2009年05月

2009年05月31日

「消されたヘッドライン」TOHOシネマズ梅田4

ネタ切れのハリウッドは今回はイギリスのBBCのドラマ「ステート・オブ・プレイ陰謀の構図」を映画化しました。TVでは6回シリーズで6時間だったのを2時間にしましたが、評判通り面白かったです。


あらすじ


消されたワシントンD.C.でふたつの事件が相次いで起こります。ひとつはドラッグ中毒の少年が射殺された事件。もうひとつは、連邦議会議員スティーヴン・コリンズ(ベン・アフレック)のもとで働く女性職員ソニア・ベーカーが出勤途中の地下鉄で突然死亡したこと。コリンズはその悲報を聞き大勢のマスコミの前で、泣いてしまうという醜態をさらしてしまいます。コリンズとソニアとの関係をマスコミは大々的に報道。新聞社に勤めるカル(ラッセル・クロウ)は敏腕記者だが、コリンズと大学時代からの親友です。コリンズはこっそりカルのもとを訪ね、自分に朝に送られたソニアからの電話からソニアが自殺するはずがないと主張します。コリンズは国防総省の一部民営化に関する公聴会の委員長を務め、その業務の受託をめざす軍事企業ポイント・コープ社と激しく対立していたのです。そしてカルはソニアの死はポイント・コープ社の陰謀ではないかと推測します。カルは若手女性記者デラ(レイチェル・マクアダムス)と組み取材を続けます。


最初から事件がどんどん進みだします。スコットランド出身のケヴィン・マクドナルド監督はドキュメンタリー出身で「ラストキング・オブ・スコットランド」を撮った人です。非常に展開が早く、どんどんと事実が明らかになってきます。決して観客を置いてきぼりにしない展開で、私の頭の中で「果たして真実は?黒幕は?」とカルと一緒に捜査に参加する事が出来ます。カルを演じたラッセル・クロウがチョットだらしなくってお腹もでているベテラン記者を見事に演じています。直前まで実は新聞記者役はブラッド・ピットでブラッド・ピットが出演するならとエドワード・ノートンも出演するはずだったとか。ブラッド・ピットは脚本が変わりすぎという事で出演を断ったらしいです。「消されたヘッドライン」を見る限り、胡散臭い印象を与えベテランの記者役はラッセル・クロウでよかった気がします。ブラッド・ピットが出たら女性記者のデラとキスのひとつくらいしそうですね。まさしく狙った獲物は離さない「ブン屋」って言葉がピッタリのカルの活躍に最後まで拍手喝采したいくらいでした。ただし、最後のドンデン返しは、意外すぎてどちらかと言えば、「うそ!」・・・・最初のスクープでいいじゃん!と言いたかったです。


ところで、カルの台詞「新聞は事件をいくらでも歪めて伝えられるんだ」という言葉は、今の日本の新聞にもいえますし、真実を暴こうとする新聞記者が一体どれくらいいるのだろう?なんて考えました。このBBCのTVシリース傑作との呼び声が高いらしいですが、ぜひ見たいです。このTVシリーズにジェームズ・マカヴォイが出演しているらしいです。ますます見たい!



yukipy1954 at 22:29|PermalinkComments(2)TrackBack(1)mixiチェック 英米映画 | カ行の映画