2005年12月10日
「SAYURI」
本日遂にチャン・ツィイー主演の「SAYURI」公開です。ジャパン・プレミアの華やかな様子をテレビで見て、絶対見たい!!と思いました。日本の芸者の役を彼女がどう演じるか興味深深、あと渡辺謙さん、一体どこまでハリウッドスターになっているのか?を確かめたかったです。
あらすじ
貧しい漁村に生まれた少女千代は9歳の時、花街の置屋に売られます。そこには、同じ境遇の少女おカボもいました。置屋のおかあさん(桃井かおり)と売れっ子芸者初桃(コン・リー)の激しいいじめに逢います。千代は一緒に売られて、その後女郎部屋にいる姉佐津と逃げようとしてつかまり、芸者のお稽古にも通わせてもろえない下働きの娘にさせられます。しかし、橋の上で泣いている千代にやさしく声をかけハンカチとこづかいを渡していった紳士(渡辺謙)会長さんと呼ばれる人に憧れをいだきます。会長さんに会うために、芸者になりたいと願う千代に15歳のとき転機が訪れます。”芸者の中の芸者”と呼ばれる豆葉(ミシェル・ヨー)が千代を妹芸者として育てたいと申し出たのだ。やがて芸者さゆりとして花開き、男たちの注目をあつめる存在になります。彼女は会長さんに会いたい!その一心で芸者として頑張りますが、会長さんが大阪にある岩村電器の創業者である事を知ります。しかし、会長のビジネス・パートナーの延さん(役所広司)がさゆりに魅了されます。その上、初桃が罠をしかけてくるし、同じ置屋のおカボ(工藤夕貴)とも争わなくてはならなくなるのです。やがて、戦争がはじまり、又過酷な運命が彼女を呑み込んでゆきます。さゆりの願いはただひとつ、一分一秒でもいいから会長さんのそばにいたい・・・だけなのですが・・・
さゆりって日本の芸者の役なのに、中国人のチャン・ツィイーが演じるって・・・と最初思ってたのですが、彼女以外に考えられる主役の日本人の女優っていないなあと言うのが、感想。素朴、清楚、なのに妖艶・・・美しさがますますパワーアップしてきました。「ラッッシュアワー2」の時ほとんど映画が話せなかったのに、今や記者会見も英語でこなしてましたよね。あと渡辺謙さん素敵です。さゆりを包み込むやさしさが画面からこぼれ出てました。英語を話す声がいい!「バットマンビギンズ」はチョイ役だったけど、今回は謙さんの魅力があふれ出てます。日本人が見たら、芸者の踊りってああじゃないじゃんとか、いろいろ突っ込みどころはありますし、第一チョット長いよね。途中でタルーークなりました。勢い込んで見に行って、かすかにウウウと思いました。これだけの大スター使った割にはすかされた感じ。最後の終わり方が非常に中途半端でがっくりでした。
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この記事へのコメント
私も最終的な感想は、ガックリでした。
なんか全てが中途半端に思えて・・・。言葉とか・・・。
無駄に長かったような感じでした。
う・・・期待しすぎだったかな?