2010年10月02日
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」敷島シネポップ
「ミレニアム2 火と戯れる女」を見てから気になっていた完結編です。想像できる最後でしたが、権力に対するリスベットの復讐が快感です。どこまでも、彼女を葬り去ろうとする過去の権力者たち。その過去の権力者たちもいまや老人となり病気のものもいます。それでも、彼女とミカエルたちを何とかして葬り去ろうとするおぞましい男たち。特に医師のテレポリアン!こいつは一番許せない男です。最後の末路はざまあみろ!です。
なぜ彼女は12歳で精神病院に入れられなければならなかったかが、明らかになります。この「ミレニアム3」は「ミレニアム2」から続きます。彼女の父親がスウェーデンの暗部にかかわるからなのです。
彼女がなぜ復讐のエネルギーを小柄な体に秘めているのかが、この結末ではっきりとします。
パソコンと知性で巨大な悪と対峙したリスベットたち。この誰にも負けない不屈な魂が実に気持ち良かったです。最高!
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1. 『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 [ こねたみっくす ] 2010年10月07日 17:15
パンクな孤高の騎士に寄り添う様々な分野の騎士たち。そして最後の一手が揃った時に起こる法廷での大逆転劇。
リスベットの勝利と前2作で散りばめられた様々な伏線が回収されたことで味わえる爽快感がたまらないクライマックスと最後に見せるリスベットとミカエルの距離に....
この記事へのコメント
1. Posted by にゃむばなな 2010年10月07日 17:15
ミカエルたちの活躍を描きつつも、最後はリスベットと同じハッカーの疫病神が得た証拠で「詰み」となるあの面白さ。
いや〜本当に気持ちよかったです。
いや〜本当に気持ちよかったです。
2. Posted by YUKKO 2010年10月08日 00:38
にゃむばななさん、久しぶりに堪能した映画でした。リスベットは強かったけれど、彼女を助けた回りの人がいなければ、勝利はなかったです。