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2004年02月21日

ネコエイズの問題と動物実験

帯広畜産大学と東京大学などのグループが、HIVとFIV(ネコエイズウイルス)の感染の仕方がよく似ていることを突き止めたという記事が、日経ほか数社の新聞に掲載されていた。ある新聞には、「今までサルによる動物実験の場合、人間に感染する可能性があるため解析が難しかったのだが、ネコの場合は人間に感染することがないため安全」といったことが書いてあった。

私は化粧品やその他必需品以外の開発において繰り広げられている動物実験には強く反対している。化粧品の価値が、動物たちの命の価値より高いとは思えないからだ。ただ、医療に関しての実験に対しては、微妙にそう断言できない自分がいる。人間にも、動物同様生きたいという生存本能がある。しかし、人間が生き延びるために動物の命を勝手に奪ってよいのか、しかも苦しめて殺すことに対しての道徳意識、倫理意識について悩まされる。もし、この動物実験によって、非常にたくさんの人類が救われるとしたら、それはどうなんだろう。代替実験がないとしたら、今病気で苦しんでいる人の気持ちを考えると複雑な気持ちになる。動物実験によって、命が助かる方法が見つかるかもしれないという希望があった場合、その人に対して、動物実験はすべきでないと面と向かって言えるか自信がないのだ。

しかし、それとは別に、こういった動物実験の結果が、結局は人間の生体に適用されるケースは少ないという説や、これらの実験が高性能コンピュータによるシミュレーションなどで代替可能であるという説が出てきた。(詳しくは、Java や、Help Animals などの動物愛護団体のサイトなどを参考にしてもらいたい。)もし、それが本当だとすると、動物実験をする意味は全くなくなることになる。動物実験の現場を見たことがあるだろうか。それはそれは過酷で残酷なものだ。何しろ、生きている動物にメスを入れ、薬品や毒を注入して死ぬまでの様子を見たりするのだから。もし可能であれば、こういった残虐極まりない行為をしなくてもよい世の中になって欲しいと思う。

我が家のネコは現在4匹。交通事故で死に掛けていた子猫、骨折していて、病院に保護されたまではよかったものの、引き取り手がいないままでは手術できないという理由で医師から保健所に連れて行かれそうになっていたノラ猫(これは何度病院名を出そうと思ったことか)、知人の知人宅でひどい虐待を受け続けていた子猫、元飼い猫らしく、弁当屋にいついてしまって保健所行き確定だった子猫。今は皆元気にしている。

このテーマについては、折を見てまた触れていきたい。

yukiok3 at 01:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2004年02月15日

ちょこ発情する

最近やたら甘えてくるのでそうかな、と思っていたが、ついにやってきた発情期。
この子を保護してから大体8ヶ月くらい、推定月例10ヶ月なのでちょっと遅め。今日が一日目なので、あとしばらくして落ち着いてきたら避妊手術に連れて行く予定。
そういえば今回は引っ越してきたのでこの区の補助金制度を調べていなかった。
Natural Life Lover さんのページ にある東京の補助金リストを見ると、23区で補助金を支給しているところは11で半数弱。ペットである場合に適用もあれば、ペットじゃない場合に適用のケースもあったり、これは区によってまちまち。適用されているところは一部高額なところ(港区、千代田区)があるが、大体 5,000円程度のようだ(雌猫)。


yukiok3 at 00:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)