノに立ち寄る際は必ず訪れるお店です。


さてさて、Rezzagoです。日本でいえば軽井沢のような夏の避暑地です。

夏の間だけ村の人口が3倍になる!と友人が言ってました。

私の友人も平日はミラノ在住で、奥様のお母さまがこの村に住んでいるため、

週末にいつも訪れているんですって。

とっても静かで何もないところ。鳥のさえずりと、教会の鐘の音だけが、村中に響き渡る

そんな村です。

小さいころに憧れた、アルプスの少女ハイジの世界です
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昔ながらの水飲み場に、村の人が水汲みにやってきていました。
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こちらは、今は使われていませんが、昔は共同の洗濯場だったところ。
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レストランに行ったら、おじちゃんが

「今日はもう140枚以上焼いたよ!」と、せっせとpizzaを作っていました。
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言うまでもなく、美味です

これは友人お勧めの、ツナとオニオンのpizza
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日本を5月の初旬に旅立ってから、なぁーんにもしない、という日は一日もありませんでした。

そして、ここでは、なぁーんにもしませんでした。

お庭のチェアにゆらゆらしながら、ぼぉーっと山々を眺めて、

美味しいワインを飲んで、BBQを食べて、寝る。
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そうそう、友人が本当の香草焼きとはこうだ!と教えてくれました。

庭に生えているローズマリーをたっくさん炭の上において、その煙でお肉を焼くんですって。
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こちらも言うまでもなく、美味です

朝は、日の光と鳥のさえずりで目が覚める。


本当に贅沢な週末でした
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