2011年03月

2011年03月26日

「ザ・ファイター」梅田ガーデンシネマ3

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今日から公開の「ザ・ファイター」。アカデミー賞の助演男優賞と助演女優賞をW受賞した実話に基づく話です。

貧しい町マサツーセッツ州ローウェルでディッキー(クリスチャン・ベール)は伝説のボクサーで英雄だった。一方、異父弟のミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)は過保護の母親アリス(メリッサ・レオ)がマネージャーとしてもってくる不利なボクシングの試合で負けてばかり。町の酒場で働くシャーリーン(エイミー・アダムス)と付き合いだしてから、母親と兄のもとから離れようとする。デッキーは刑務所に入り、母親からはなれたミッキーは勝ち続け、世界タイトルマッチでロンドンまで行きますが。

実話でなかったら、「嘘」かなと思ってしまう強烈な家族。何度も結婚してごろごろ子供を持つ母親は超ミニスカートをはき、煙草をスパスパ、息子のミッキーの事を今でも支配下におく相当な女性。母親はともかく7人の姉妹が凄い。最初、近所の娘たちかと思ったくらい。シャーリーンの家に乗り込む様は強烈。ミッキーのためというよりひたすらミッキーに寄りかかっている。兄のディッキーの切れ具合が痛々しい。いつも薬でらりっているし、これまた弟の足を引っ張る。こんな家族でも離れられないミッキーは信じられないくらいいい人。なんでこんな家族に引っ張り回されるのか!いくらなんでも、理解に苦しむ家族だった。でも、家族ってそういうものかもしれない。
アカデミー賞をとったクリスチャン・ベールはまさしく怪演。どの映画でも、主役をしても常に相手役に食われ続けた彼がついに、助演でアカデミー賞をとりました。体重を落とし、歯並びまでかえ髪まで抜いた彼の演技は私からしたら、気持ち悪いくらいの熱演。メイッサ・レオは嫌らしい母親役をまたまた大熱演。「フローズン・リバー」の時とは別人かと思いました。
家族の話ばかりしましたが、ファイトシーンは見応えがあります。特に最後のタイトルマッチ戦は、実際にプロのボクサーが戦っているのかと思ったくらい。最近こういう打ちあいの試合を見ないなあと迫力に釘付けです。最近見た、日本のボクシング映画とエライ違いです。
サクセスストーリーでありながら、なんだかすっきりしない映画。だって出演者全員ホワイトクラッシュ。人生で何もなしえなかった人ばかり。でも、
ミッキーが皆の夢をかなえたのです。拳で。
ところで、私は最近数カ月ジムでプロのキックバクサーからボクシングを習ってます。で、ちょっとわかりますが、ボクシングって体重の差って物凄い大きいのです。だから最初ミッキーが9Kgも重いボクサーと試合をやらされるシーンを見て納得です。まさか、自分がミットにバシンとパンチを打ち込んで、ストレス発散させるとは思いませんでした。特にフックが大好き!




yukipy1954 at 22:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0)mixiチェック 英米映画 | サ行の映画