2014年03月

2014年03月22日

「それでも夜は明ける」5

CCF20140322_00000本年度アカデミー作品賞受賞作。
アカデミー賞はこの作品しかありえなかったと思える作品です。見て良かった・・・でえも、2度と見たくない作品です。

ソロモン・ノーサップが南北戦争勃発の8年前に体験記「12Years a Slave」を映画化したものです。

ソロモン・ノーサップ(キウェテル・イジョフォー)はバイオリニストとして、。ニューヨーク洲サラトガで自由黒人として妻と子供たちと生活していた。しかし、二人組の興行主にワシントンでのショーに出て欲しいと言われてワシントンに行くが、そこで騙され自由証明書を奪われてしまう。彼はニューオーリンズに連れて行かれ奴隷として売られてしまう。彼は名前もプラットとされ、12年の奴隷生活が始まる。字が書け教養がある事を隠し生活し続けます。


悲惨・・・目を覆う場面もかなりの場面があります。
こんなにおぞましい出来事があるのかと驚きます。それも、南部の白人たちにとって当たり前の日常なのです。奴隷は彼らにとって家畜みたいなものなのでしょうか?
この負の歴史をここまで赤裸々に撮れるのはアフリカ系イギリス人のスティーブ・マックィーン監督です。イギリス人だからここまで踏み込めたのではないのでしょうか。
奴隷制度を描きながら、人間の弱さを多く描かれます。白人の農場主たちも、残酷とか言う前に、弱いという気がしました。最後のソロモン・ノーサップが身分が証明され解放される部分でも、そこにソロモンの弱さも感じられました。ただ頭を使い、必死に生き抜く主人公の姿には、あきらめない強さ、頭の良さが光り、胸を打たれます。
人権って今はどうなのだろうと考えます。
世界の中で、人権が無視されている国がまだたくさんあります。
その国の「それでも夜は明ける」ことはあるのでしょうか?


yukipy1954 at 22:27|PermalinkComments(4)TrackBack(1) 英米映画 | サ行の映画