「2008年 YUKKOのベスト映画」「ウェスティンホテル ステラマリスでランチ」

2009年01月10日

「チェ 28歳の革命」TOHOシネマズ梅田4

チェ・ゲバラの一生を描く2部作の最初の作品。私は実は試写会で5日に見る予定がインフルエンザA型で断念。今日初日に見ました。新年そうそう、インフルエンザで寝込むなんて、先が思いやられます。

あらすじ

28歳

1955年、中南米諸国を旅して、国民の窮状を目にしてきたアルゼンチン人の青年医師エルネスト・チェ・ゲバラ(ベネチア・デル・トロ)はメキシコでキューバの反体制活動家フィデル・カストロと出会います。親米のバティスタ独裁政権の圧制からキューバを救おうと決起します。エルネストとフィデルは82名の仲間とともに上陸。しかし、政府軍の激しい攻撃を受けわずか12名しか生き残らなかったのです。チェはゲバラから司令官に任命され、キューバ第2の都市サンタクララへの進攻を始めます。

重厚なそして、美しい映画です。チェ・ゲバラの素晴らしい国連での演説、人々に対する愛情溢れる姿を見ると、あまりの美しさ、気高さに心打たれました。自分のゲバラに対する知識力のなさに、かなり見ながら恥ずかしかったです。1964年国連総会で演説するシーンが戦いのシーンのところどころで、カットバックで挿入されています。強者に対して1歩も引かないチェの姿がはっきりわかります。この映画は、静に淡々とチェの姿を描いています。「英雄視」はしていません。でも、見ていながら、彼の崇高な姿が段々とわかってきます。

次回作は多分涙が出るのでしょうね。楽しみです。2009年1作目の映画となりましたが、気高い精神に触れ、物が溢れる日本の現状・そして不満たらたら言う自分が実に恥ずかしかったです。



yukipy1954 at 23:27│Comments(4)TrackBack(1) 英米映画 | タ行の映画

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1. 『チェ 28歳の革命』  [ めでぃあみっくす ]   2009年01月11日 15:55
エルネスト・チェ・ゲバラ。医師であり、革命家であり、軍人であり、善き師であり、そして愛の伝道者でもある男。そしてこの作品はそんな偉大な一人の男を描いた崇高な映画であるように思えるほど、素晴らしいものでした。正直チェ・ゲバラについて勉強しておくか、もしくは....

この記事へのコメント

1. Posted by あおびょうたん   2009年01月11日 12:04
私も初日に見ました。あなたと同じ感想です。
ぜんそくに苦しみながら、行軍して行く姿と成功するまでの苦闘試練の数々引き込まれて見ました。
2. Posted by にゃむばなな   2009年01月11日 16:01
こんにちわ。
今年もよろしくお願いします。

年の始めからインフルエンザとは…お体には気をつけてくださいね。

チェ・ゲバラという人物をカリスマという一言では表現しきれないという監督の思いが伝わってくる映画でした。
早く続編が見たいです!
3. Posted by YUKKO   2009年01月11日 21:49
あおびょうたんさん、はじめまして、今後ともよろしくお願いします。
本当に気高き精神に触れた想いがします。
4. Posted by YUKKO   2009年01月11日 21:55
にゃむばななさん、今年もよろしくです。
続編は早く見たいです。
それにしても、精神も姿も美しかったです。

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