その日、私は名古屋のあるビジネスホテルにいました。
明日は枇杷島のスポーツセンターで剣道七段の審査を
受けるために栃木県から来ました。この名古屋は私にとって何回目の来訪か?覚えていません。それほど
私はこの名古屋を訪れています。ホテルに着いたのは、午後2時ごろです。なかなか良いホテルだったので
気に入りました。することもなく狭いホテルの一室で、剣道の形の稽古をすることにしました。幸い縦に長い
部屋だったので好都合でしたが、木刀を使うことは出来ません、私は壁に掛かっている長い靴べらをとり、
一人形の稽古を始めました。何度も何度も繰り返して練習しました。この事があとでとても役に立ちました。
私は午後の部の審査だったので、当日来ても間に合いましたが、たまたま連休だったので前日泊まりました。
今まで午前中の審査をあまり見ることがありませんでしたが、若い七段の受験者の審査を見学することにしました。
どんな人が合格するのだろうと思い、自分の午後の審査会場の合否を見ることにしました。見ているとある事に
気が付きました。一歩入って面を打っている人とその場から面を打つ人がいて様々でし.た。私はそこに着目して
自分なりに合否を付けて見ました。やはり、一歩入って打っている人が合格しています。攻めとは大切なことだと
思いました。それと数日前にある七段の先生から言われたことを思い出しました。わたしの良いところについて
です。私は人一倍、気合いが大きいことです。ところが、七段を受け始めるころ、気合いについて、あまり甲高い
声だったので、不評を受けてから、太い声にこだわり大きな気合いが出せなくなってしまいました。数日まえに
先生から以前の気合いを何故ださないと言われて、甲高い声でもおおきな気合いを出すことにしました。
この2点が私の合格につながったと思います。些細なことですが、審査を受けられている先生に参考になればと
書いて見ました。
9月12